赤ちゃんを寝かせる時に使うおくるみ。
包まれて眠っている姿はとてもかわいらしいですよね。
新生児の頃は動きも活発じゃなく、じっとしているのでいいですが、月齢が進んできて足を良く動かす場合はどう巻いたらいいのでしょうか?
SNSでも話題になった足を出すおくるみの巻き方があります。
手は包むのでモロー反射で目が覚めるのは防げて、足は出ているので体温調節もできますし、バタバタしたい赤ちゃんにもピッタリです。
①おくるみを正方形に広げ、赤ちゃんの肩がはみ出さないように寝かせます。
②おくるみの上の角を赤ちゃんのそれぞれの手におくるみを被せてお尻の下に入れ、伸ばして体にくっつけます。
③正方形に広げていたおくるみを赤ちゃんの股の間から通します。
④おくるみを上に引き上げて顔に被らないように肩のところで折り曲げます。
⑤余ったおくるみは赤ちゃんの背中に敷いて完成。
足をバタバタするのが楽しい子は寝付くまで何回も解けてやり直しが大変ですよね。
我が子もケリケリが強すぎで、半年で2枚のおくるみに穴を開けました。
さすがに、激しすぎます。
この時足を出す方法を知っていればな…と思ってしまいます。
ぜひ、足が元気な赤ちゃんには試してみてくださいね。
おくるみの巻き方で新生児はどうすればいい?分かりやすい動画で紹介
少し変わったおくるみの巻き方から紹介しましたが、基本の巻き方もご紹介しておきます。
おくるみの基本の巻き方
-
①おくるみをひし形になるように広げ、頭を置くところを内側に折り返します。
②布のラインと赤ちゃんの肩が合うように寝かせます。
③片手を曲げて胸の前で押さえて、おくるみでくるみ端を反対の手の脇の下から体の下に入れます。
④下の布を胸元に持ってきて顔に当たらないように折り曲げます。
⑤残りの腕を胸の前で曲げて包むように巻いて、体の下に入れ込む。
文字より動画があるとより分かりやすいので参考にしみてくださいね。
ちなみに赤ちゃんの手は胸の前で曲げてもいいですし、体の横に伸ばしても大丈夫です。
試してみて赤ちゃんの落ち着くようにしてあげてくださいね。
新生児におすすめのまき方「おひなまき」
新生児期におすすめの巻き方2つ目は「おひなまき」です。
おひなまきは子宮内に近い体制になるので、安心して眠れるんだとか。
おくるみで巻くことの効果
おくるみはピタッと赤ちゃんの体を包んでくれ、体温調節が苦手な赤ちゃんを温める効果があります。
また、寝ている間にモロー反射が起こるのを防ぐので、目が覚めるのを防ぎます。
夜泣きが減ればお母さんが少しでも長く眠れてリフレッシュできますよね。
新生児期はいかに長く眠るか、いかに隙をみつけて休むかがポイントの時期です。
おくるみなど赤ちゃんがゆっくり眠れる工夫をどんどん取り入れてみましょう!
おくるみの巻き方で手の位置はどうするのが正しいの?
おくるみを使ったときの正しい手の位置は、赤ちゃんの胸やお腹の上、または体の横です。
でも赤ちゃんが背伸びをしたりすると、バンザイ状態で手が出てしまうことがありますよね。
そんな「おくるみから手が出てしまうとき」には、いくつかの対処法があります。
おくるみは崩れないけど手が出てしまうときの対処法
おくるみでくるむときに体の横に手を置いてしっかりとくるむようにしましょう。
それでも、おくるみから手が出てしまうとき。
体の横に手を置いても手が出てしまう場合は、最初からバンザイした状態でおくるみをします。
スワドルアップ、スワドルサックは、通常のおくるみとは形が違い、バンザイのままくるむことができる商品です。
おくるみが崩れて手が出てしまうときの対処法
手も出るしおくるみも崩れてしまうという場合は、赤ちゃんの手の力が強い可能性が高いです。
その場合、手の位置を工夫するよりも、マジックテープなどが付いた整形済みおくるみを使ってしっかりおくるみを着せる方がよいでしょう。
これらの方法は、基本的にはまだ寝返りができない生後4ヶ月くらいまでの赤ちゃんに向けての対処法です。
もし赤ちゃんが寝返りしたり、手足を盛んに動かしたりする月齢になっていたら、おくるみから手が出るのは自然なことです。
生後6ヶ月頃でモロー反射も消失して、寝返りができるようになってきた赤ちゃんは、おくるみを卒業してもよいでしょう。
おくるみの巻き方で夏はどうやる?おすすめの素材とサイズも紹介
おくるみは基本的に冷えないようにするので、夏はおくるみなしがいいと思うかもしれません。
ただ、最近の夏は非常に暑く、24時間ほぼ冷房入れっぱなし!という方も多いのでは?
冷房の風は赤ちゃんには寒く、意外と冷えるものです。
夏も夏向きの生地を選んでおくるみを使って上げるのがおすすめです。
今回2種類の生地を紹介します。
夏におすすめのおくるみの生地①4重ガーゼ
薄くて軽いガーゼを4枚重ねたものです。
通気性も良く、汗もよく吸ってくれるのでおすすめです。
夏におすすめのおくるみの生地②モスリンコットン
聞きなれない素材ですが、とても通気性がいいので夏向きの生地です。
海外のブランドのおくるみではかなり多く用意されている素材です。
おくるみで人気のエイデンアンドアネイにもモスリンコットン素材のものがあります。
他にもアメリカのおくるみはモスリンコットンが多数あります。
通販も多くありますので、ネットで検索してみるといいですよ。
夏に暑がっておくるみを嫌がる場合は?
もし、包んでしまうと暑がる場合は、最初に紹介した足を出してあげるくるみ方もおすすめです。
足を出すことで足から体温調節ができますので試してみてくださいね。
それでも嫌がる場合はスリーパーを活用するのもおすすめです。
おくるみの巻き方で足を出す?のまとめ
ここまで巻き方を紹介してきたわけですが、無理におくるみを使う必要はありません。
巻くと赤ちゃんが良く寝たり安心したりする場合に使うのはいいと思います。
でも、赤ちゃんが身動きをとれないのを嫌がったりする場合は。
スリーパーなどを使えば赤ちゃんを冷やさないように暖かく寝かせることができます。
また、おくるみを強く巻きすぎると股関節脱臼を起こす可能性があります。
少しゆとりを持たせておくるみを巻いてあげるのがおすすめです。
赤ちゃんの好みはそれぞれで、私は2人の子供がいますが、長男はおくるみで良く寝る子でした。
ただ、下の子はおくるみをするとモゾモゾして寝つきが悪く、さらに夏生まれだったのもあって早々にスリーパーに変えました。。
赤ちゃんがぐっすり眠れるのが一番なので、赤ちゃんにあった方法で寝かせてあげてくださいね。