みなさん、家で天ぷらをするとき、何に衣をつけて揚げますか?好きな具材はなんでしょうか?
私が好きなのは、
- サツマイモの天ぷら
- かぼちゃの天ぷら
- 紅生姜のてんぷら
- いんげんの天ぷら
と、お野菜が中心ですが、どんな具材でも天ぷらにすると、どうしてこんなにも美味しくなっちゃうのかしら♪
そんな美味しい天ぷらですが、気になることが1つあります。それは、天ぷらを作ったあとに、衣が余っちゃう問題です。余った天ぷらの衣ってどうしてますか?ほとんどの方が、捨ててしまっているのではないでしょうか?でも、なんだかもったいないですよね。
- 天ぷらで余った衣って保存はできるの?
- その余った天ぷらの衣!捨てる前にリメイクして使い切ってみませんか?
天ぷらで使う衣って作りすぎたら保存は可能?
天ぷらの衣って、保存すること。日もちさせることは可能なのでしょうか?
天ぷらで衣を作る時には、生卵を使用することもあると思います。
小麦粉と水だけで天ぷらの衣を作ったとしても、それでも1日ぐらいは日もちするかもしれません。
でもそこに、卵(卵黄)を入れてしまうと、半日程度しか持たないでしょう。
それ以外にも、卵の粉をもともと含んでいる、市販のた天ぷら粉などについても同様です。
生の食材をつけたあとなので
加熱して調理するものになるので、食べられないことはありません。
でも生のお魚や、生の野菜をその衣につけてあげると思います。
そのときに、生の魚や野菜によって雑菌が入り込んでしまっていることも考えられますよね
なのでやっぱり清潔とは言えず、やめて置いた方がいいでしょう。
天ぷらの出来が違ってくる
そんな雑菌よりも、別の理由で「保存しない方がいい理由」があります。それは、作りたての天ぷらの衣で作る天ぷらと、半日以上冷蔵庫で保存した天ぷらの衣で作った天ぷらでは、出来上がりが全く違うという理由からです。
天ぷらの衣を作る時には、まず冷水を使いますよね。このことで小麦粉と水が練られるときにできてしまう「グルテン」をできにくくします。グルテンは、温度が高い時にできやすいからです。
このグルテンは、時間が経つにつれて増加し、グルテン特有の粘りと弾力が出て、天ぷらのサクッとした食感が失われてしまうのです。
ですから、1日置いた天ぷら粉で天ぷらを作ると、まるでゴムのような弾力のある食感になってしまって、「サクッ」とした天ぷらには揚がらないんですね。
なので、保存するのに向かないことや、天ぷらの美味しさが失われてしまうなどの理由から、できる限り天ぷらの衣については使い切ることをおすすめします。
天ぷらの衣を捨てずに使い切るリメイクレシピ
天ぷらを作って、天ぷらの衣が少し余ってしまった。
そんなときには、天ぷらの衣を捨ててしまうのはもったいないです!無駄なく使い切りましょう。
王道のリメイク 天かすにする
天かすにしておけばお好み焼きやそば、うどんにも使い道は多いですよね。
作り方はとっても簡単です。
油の中に衣を入れて、箸などを使いながら衣を散らばるように入れて揚げるだけ。
入れ方やたらし方次第で、お好みの大きさの天かすが作れちゃいますよ。
味噌汁に入れて団子汁
残った天ぷらの衣は、お味噌汁に入れて「団子汁」にリメイクできますよ。
<作り方>
天ぷらの衣のままでは、ちょっと緩いので、残った天ぷらの衣の中に小麦粉を足してやりましょう。
そして、よくコネコネした後に、あらかじめ作っておいたお味噌汁に適量の大きさで投入しましょう。あとは煮えるのを待つだけです。
味噌汁の中の具材達と、味噌汁の味が絡み合ってとっても美味しいですよ。
残った天ぷら粉を増やしてドーナツ
残った天ぷらの衣を使って、なんとまさかの「ドーナツ」を作ってしまいませんか?
<作り方>
およそ150gの小麦粉を別のビニール袋に入れて計っておきます。その中に
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 砂糖 30g程度
そして、その袋を空気で膨らまないように口を閉じて、振って混ぜます。
砂糖などの塊があれば、握って潰すようにしてくださいね。
袋の中身を混ぜ終わったら、天ぷらの衣の液に、袋に入った粉類を入れてお箸で切るように混ぜます。
その後、20~30ccの牛乳を入れ再び混ぜます。
天ぷらの衣の液に粉が十分に混ざりあったら、スプーンで一口サイズにすくって、弱火で油の中でゆっくり揚げましょう。
こんがりと揚げ色がつくまで揚げたのち、取り出して砂糖をまんべんなくまぶせば美味しい一口ドーナツの出来上がりです。
我が家の子供たちには、天ぷらよりも、このドーナツの方が好評だったりしますよ^^;
天ぷらの衣の余りって保存できるの?のまとめ
「天ぷらで使う衣って作りすぎたら保存は可能?」
「天ぷらの衣を使い切るリメイクレシピ」
について取り上げてきましたが、いかがでしたか?
天ぷらの衣って、長期保存すると美味しくなくなっちゃうんですね。
それに、衛生的にもあまり良くないことが分かりました。
これからは、天ぷらは衣を使い切ることを念頭において天ぷらを作らないとですね!
それでも、天ぷらの衣が余ってしまう時には、捨ててしまわずに、ご紹介したレシピを使って使い切るようにしてみてはいかがでしょう?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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