結婚式を欠席することになったときには、ご祝儀をどうやって渡そうか悩みますね。
できることなら手渡しがいいですが、どうしても都合がつかずに手渡しができない場合は郵送でもマナーとしては問題ないです。
でも、ご祝儀ということは現金が入っているので、普通郵便で送るわけにはいきません。
郵便局で現金書留用の封筒を買って、その中に入れないとだめです。
さらに、現金書留を受け取る時にも印鑑を押さないとだめなので、家に誰かいる場合じゃないと郵便やさんも困ってしまいます。
結婚式前であれば、まだ実家暮らしでしょうから実家宛てに送ればいいと思います。
一応事前にご祝儀を郵送するという話はしておいてくださいね。
結婚式後ですと、新居に引っ越していると思いますが、事前に言っておけば現金書留も受け取ってくれるでしょうし、大丈夫です。
現金はちゃんとご祝儀袋に入れてから、そのご祝儀袋を現金書留の封筒に入れるようにしてくださいね。
現金書留の封筒に直接お金を封筒に入れるだけでは失礼ですからね。
ご祝儀だけじゃなくてメッセージカードなども入っていると、喜ばれると思います。
結婚式を欠席してご祝儀を渡すとき相手は来てもらった方が嬉しい?
ご祝儀を渡すとき、来てもらった方がうれしいかどうかについてですが、これは関係性にもよるんじゃないかと思います。
でも、基本的にはお祝いですから、渡す側が持っていくというのがマナーですね。
すごく仲がいい友達とかなら、どっちが行くとか来るとかまったく気にしません。
渡す側が忙しくて時間がなかなか取れないけど、この日なら少しだけ時間ある、なんてとき、受け取る側が暇ならそっちにいくよってなると思います。
結婚式に学生時代の友達を呼ぶことは多いですけども、社会人になるとだんだん忙しくて疎遠にもなります。
しばらく会ってないな、顔見ていないなってことも多く、単純に会いたいという気持ちはあると思いますよ。
ひさしぶりに結婚式で顔を見ることができるって喜んでいたのに、欠席で残念と思っているでしょうから。
郵送でも悪いことではないけど、一生に一度のことです。
時間を作って食事でもしながらご祝儀を渡して、直接「結婚おめでとう」を伝えたら喜んでくれると思います。
結婚式を欠席したからご祝儀を送りたいけど住所を知らない場合は?
結婚式を欠席したからご祝儀を送りたい場合ですが。
新郎新婦と仲がよい関係なら直接電話して住所を聞いて郵送するか、待ち合わせして直接渡すかのどちらかになりますね。
ただ、欠席の理由によっては新郎新婦と気まずくなっている人いますよね。
友達なのに欠席するなんてひどい!という愚痴をネットでよくみます。
第三者から見ると法事とか病気とかしょうがないんじゃない?って理由の時でも、自分を優先しないことに怒っていたり。
結婚式が原因でそのまま縁が切れたという話もよく耳にします。
結婚式を欠席する場合!ご祝儀はどこに送る?
普通に欠席を受け入れてくれて、こちらもお祝いしたいという場合は、連絡は簡単でしょう。
ですが、電話するのはちょっと・・・という場合は実家に郵送しましょう。
欠席したということは招待状は届いていますよね。
招待状の封筒の裏にはたぶん新郎新婦の実家の住所が書かれていると思います。
先に一緒に住んでいたりすると、アパートの住所だったりもしますが、それならそれでその住所に送ればいいわけです。
現金書留の封筒には、ご祝儀と一緒にメッセージカードを入れておく方がいいと思います。
そのメッセージカードに、お祝いの言葉と欠席のお詫びを書いておけば安心ですよね。
結婚式を欠席した場合のご祝儀の相場は?
ついでに、ご祝儀いくら問題もよく起こりますよね。
結婚式に招待されると、友人の場合はだいたい2~3万円包むと思います。
でもそれって料理代と引き出物代も込みというか?そんな感じで3万円包んだりするわけです。
なので、欠席した場合はどちらもないわけで、丸まる包む必要はないんじゃないかと思うんです。
一般的な欠席の時の相場は半額から三分の一と言われていますので、友達だと1万円が普通と言われています。
だからなんの問題もないんですが、人によっては1万しか包んでこない!ケチ!と言いふらす人もいます。
こういったことから結婚式によって本性が垣間見えることがあります。
とはいえ、欠席と一言でいいますが、招待状をもらって返信ハガキにて欠席の連絡をした場合は、1万円で問題ないという話です。
もし結婚式ギリギリになって、急用ができて欠席となった場合は料理も引き出物も準備されています。
新郎新婦に負担もかかるし場合によってはテーブルに穴が空きます。
急に欠席になってしまった場合は参列した時のつもりで3万円包みましょうね。
結婚式を欠席してご祝儀を送る時に添えるメッセージの文例を紹介!
結婚式を欠席し、ご祝儀を送る場合、メッセージも添えておくのがおすすめだと言いました。
でも、どんな文を書けばいいのかも悩みますよね。
そこで、お祝いのメッセージの文例をいくつか紹介していきたいと思います。
基本的には、
- 結婚式を欠席するお詫びの言葉
- 結婚のお祝いの言葉
それから、気になる人もいるかもしれませんから、
- 句読点(「、」や「。」)を使わない
- 忌み言葉を使わない
ご結婚おめでとうございます
あいにくですが 当日はやむを得ない事情により欠席させていただきます
お二人の末永い幸せを 心よりお祈りしています
ご結婚おめでとうございます
せっかくご招待いただきましたが
どうしても都合がつかず 残念ながら欠席させていただきます
晴れのお席に伺えず本当に残念です
お二人の末永い幸せを 心よりお祈りしています
ご結婚おめでとうございます
そして結婚式のご招待をいただき嬉しいです!
ぜひ参加したかったのですが
その日は残念ながら欠席させていただきます
素敵なお式になりますように!
せっかく招待していただいていたのに 行けずに本当にごめんなさい
二人で一緒に楽しい家庭を築いてください
せっかく招待してもらったのに
当日どうしても都合がつかず 本当にごめん!
いつまでもお幸せに!
ご結婚おめでとうございます
せっかくご招待いただきましたが
どうしても当日都合がつかず 大変残念ですが欠席させていただきます
明るく楽しく温かい家庭を築いてください
末永くお幸せに!
ご結婚おめでとうございます
本来なら直接お会いしてお祝い申し上げるべきところですが
郵送にてお祝いをお贈りさせていただきます
お二人の末永い幸せを 心よりお祈りしています
このたびはご結婚 誠におめでとうございます。
せっかくお招きいただき 晴れのお席にうかがうのを楽しみにしておりましたが
やむを得ない事情により残念ながら欠席させていただきます
郵送にて心ばかりのお祝いをお贈りします
素敵な御式になりますよう 心よりお祈り申し上げます
結婚式を欠席するときのご祝儀は郵送してもいい?のまとめ
ご祝儀を郵送で送ることは特にマナー違反ではありません。
遠方で忙しく帰省もできないというのは仕方のないことです。
それを責めるような人であれば、縁を切ってもいいと思います。
結婚式を欠席してもお祝いは渡すというのはマナーです。
ですが、人によっては欠席したのだからご祝儀はいらないと思っている人もけっこういるのです。
結婚する側としたらとても寂しいですね。
祝う気持ちがあるならば、何かしら形にして贈り物をしてあげましょう。。