親が丸つけはおかしい?!宿題に対する先生の言い分は?

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最近の「小学生の宿題事情」を皆さんは知っているだろうか?

なんと、子供が解いた宿題の問題をその親が採点するというシステムが最近のトレンドだという。

これを聞いた一昔前、「子供の宿題の採点なんかやったことないザマス!」というマダムなお母さん方は、

「何で子供の宿題の丸つけを親がするのか、意味がわからない」
「先生の面倒を押し付けてるだけじゃん」
「親が採点することに、何かしら意味があるのかしら」

などと賛否両論が入り乱れました。

果たしてこれは、先生が単に面倒を押し付けているだけなのか。

それとも何かしらの狙いがあるのか。

今回は、そんな「小学生の宿題採点事情」について、ご紹介していきたいと思います。

これから小学生に上がるお子さんをお持ちのママさんパパさん、ぜひ心構えとして知っておいてくださいね!

子供の宿題採点についてイマドキのお母さん方の本音

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肝心の「子供の宿題の採点」を義務付けられた、イマドキのママさん方の本音はズバリ!

「宿題の丸つけ、正直めんどくさいです」
「宿題の採点を親がやるのはどうかと思いますけどね」
「子供の宿題の採点に2時間もかかった。こんなのが続いたら家事どころじゃない辛いしんどい」

など、やはり反対派がかなり多いみたいです。

ちなみに3番目の「2時間もかかった」というのは、答えを見てマルかバツか書くのではないんです。

ちゃんと間違った答えは解説してあげて「これはこうなるんだよ~」と教えてあげねばならないんです。

そりゃ2時間もかかりますわ。

丸つけだけならまだしも「間違った問題の正しい指導までも親にさせるというのは、さすがにおかしい!」というクレームもあり。

TwitterなどのSNSでも

「イマドキの先生って、そこまで仕事放り投げてるんだ…」
「こういった専門的な指導をするのが教師の役目のはずなのに、どうしてこうなった…」
「共働きのうちの家庭じゃキツイ…フルタイムで働いてるから帰ったら19時…
これから晩ごはんの準備にお風呂の用意とかして、その上子供の宿題の採点なんて多忙過ぎる…」
「専門の教師がキチンと教えなくてどうしますの?親が何でもかんでも教えられるんなら学校なんかいりませんよね?」

などなど、たびたび苦言をぼやかれています。

確かにもう少し、家庭のことを考えていただきたいと思いますね。

特に共働きや一人親の家庭では、かなりキツイですよね。


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子供の宿題採点をお母さん方にさせてあげてる先生方の意見

「採点をさせてあげてる」じゃなく、正しくは採点を家庭にぶん投げて…。

イヤイヤ、押し付けて…。

そして肝心の、先生方や学校の言い分はこちら。

「宿題をする習慣を身に着けてもらうことが第一の目的です」
「親が宿題をその場で採点するのは、学習は学校だけでなく家でもするものという狙いもあります」
「お母さん方が宿題終わったら採点するからちょうだいねと言われたら、もう子供はするしかありません」
「第二、いや最大の目的とも言えるのが、親子のコミュニケーション向上です」
「最近の子はゲームにばかり目がいってばかりで、コミュニケーションが過失してるといえます。
それを改善するためにも、宿題の採点という場を設けて親子同士の親睦を深めるのです」

丸つけやチェックだけでなく、

  • 子供のやる気をあげたり
  • 子供に喜んでもらおう
という目的から、日記やお手伝いカードなるものに親のコメントを求める学校もあるようです。

しかし、学校にもただ単に採点を親に依頼しているだけでなく、ちゃんとした目的があるとわかって安心しましたね。

でも、今でも昔ながらの「先生が採点する」という制度がある学校も、少なからず存在はします。

やはり丸つけは教師の仕事。親子のコミュニケーションも大事だが、それ以前に忙しいであろうお母さん方に迷惑をかけられないという思いがあるのでしょうか。

宿題の丸つけ!親がいつまでやらないといけないの?

宿題の丸つけをいつまでやらないといけないかは学校によって違います。

低学年の間だけ、1年生の間だけ、できるのであれば6年生まで、など。

学校の方針によって違いますし、お家の方の負担ももちろんあるので、不明点は学校に相談してください。

我が家の話になりますが、息子の学校では日常の宿題の丸つけはなく、長期休暇中のワークの丸つけのみあります。

ワークの丸つけについては、「解いた当日に丸つけをして、やりなおしをさせる」というのがワンセットです。

なので、家で丸つけをしなければいけない理由はよくわかります。

時間があるので私は進んで丸つけをしています。

丸つけではないですが、1年生の間は「宿題は保護者が見る」「連絡帳を見てサインをする」というのがルーティンでした。

2年生は「連絡帳を見てサインをする」だけになり、3年生の現在は特に何も言われていません。

このような確認事項もしかり、丸つけについてもいつまでも親がしないといけないということではありません。

●がっつりと丸つけをする
   ↓
●丸つけまでせずともサッと見て間違いを見つけたら教える
   ↓
●宿題をやったかの確認のみ
   ↓
●子どもを信じて何も言わない

という感じで徐々に手を離していくと良いのかもしれませんね。

私は真面目なタイプなので、学校から「丸つけをしてください」と言われたら「もうしなくて良いです」と言われるまでやり続けてしまいます。

でも、それぞれのご家庭の事情もありますので、そう言われても丸つけをしない/できないということもあります。

どうしても負担であれば、先生に一声かけてください。

「絶対にしてください!」「丸つけをしないと成績に影響します!」などと言われることはないはずです。

時間がないママ必見!宿題の丸つけを時短でやる方法!

丸つけに劇的な時短方法はないでしょう。

ただ、スムーズにするためには2点ポイントがあります。

★子どもに「○時までに持ってきて」と言う
これは必須ですね。

家事で忙しいときに丸つけして、と言われても困ります。

スムーズに丸つけをするために、子どもに時間を守ってもらいましょう。

★どんな内容の勉強をしているのかチェック(予習)する
答えを見ながら丸つけをしていると時間がかかってしまうかもしれません。

せっかく丸つけをするのであれば、頭の体操だと思って自信を持ってできるといいですよね。

サッサッサと丸つけができるように予習しておくと良いかもしれませんね。

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いまどきは宿題を親が採点!?のまとめ

いまどきは宿題を親が採点!?について見てきました。

学校の方針により、親が

  • 自分の子供の現在の学力
  • 今習っている勉強の内容
などを理解してほしいという目的から、親に宿題の丸つけや、貴重なご意見として感想のコメントを書いてもらっている学校も増えています。

学校と家庭、それぞれの役割とはそもそもなんなのか見直して、お互いが協力することで立派な大人へと子供は成長するということを胸に刻みましょう。