小さな子供がいると、親戚やご近所さんからお下がりをもらうことがあります。
そんな時に気になるのが、名前ですよね。
そのまま使うわけにもいきませんし、二重線で訂正するのもちょっと。。。
という場合、この書かれた名前を消さなくてはいけません。
こんなとき、書かれてから時間がたってしまった名前をきれいに消すことはできるのでしょうか?
お下がりの靴の名前の消し方はどうすれば良い?
お下がりでもらった靴、せっかく良い状態でもらっても記名があると子供が混乱してしまうかもしれません。
靴に書かれた名前を消すには、場所や素材でいくつか方法があります。
靴のつるつるした部分の名前の消し方
靴のつるつるした部分の記名は、比較的簡単におとすことができます。
成分表を確認して「プロピレングリコール」という成分が含まれている除光液を使いましょう。
不要な布に含ませて記名の個所をふきとります。
こちらも不要の布にふくませてふき取るだけなので、とっても簡単です。
上記2つの薬液によっておとす方法と違い、スポンジによって削り落とすイメージになります。
メラミンスポンジと同じく、削り落とす方法になります。
靴の布地部分の名前の消し方
布地に記名されている場合、他の素材に比べて記名を消すのは難しくなります。
上記でも使用した
「除光液」
「エタノール」
といったものを使うのですが、ただふき取るだけではなく「しっかりとたたきおとす」というイメージになります。
②記名の部分に除光液やエタノールを少しずつ染み込ませる
③記名部分をトントンたたいて、記名のインクをあて布に移していく。この時、不要になった歯ブラシを使うトントンしやすいのでオススメです。
④あて布が汚れたら新しいものと取り換えて、記名が落ちるまで繰り返す
布の場合は、この方法でおとします。
記名されてから時間がたてばたつほど、消えにくくなるようです。
靴のゴム素材部分の名前の消し方
ゴム素材に書かれた名前の場合は、記名されてから時間があまりたっていなくても染み込んでいる可能性が高いです。
なので、除光液やエタノールを使ったり、消しゴムなどでこすってもダメな場合が多いので、塗りつぶす方法がオススメです。
靴の名前を消すときに注意すべき4つのポイントは?
靴の名前を消す作業をする際、注意したいポイントが4つあります。
靴の目立たない箇所で確認をしてからおこなう
素材やペンの種類によっては、記名をこすったらよけいに汚くなってしまったり、書かれた場所が変色してしまうことがあります。
ぶっつけ本番!でやるのではなく、記名と同じ素材の目立たない部分で、まずはお試しをしてみてください。
変色などの危険性を確認してから、実際の作業にうつりましょう。
火器の近くで作業しない
エタノールや除光液には、揮発性が高く引火しやすい成分が含まれています。
「ライター」
「マッチ」
「ガスコンロ」
はもちろんですが、電化製品の火花などでも引火する危険性がありますので、注意が必要です。
換気を徹底する
マニキュアなどを塗っている方はご存じかもしれませんが、エタノールや除光液などにはシンナーの成分がはいっています。
なので、必ずしっかりと換気をして作業するようにしてくださいね。
揮発性が高いので、気づいたらガスを吸い込んでいて頭がクラクラ。なんてこともありえますよ。
ゴム手袋などで直接液体にさわらないようにする
人によっては、使用する材料の液体が皮膚につくと、炎症をおこしたり肌が荒れてしまう場合があります。
なのでゴム手袋などを使用して、直接触らないように気をつけましょう。
ダイソーで名前消しに落書き落としスプレーが使えるって本当?!
最近では、子供の落書きなどをきれいに消すことができる
「落書き落としスプレー」
といったアイテムが100円ショップでも販売されています。
特に評判が良いのが、ダイソーの『らくがき消しスプレー』です。
成分は、有機溶剤とLPG(液化石油ガス)です。
使用するとかなり臭いがしますので、「しっかりとした換気」は必須となります。
口コミを調べてみると、つるつるした面は特に効果が期待できるようです。
つまり、靴に書かれた名前消しの場合でも、つるつるな場所への記名であれば効果が期待できるのではないでしょうか。
特に口コミで効果があった方法が
「スプレーしたあとにメラミンスポンジでこする」
という方法です。
薬液でペンの成分を溶かしたあとに、メラミンスポンジで削り落とすイメージですね。
しつこいペンあとにも、これを数回繰り返すことできれいに落とすことができたという声もありました。
時間がたっておちにくくなった名前などに試してみると良いかもしれませんね。
おさがりの靴に書かれた名前の消し方!のまとめ
おさがりの靴に書かれた名前の消し方について見てきました。
せっかくいただいたお下がり、どうせならきれいに長く使用したいものです。
ご紹介した方法でしっかり記名を消して、気持ちよく使ってもらえたら嬉しいです。