紫外線や、強烈な日差しが気になるこれからの季節。大人はもちろん、子供にも帽子が必需品になってきますよね。
暑くなる夏のお出かけは、気をつけないと熱中症などの危険もあるし、冬場だって寒さが気になり、子どもにも帽子はかぶらせたいところです。
でも、帽子が苦手で子供がかぶるのを嫌がってしまい「もう!うんざり!!」なんて経験、ママさんの中には少なくないでしょう。
1歳前後から帽子を嫌がる子どもが出てきて
- 帽子を嫌がってかぶってくれない
- 無理やりかぶせてもすぐ脱いでしまう
この繰り返し。それまで「帽子をかぶる習慣」っていうものがなかった赤ちゃんにとって、帽子を被るということは「なんだか違和感のある物体を頭に乗せられた」体験に過ぎません。
そこで今回は、嫌がる子どもに帽子をかぶらせる方法やちょっとしたコツをお伝えするとともに、それでも嫌がる場合についてのとっておきの秘訣もご紹介したいと思います
帽子を子供にかぶらせる3つのコツは?
帽子をかぶらせるコツは、とにかく!帽子をかぶることを習慣にすることが大切です。
そのためオススメな「子供に帽子をかぶることを習慣つけさせる3つのコツ」をご紹介していきますね。
1.子供をつにかくほめまくる
子供が帽子を少しでもかぶることができたら、おおげさなくらい褒めましょう。大人もそうですが、子供も褒められるのが大好きです。
- 「お帽子、すっごくかわいいよ、かっこいいよ」
- 「きっとパパもほめてくれるよ」
せっかくかぶってしまった帽子を、子供がすぐに取ってしまっても気にしないで。少しずつ慣らしてあげて、ちょっとすつ時間をのばしていけるように頑張ってください。
大好きなママにはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、知らない方に褒めて貰うのも効果的ですよ!
2.ママも帽子をかぶって子供に見せる!
ママも帽子をかぶりましょう。子供は大人の真似をしたがるものです。
一緒にかぶって鏡を見せたり、写真を撮ったり。
子供が大好きな言葉
- 「おそろい!」
- 「ママと一緒!」
を強調してみましょう。
3.子供に好きな帽子を選ばせる!
生後一歳近くなった子供が、帽子を嫌がるのは自己主張の一環なんですね。
そんな風に自己主張が始まった子供には、帽子をいくつか準備死しておいてあげて、「今日はどれがいい?」など、子どもに選ばせてください。
子どもにも自分なりに大好きな
- 生地
- かたち
- キャラクター
- 雰囲気
などなど、こだわりだってたくさんあります。ママが選ぶ場合は、そのあたりを気にかけてあげてくださいね。
そのほかにも
- 絵本の登場人物にも帽子をかぶせてみて、「この子、帽子に合うねぇ~」と言ってみたり
- 電車やバスの運転手さんを見て、「運転手さん、帽子かぶってかっこいいね~」などと言ってみたり
そうしているうちに、徐々にですが帽子に慣れてくると思いますよ。
それでもなかなか帽子をかぶってくれない子供の場合
かぶってくれないとママの方もイライラしちゃいますよね…。
でも、とにかく根気強く言い聞かせる、それしかないです!初めは、ほんの少しの時間でも帽子をかぶることができればOKにしましょう。
それでもなかなか帽子をかぶってくれない子供の場合
頑固にかぶらなければ「外遊びNG!」を貫くことも効果があるとは思いますが、かぶらなくても「日陰で短時間だけ」など、ママも柔軟性を持てれば、ストレスが軽減されるはずです。
注意点として、帽子はかぶっていても水分補給は忘れないようにして下さいね。夏なら
- タオルなどで頭を濡らす
- ベビーカーにサンバイザーをつける
などして、夏の強烈な日差しから子供を守るために、帽子以外の方法を試すことも考えましょう。
帽子をかぶっていかなければならない幼稚園や小学校に行けば、集団生活の力が働くので、嫌がっている帽子も自然とかぶる方向に向かいますよ。
子供の帽子選びのポイント
最後に、子どものことを考えた、帽子選びのポイントをご紹介していきたいと思います。
通気性の良い素材を使った帽子
夏場の帽子は通気性が大切です!
特に子供の頭ってすぐに汗だくになるので、帽子の中がムレないよう通気性の良い帽子を選びましょう。
帽子の色
夏場の帽子は『熱中症』とか『日射病』を防ぐのが目的です。ところで、効果的な帽子の色まで考えていますか?
紫外線(UV)カット効果だけを考えると『黒色』が一番ですが、『黒色は熱を吸収して熱くなりやすい色』です。なので、当然頭も熱くなりやすいんですね。
そういった理由で、子供の熱中症や日射病を考えた時にお勧めの色は、黒とは逆の『白っぽい淡い色系』です。
できるだけ日射病や熱射病の予防効果が期待できるように、子供の好みの色も考慮しつつ「同じ系統だけどちょっと薄めの色」を選ぶようにするといいですよ。
帽子が苦手で子供がかぶってくれないときのまとめ
紫外線は帽子では防ぎきれませんので、日焼け止めクリームなどと併用することをおすすめします。
とにかく根気強く子供さんと向き合うこと、これにつきます!