「結婚式の返信ハガキ」常識と非常識の境界線とは?知らないと損するマナー集

結婚式の招待状についてくる返信ハガキ、そのまま記入してポストに入れてしまっていませんか?

実は、その返信ハガキにもきちんとした「大人のマナー」があるんです。

つい何も考えずに出してしまいがちですが、ちょっとした書き方の違いや言葉遣いで、受け取る側の印象が大きく変わってしまうこともあります。

何気ないつもりでも、「配慮がないな」と思われてしまったら、せっかくのお祝いの気持ちも台無しになってしまうかもしれません。

返信ハガキは、単に出欠を伝えるためのものではなく、相手への感謝の気持ちやお祝いの想いを伝える大切なツール。

たとえば、丁寧な文字で書いたり、相手を思いやった言葉を添えたりすることで、あなたの誠意がきちんと伝わります。

もちろん、NGワードとされる忌み言葉を避けたり、縦書きのバランスや余白に気をつけたりすることも、きちんとした印象を与えるポイントになります。

この記事では、そんな返信ハガキに関するマナーや書き方のコツを、わかりやすく丁寧に解説していきます。

宛名の書き方、返信のタイミング、さらにメッセージ欄に書くひと言まで、今すぐ取り入れられるポイントが満載です。

大切なご縁をより深めるためにも、マナーの基本をおさえて、失礼のない返信を心がけましょう。

お祝いの気持ちがしっかりと届くように、心を込めた丁寧なやり取りをしていきたいですね。

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結婚式の招待状の返信マナーを紹介!意外に多い細かいルール!

結婚式の招待状の返信マナーについて、ご紹介していきますね。

意外にも細かいルールがあるので、気を付けましょう!

結婚式の招待状はいつ返す?返信のベストタイミングは?

まずは、結婚式の招待状を受け取ってから、その後に返信をするタイミングについてです。

それって決まりがあるの?と思う方もいますよね。

返信は、できれば受け取ってから3日以内にするのがマナーです!

新郎新婦は、返信ハガキが届かないと打ち合わせが進みません。

席次表とか当日の料理や引き出物なども、決まりませんよね。

なので、出席をする場合はなるべく早く返信ハガキを出しましょう!

欠席する場合はいつ返信するとよい?

ただ、欠席の場合は、早すぎると失礼ですよ。

せっかく招待状を出したのに、早々と欠席連絡がくるとショックですよね。

その日は参加できないというのが早めに分かっても、少し日を置きましょう。

1週間ぐらい経ってから、返信ハガキを出すと良いですね。

結婚式の招待状の返信ハガキの書き方にはどんなマナーがある?

次に、招待状の返信ハガキの書き方マナーについてお話をしていきます!

招待状の返信ハガキの書き方マナー①黒いボールペンを使う

書くときは必ず、黒いボールペンを使ってくださいね。

本当は毛筆が良い…とも言われますが、そこまでしなくてもOKです。

消せるボールペンとかシャープペンは縁起が悪いので使わないで下さいね!

招待状の返信ハガキの書き方マナー②「御」の字を消す

そして、ハガキの出席のところに〇をつける場合。

必ず御を消して下さい!

出席の場合は、御欠席というのも二重線で消すのがマナーですよ。

その他、「御住所」・「御芳名」についても、「御」・「御芳」は消します!

御や御芳が消えていないと、この人マナーがないのかな?と思われますよ。

招待状の返信ハガキの書き方マナー③句読点を使わない

あとは、新郎新婦へのメッセージにもマナーがあります。

句読点は使わない!というマナーです。

句読点って、句切るとか終わるという意味があります。

それって結婚式にはとても縁起が悪いですよね。

招待状の返信ハガキの書き方マナー④「忌み言葉」を使わない

忌み言葉というのも、使ってはだめです!

例えば、

  • 別れる
  • 欠ける
  • 忙しい
  • 終わる
などですね。

とにかく縁起が悪いものは結婚式にはNGなので、覚えておくと安心ですよ。

招待状の返信ハガキの書き方マナー⑤アレルギー情報を記入しておく

その他に大事なことは、アレルギー情報ですね。

アレルギーがあるのにアレルギー情報を書かずに返信すると、大変なことになります。

以前結婚式場に勤めていたときにも、アレルギーの件で問題になったことがありました。

アレルギーがある方に、アレルギー食材を出してしまうと大変です!

新郎新婦が聞いていないと防ぎようがないので、注意して下さいね。

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結婚式の招待状の返信にイラストを描いてもいい?装飾するのもOK?

結婚式の招待状の返信ハガキにイラストを描きたい!という方もいますよね。

装飾についても、どこまでOKなのか気になるところです。

返信ハガキは、イラストを描くのは問題ないですよ!

SNSなどを見ていると、とても上手くイラストを描いている人って多いですよね。

アートのようになっていると、完成度も高くて驚きます。

そして返信ハガキを受け取った新郎新婦も、嬉しいですよね。

普通に返信ハガキが送られてくるより、なんとなく心がこもっている気がします!

私自身も以前友人の結婚式に参列をするとき、返信ハガキを装飾しました。

黒いボールペンでイラストを描いて、ところどころ色をつけましたよ。

招待状の返信ハガキにイラストを描く時の注意点~見やすく描く~

イラストを描くときの注意点としては、やっぱり見やすいかどうかです!

いくらイラストが上手く描けていても、見づらかったら意味ないですよね。

メッセージとかアレルギー情報とか、大事なことも書いてあるハガキです。

絶対に必要な情報は見やすいように、イラストを描くのがおすすめですよ。

描くイラストも、縁起が良いものが良いですね!

あまり結婚式のお祝いの場にふさわしくないものは、描かない方が良いと思います。

スタンプやシールなどは使わない方が良い?

返信ハガキを装飾するときに、スタンプやシールは使わない方が良いのでしょうか。

使うことは問題ないのですが、注意点もありますよ。

返信ハガキにスタンプを使う場合の注意点~汚れていないかチェックする~

例えばスタンプの場合。

インクが滲んでしまわないか、ハガキの他の部分が汚れないかをチェックしましょう。

スタンプを押した後にティッシュなどで、余分なインクを取るのがおすすめです。

せっかく綺麗に返信ハガキを書いても、スタンプが滲んでいたら台無しです!

返信ハガキにシールを使う場合の注意点~はがれないかチェックする~

あとはシールの場合も、剥がれないかをチェックしましょう。

個人的には、シールはあまりおすすめではないですね。

どうしても、郵送中に他のハガキと擦れてシールが取れる可能性があるからです。

シールが剥がれたあとって、汚いですし残念ですよね。

マスキングテープなども、可愛いですが剥がれやすいのでNGです。

シール類は、絶対に剥がれない!というようなもの以外は使わない方が良いですね。

ちょっとでも厚みがあると、剥がれる可能性がありますよ。

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結婚式の招待状の返信にメッセージを書かないってアリ?

結婚式の招待状の返信にメッセージを書かないという方も中にはいます。

メッセージがあれば喜んでもらえますし、実際に私もメッセージが書いてあると嬉しくなりました。

ただ、メッセージを書いていなかった人もいたと思います。

メッセージはあれば嬉しいですが、私は出席の返事だけでも嬉しかったですよ。

ですが、メッセージが書かれてないと「あまり好かれてないのかな」と気になってしまう方もいるようです。

反対に、欠席なのにメッセージがなかったら気になるけど、「出席なら気にならない」という意見の方もいらっしゃいましたよ。

他にも、自分の家族は「メッセージ欄はアレルギーの有無など何か伝えないといけないことをかく欄だと思ってた」と言われたという方もいました。

なので、メッセージは絶対に書かなくてはいけないということはないと思います。

メッセージを書きたいけど、何を書けばいいのか迷ったら、

「ご結婚おめでとうございます」

の一言でも充分です!

お祝いしてくれているというその気持ちが、新郎新婦は嬉しいのです!

また、招待状の返信ハガキを装飾した場合、メッセージ欄まで含めてイラストを描いているかたもいますよね?

ハガキの装飾であったり、一言だけのメッセージであったり、何も書いていないより喜ばれるのは確かです。

メッセージを書かないのもありですが、お祝いの気持ちがあるのなら、一言でもいいので書いておくといいですね。

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結婚式の招待状の返信はハガキのままでいい?のまとめ

結婚式の招待状の返信ハガキって、意外にもルールがたくさんありますよね!

私自身も最初はとても驚きました!

正直、ちょっと面倒だな…とは思ってしまうものですよね。

でも新郎新婦は、返信ハガキを心待ちにしていますよ。

喜んで出席してくれる人が多ければ多いほど、嬉しいものです。

出席でも欠席でも、必ずマナーを守って返信ハガキを出して下さいね!

装飾に関しては、見やすいことと、汚くならないことに注意しましょう。

結婚式の参列は、誰でも数回はあるものです。

返信ハガキのマナーについても、覚えておくといざというときに便利ですよ!