妊婦が浴衣で花火大会に行くのは無謀!?5つの着付けポイント

夏の風物詩、思いっきり楽しみたいですよね!お祭りや花火大会、イベントなどで浴衣を着る機会はたくさんあります。でも…

「妊娠中の今年は諦めようかな」
「帯でお腹の赤ちゃんが苦しい思いをするかもしれないな~」

と思っている人はちょいとお待ちを!ご考えを改めてください。妊娠中に浴衣を着る時にいくつかのことに気を付けておけば、安心して浴衣を着ることができますよ。

また、夏に限らず、浴衣を着る機会って結構あるもの。そんな時「妊娠中でも浴衣を着ても大丈夫なの?」ということです。

妊娠中に浴衣を着ることに不安を抱いている人は多いハズ!しかし、浴衣は帯の部分にさえ気を付ければ、動きやすくゆったりと着ることができて、実は妊婦さんにもおすすめなのです。

せっかくのイベントや旅なんですし、お気に入りの浴衣を着て楽しめると嬉しいですよね。妊娠中の浴衣は着付けの仕方一つです。

はだけてしまったり、お腹の赤ちゃんに負担がかかることのないよう「妊婦さんが浴衣を着るときの着付けのポイント」をご紹介していきますね。

妊娠中に浴衣を着るときに気を付けるべき5つのこと

では、さっそく妊婦さんが浴衣を着るときに気をつけて欲しい「5つのポイント」をご紹介していきたいと思います。

帯の位置に注意すること!

1番のポイントは『帯の位置』です。

妊娠初期は、お腹もあまり出てきていないため、帯の位置は普段通りにして緩めにしめるとよいです。

ですが、妊娠中期以降はお腹が出始めます。そこでお腹の上、胸の下あたりに帯を巻くのがベストです。

腰ひもや兵児帯(へこおび)なども、お腹の上、胸の下の位置にと心がけて着付けましょう。

旅館や温泉先での浴衣も、ポイントは同じですよ。

帯の種類を確かめること!

お腹にくる帯。帯は素材や締め付け感などがとても大切です。

帯の種類としては、固めの太い帯はお腹が窮屈になりがちなので、ゴム製のものや、兵児帯(へこおび)を使うのがいいでしょう。

確実にお腹は大きくなるので、短いと足りなくなることもあります。帯は、長いものを選んでおきましょう。

はだけやすい時の対処方法!

妊娠中期以降は、胸も張ってきますし腹も大きくなってきます。

浴衣を着ると帯を緩めにするため、はだけやすくなってしまうんですよね。気になる場合は、胸とお腹の上にタオルを入れて調整しましょう。

汗をかくのでタオルは吸水性の良いもの、肌触りの良いものをチョイスするのがポイントです。

どうしてもはだけてしまう、気になる方には、今は上下に分かれた浴衣もあるのでそれを選択するのも一つです。これだと、帯もきつく締める必要がありませんね。

下駄や草履はなるべく履かないこと!

下駄や草履は、普段から履きなれている人は別ですが、普段履きなれていない人は避けましょう。

妊娠中は足元が見えにくいので、慣れない履物を履くと転倒の恐れがあります。

それじゃなくても夏祭りや花火大会となると、あたりは真っ暗なので、足元だけは、履きなれたシューズやペタンコ靴を履くのが安全ですよ。

寒暖差に備えること!

妊娠中は暑がりになりますが、冷えにも配慮が必要です。

暑さ対策としては、うちわや冷たい飲み物、タオルなどを準備しておきましょう。

浴衣は普段着よりも薄着になるため、身体が冷える可能性を考えて、羽織物やカーディガンなどを持ち歩くと良いでしょう。


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妊婦さんの浴衣の着付けはプロに頼む?

浴衣の着付けは、着物より全然簡単なので、自己流だったり、家族の人に頼んで着付けするという人も多いのではないでしょうか。

でも、妊娠中(特にお腹が出てきている妊娠中期・後期)の着付けは、帯でお腹を締め付けないようにしたり、はだけないようにしたりなど色々とコツがいります。

浴衣を来て出かけるという場合、着付けに慣れていない人はプロに頼むのがベストですが、ここで1つポイントです!

着付けは、妊婦さんに着付け経験のある方に頼むことです。

妊婦さんへの着付けの経験のない人の場合、普段通り

  • 着崩れ防止
  • 締め付け

を重視するため、妊娠中の着付けに向かない場合があります。できれば、経験のある専門の着付師さんや呉服屋さんが安心です。

そういった方が見つからない場合には、着付けが出来る方は、自分でやったほうが無難ですね。

お腹が大きくなってきた妊婦さんには、こういった「大きいサイズ」の浴衣もオススメですよ^^

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妊婦だって浴衣で花火大会に行きたい!のまとめ

着物の着方、妊婦さんにとっては一苦労ですが、妊娠しているからと、あれこれ我慢するのも辛いものなので、できる範囲で楽しみを増やしていきましょう。

しかし、一番大切なのはお母さんと赤ちゃんのことなので、その時期は無理はしないでくださいね。

  • 遠いところから花火を眺める
  • テレビ鑑賞する
  • 小さなお祭りに行く

などの選択肢もありますよ。

手持ちの浴衣を着る予定の人は、自分が持っている浴衣がどのようなものだったのかを、もう一度確認しておくとよいですね。