鶏肉を大量に購入して、冷凍保存をした経験ってありませんか?
水分量の多い鶏肉は、牛肉や豚肉よりも傷みやすく、長期の保存にはむきません。
でも、適切な方法で冷凍をしてあげれば、数週間保存することが可能となります。
ほかのお肉よりも安価に手にはいるので、たくさん買って冷凍しておけば、お財布にもうれしいこと間違いなしですよね(^^)
では、どうしたら上手に冷凍保存できるのでしょうか?
鶏肉の正しい冷凍方法 解凍方法
まずは、鶏肉の基本的な冷凍保存の仕方についておさらいしてみましょう。
鶏肉の冷凍方法
鶏肉を冷凍するメリットは、なんといっても長期の保存が可能となるということです。
冷蔵庫では1~3日が消費期限とされていますが、冷凍保存を活用すれば、一週間以上の保存が可能となります。
まずお肉を冷凍する場合、鶏肉でも豚肉でも牛肉でも、直接手で触ることはやめましょう。
菜箸(さいばし)やトングを使って、お肉に触らないように処理をしてください。
鶏肉冷凍の手順をご紹介します。
②一枚ずつラップでびっちりとつつみます。
③フリーザーバッグにいれて、なるべく空気をぬいて冷凍庫にいれましょう。
そのまま冷凍しても良いですし、一口大にカットして、下味をつけて冷凍しておけば、
そのまま解凍してすぐに調理ができるので、とっても時短になりますね(^^)
冷凍した鶏肉の解凍方法
では、美味しく食べるためには、どう解凍したら良いのでしょうか?
一番オススメなのは、冷蔵庫でゆっくりと解凍してあげる方法です。
鶏肉をつかう前日の夜に冷凍庫からだして、冷蔵庫に移動させておきましょう。
翌日調理するときには、しっかり解凍されています。
この解凍方法は、冷蔵庫で低温でゆっくり解凍することで、ドリップを最小限におさえることができますよ!
早く解凍したい場合は、氷水をつかった解凍方法が良いでしょう。
同じような解凍方法で、水を流して解凍する流水解凍もありますが、氷水をつかったほうが水の節約にもなりますね。
ボウルに氷水をいれて、そこに直接フリーザーバッグをいれましょう。
冷蔵庫にいれるよりも早く解凍することが可能ですよ。
電子レンジで解凍するという方法は、緊急の最後の手段と思ってください(><)
電子レンジでは、解凍にムラがでたり、加熱をしすぎてしまうことがありますので、あまりオススメできない方法です。
鶏肉を真空パックした場合の賞味期限は?安心して食べる為のポイントは?
鶏肉を保存する場合、自宅で真空パックで保存するご家庭もあると思います。
真空パックって、普通よりも長期保存ができるイメージがありますよね。
実際はどうなのでしょうか??
自宅で真空パック保存をした場合、市販の真空パックのように、パックする前に減菌処理をおこない、無菌に近い状態には中々できませんよね(><)
また、業務用のものとは違いますので完全な真空ではなく、「真空に近い状態」なので、菌が残っていると増殖してしまう可能性があります。
そのようなことから、賞味期限が長くなる!と安心せずに、「通常の賞味期限の1・5倍から2倍程度賞味期限がのびる程度」と考えておいた方がよさそうですね。
でも真空パックをした場合でも、さらにそれを冷凍保存することで、さらに安心して食べることが可能になります。
真空パック×冷凍保存の組み合わせが、安心して食べられるポイントになりますよ。
鶏肉を塩麹で保存した場合どのくらい保存できるの?
鶏肉の美味しい保存方法としてオススメなのが、塩麹(しおこうじ)につけて保存する方法です。
鶏肉は、塩麹につけることで、ぱさつき感がなくなり、料理に使うととってもジューシーで美味しくなるんです!!
しかも、塩麹につけた鶏肉は、通常のものよりも保存性がたかくなり、日持ちするようになります。
通常であれば1~3日しかもたない鶏肉が、塩麹につけることで1週間ほど日持ちするようになります。
真空パック時と同じで、塩麹につけたものを、さらに冷凍保存することで、さらなる長期の保存が可能となります。
簡単な冷凍保存の方法をご紹介します。
②フリーザーバックに塩?をいれて、鶏肉を加えて、よくもみこみます。
③空気をぬきながらジッパーをしめて、平らにならして冷凍庫にいれましょう。
これで冷凍保存のできあがりです!
これを解凍したものを、からあげにしたり、クリーム煮にしたりと、レシピは様々です(^^)
この冷凍保存の状態で3週間は日持ちしますので、大量に鶏肉を買ったときには是非試してみてくださいね!
冷凍した鶏肉の賞味期限まとめ
冷凍した鶏肉の賞味期限について見てきました。
我が家もよく鶏肉を沢山買って、せっせと冷凍保存しています。
安くておいしいお肉なので、我が家では他のお肉よりも食卓にのぼる率が高いです(^^)
しっかりと上手に保存をして、美味しい鶏肉料理を楽しみましょうね!