共働きの家庭だと、学童保育で放課後の時間を過ごす小学生が多いと思います。
そしてそんな学童保育ですが、学校生活と学童での生活は全くの別物です。
学童保育では学校の先生ではなく「指導員」と呼ばれている大人が子どものサポートをしてくれます。
学童保育の指導員への苦情はある?どんな内容の苦情がくる?
学童保育の指導員に対しての苦情がくることも、やはりあります。
学童保育の指導員への苦情はどんなものがあるのか見てみましょう!
学童保育の指導員への苦情①態度が悪い
1番目立つ指導員への苦情は「態度が悪い」というものです。
お迎えに行っても指導員の人は挨拶すらしてくれない、子どもの悪い点ばかり口にしてくるといった内容です。
指導員はたくさんの子どもをまとめて見守らなければならないので、大変だというのは理解できます。
でもだからといって、あからさまにイライラを態度に出されてしまうと嫌な気持ちになってしまいますよね。
学童保育の指導員への苦情②子どもによって明らかに態度が違う
指導員も人間なので、好きな子と嫌いな子がいるのは仕方のないことです。
でも、子どもへの好き嫌いをあからさまに態度に出されてしまったり、子どもによって対応が全く違ったりするのは問題です。
学童保育の指導員への苦情③きちんと指導してくれない
勉強のサポートが足りなかったり、遊び時間の安全の配慮が足りていなかったりと、指導員の指導力不足についての苦情も多いようです。
反対に、指導員が強い口調で怒りすぎるという苦情もあります。
子どもが安全に過ごせないような環境も困ります。
ですが、安全性も保つためにむやみに怒鳴りつけてばかりの指導員がいる環境でも子どもは落ち着いて生活できなさそうですよね。
学童のトラブルの相談先は!?先ずは役所に相談すればいい?
学校は教育の場なので勉強をする時間がほとんどですが、学童は放課後の時間を自由に過ごす場所です。
また、違う学年のお友達と一緒に過ごすことになるのでトラブルが起こりやすいのです。
学童でのトラブルは、まずは学童内の子どもたちの様子を1番良く知る指導員に方に相談するようにしましょう。
指導員同士で内容を確認してくれたり、注意して様子を確認してくれたりします。
場合によってはトラブル相手の保護者も交えて話し合う機会を作ってくれたりすることもあるようです。
でも、指導員に相談しても何もしてくれないときは困ってしまいますよね。
- 学校なら担任の先生に相談して
- 解決しないときは校長先生に相談して
- それでもダメなら教育委員会に伝える
- 最悪は弁護士だとか週刊誌(笑)
学童の場合、指導員が相談に乗ってくれずにトラブルが解決しないときはどうすればいいのでしょうか?
学童保育でのトラブルが解決しないときはどうする?~最終的な相談は学童の運営先へ~
学童は大きく分けて
- 自治体が運営する公立学童
- 民間企業などが運営する民間学童
公立学童は、小学校の空き教室などを利用して子どもを預かっている学童です。
公立学童は自治体が運営しているので役所の子ども関連の部署に相談してみましょう。
それに対して、民間学童は公立学童にはない様々なサービスを取り入れた学童です。
民間学童は、企業や個人が運営しているので運営先のトップに相談をしてみるのが良さそうです。
学童のトラブルの事例を紹介!対応方法とトラブル防止方法も!
実際に学童ではどんなトラブルが起こりやすいのかというと…
- 暴力や暴言
- 無視や仲間外れ
- 物を壊される
でも、年上の学年の子たちも一緒に過ごす学童ではトラブルの頻度が学校に比べて多いイメージがあります。
とくに夏休みは子どもたちが学童にいる時間が長くなり、トラブルが起こりやすいので要注意です!
学童でトラブルが起きた時、親はどのように対応していけばいいのでしょうか?
学童保育でトラブルが起きたときの対処法~子どもの話をよく聞く~
まずは子どもの話をよく聞くように心がけてみてください。
子どもの周りの友達関係や、学童での過ごし方をあなたが知っていればトラブルが起きた時にも対処しやすくなります。
「今日はどんなことをして過ごしたの?」
「〇〇君と仲良しなんだね!」
と、日頃から子どもの話をよく聞きましょう。
そして、どんな子と仲良くしているのか、嫌なことがあったときに子供はどうしているのかといったことを確認しておくようにしましょう。
トラブルが起きてしまったとしても、できることなら子ども同士でトラブルを解決できるのが1番です。
そのために、あなたの子どもがトラブルに対してどうすれば良さそうなのか、親であるあなたからアドバイスをしてみてもいいですね。
学童保育でのトラブル防止策~指導員の人と日頃からお話をしておく~
とくにトラブルが起きていなくても。
- ちょっとした学童での様子を確認する
- 子どもの家での様子を報告する
そうすればトラブルについても指導員さんに相談しやすくなります。
指導員さんも日頃からよく話をしている保護者の子どもには目が行きやすくなるものです。
子どもが学童で悩みを抱えている場合は早めに指導員さんに相談して学童での様子を確認してみてくださいね。
学童保育の指導員への苦情のまとめ
学童保育は学校と違ってほとんどの時間が子どもたちにとって自由に過ごせる時間です。
その分、小さなトラブルから大きなトラブルまで発生しやすいのかもしれませんね。
子どもが小学生にもなると、親はどこまで介入すればいいのか?するべきなのか?悩むところです。
問題が大きくならないように、
- 日頃から子どものお話をよく聞くこと
- 指導員の人とコミュニケーションを取ること
それだけではどうにもならなくなってしまったときは、指導員の人や場合によっては自治体などに相談してみてくださいね。