二人目を出産したあと、「上の子の保育園の送迎ってどうしよう?」と悩まれているママも多いでしょう。
里帰りをしない場合、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、上の子の送迎をしなければならないので、何かと心配な面もありますよね。
ここでは実際に、二人目出産で里帰りをしなかったママたちの体験談を混じえながら、保育園送迎問題や、家事の負担を軽くする方法などについて紹介します。
先輩ママに聞きたい!上の子の保育園送迎どうしたの?
保育園の送迎については、ママやパパが最初に頭を悩ます問題ではないでしょうか。
生まれたばかりの赤ちゃんを外に連れ出すことへの不安や、上の子がスムーズに準備をしてくれないなど、さまざまな問題が出てきます。
そんな時、先輩ママたちはどのように乗り切ったのでしょうか。
産後の上の子の保育園送迎はどうしてた?①実家が近い場合
里帰りをしなくても実家が近い場合などは、送迎だけ親にお願いして、仕事などで難しい時は思い切って保育園を休ませたという方もいました。
確かに無理して連れて行かなくても、そういう日は休ませて、お休みを上の子とゆっくり過ごすのもいいですよね。
産後の上の子の保育園送迎はどうしてた?②パパとママが分担して送迎した場合
朝の送りはパパが、お迎えは赤ちゃんを連れてママがという方が多かったです。
両方は負担が大きいので、片方だけでもパパが担当してくれると助かりますよね。
中には勤務時間に余裕があったので、どちらもパパにお願いたという方も。
また、最近では在宅ワークも増えてきましたよね。
なので、パパが下の子を見ているうちにママが送迎をしたというご家庭や、パパも育休を取得して、送迎を分担したというご家庭もありました。
パパの育休や時短勤務を活用するのもアリ
令和4年4月から育児・介護休業法が改正されてからは、パパも育児休業を取得しやすい世の中になってきました。
詳しくは厚生労働省HPをご覧ください
産後パパ育休(出生時育児休業)が10月1日から施行されます|厚生労働省
こういった制度を上手に活用して、パパやママの負担が少しでも軽くなるといいですよね!
育児休業までいかなくても、パパが一時的に時短勤務に変更し、お迎えから寝かしつけまでの時間に、二人で対応できて楽だった!という方もいました。
確かにパパが完全に休みで家にずっといると、逆にご飯の準備など負担が増えることもあるので、時短勤務くらいがありがたいなんてママもいるようですね。
産後の上の子の保育園送迎はどうしてた?③ママが一人で送迎した場合
ひとり親世帯や、パパの仕事の都合上、どうしても頼れない場合などは、ママが送迎をすることになります。
その場合、新生児期から使える抱っこ紐や、ベビーカーを活用する方法があります。
新生児期から使える抱っこ紐おすすめを紹介しますね。
新生児から使えるおすすめ抱っこ紐①エルゴベビー オムニ ブリーズ
新生児期から48カ月まで長く使えます。
さまざまな抱っこに対応しています。
通気性の良いメッシュ素材で、日よけ用のフードも付いて便利です。
エルゴの抱っこ紐は、とにかく肩と腰の負担が軽いので、本当に楽です!
一つ持っているとかなり重宝します。
「エルゴベビー オムニ ブリーズ」の詳細を見てみる
新生児から使えるおすすめ抱っこ紐②ベビービョルン ベビーキャリア MINI
新生児期から12カ月まで使用可能。
対面抱っこと前向き抱っこができます。
赤ちゃんは体温が高く、抱っこ紐は熱がこもるので、メッシュ素材が選べるのは嬉しいですね。
ヘッドレストが付いているので、首座り前でも安心して抱っこできます。
赤ちゃんとしっかり密着するようにできているのも良いですね。
「ベビービョルン ベビーキャリア MINI」の詳細を見てみる
産後の上の子の保育園送迎はどうしてた?④[番外編]その他の工夫・利用できるサービス
保育園まで少し距離がある場合は。
ベビーカーに取り付けられるステップなどを使用すれば、上の子が疲れて歩かなくなってしまう心配も少ないので、おすすめです。
保育園が遠くて、車や自転車を使用する場合は、交通ルールを守ってくれぐれも安全には注意しましょう。
また、下の子を連れていく時に心配なのが、保育園で流行している病気の感染です。
感染対策として、下の子をベビーカーごと玄関に置いていったり、車に乗せたままお迎えに行ったりして、極力部屋まで連れて行かないようにしたという方もいました。
少しの間、先生が預かってくれる場合などもあるので、甘えられるようであれば甘えてしまうのも手です。
その他には、生後2週間から1カ月頃までは保育園をお休みしたという方も。
月齢が浅いほど外出時の心配も増えるので、少しの間と割り切って、思い切ってお休みしてしまうのもありかもしれませんね。
一部ではありますが、ファミリーサポートを利用した方もいました。
ファミリーサポートというのは、「会員制の子育て支援サービス」のことです。
保育園などの送迎時にも利用できるので、気になる方は地域のHPなどで調べてみると良いでしょう。
2人目出産で里帰りしない場合の家事はどうする?心構えと準備を紹介
里帰りをしない場合、保育園の送迎だけではなく、家事も大変ですよね。
育児休業中は、16時頃までの時短保育になる地域がほとんどです。
赤ちゃんのいる方は何度も経験されていると思いますが、育児をしていると一日があっという間に過ぎていきます。
なので、気付いたら保育園のお迎えの時間に!なんてことも。
少しでもママの負担を軽くするためにはどのようにしたら良いでしょうか。
2人目&里帰りしないママの負担を軽くする工夫①ネットスーパーを利用する
二人目に限らず、子供のいる家庭の多くが利用しているサービスです。
子供を連れての買い物は、想像以上に大変です。
ましてや、二人ともなると、下の子を抱っこして、動き回る上の子を追いかけながら、重い買い物袋を持って帰宅・・・。
考えただけでも過酷すぎます。
必要なものを必要な時に、スマホで簡単に注文出来て、受け取りも楽なネットスーパーはメリットだらけ。
利用したことのない方は、登録だけでもしておくことをおすすめします。
2人目&里帰りしないママの負担を軽くする工夫②宅食サービスを利用する
宅食サービスとは宅配食とも呼ばれるもので、調理済みの食事を届けてくれるサービスです。
以前は、一人暮らしの高齢者の方や病気で料理ができない方、食事制限のある方などが利用しているイメージがありました。
ですが、最近ではファミリー世帯や、ダイエットをしている方に向けたメニューなど、サービスも多様化してきました。
わたしの友人で、「作り置き.jp」という宅食サービスを利用している人がいます。
栄養満点の美味しい食事を家族の人数分届けてもらえるので、二人育児をしながらフルタイムで働いているため、大助かりだそうです。
ミールキットを使ったり、自分で料理したりする場合と比べても、そこまで割高感もなく、準備や後片付けのことも考えると、かなり良いサービスだと思います。
2人目&里帰りしないママの負担を軽くする工夫③ベビーシッターや家事代行サービスを利用する
実際に利用している方は多くないかもしれませんが、ベビーシッターや家事代行サービスを利用する方法もあります。
料金や相性の問題などもあるので、色々と比較してみるのも良さそうですね。
家事や育児の負担を乗り切るための心構え
思い通りにならない家事や育児で、ママはイライラしてしまうこともあるでしょう。
でも、うまくいかなくて当たり前。
完璧を求めすぎてしまうと、結果的に自分が苦しくなってしまいます。
時には「今日は掃除しなくていいや」「ご飯はお惣菜にしよう」と気楽な気持ちで、サービスなどにも頼りながら、大変な時期を乗り切れるといいですね。
里帰り出産をしない場合親に来てもらう?メリットとデメリットは?
人それぞれ、いろいろな事情で「里帰りをしない」ということを選択した方の中には、親に来てもらったという方もいました。
その場合のメリットやデメリットはどんなことがあるのでしょうか。
親に来てもらう場合、実母が義母かでも違うようです。
里帰り出産をしない場合①実母に来てもらう場合のメリット
やはりとにかく甘えられる!というのが最大のメリットです。
気を遣わず家事もやってもらえるし、何より自分のことをよくわかってくれているので、精神的に支えられたという声が圧倒的でした。
実母に来てもらう場合のデメリット
反対に、実の親子だからこそ衝突してしまったという意見も。
子育てに口を出されて喧嘩になってしまったり、家事の仕方に不満を感じたり。
一度離れて暮らすとそれぞれの家のルールがあるので、うまくいかないこともあるようですね。
またパパが気を遣ってしまい、家に帰っても気が休まらなかったという声もありました。
里帰り出産をしない場合②義母に来てもらう場合のメリット
良い意味でお互いに気を遣っているので、実母のように衝突をすることがないのが良かったという方もいました。
義母に来てもらう場合のデメリット
とにかく気を遣って疲れてしまったという方が非常に多かったです。
特に二人目だと上の子の赤ちゃん返りで、「おばあちゃんいや!ママがいい!」なんて言われた日には、気まずくて仕方ないですよね。
産後のホルモンバランスの影響でイライラしてしまっても、義母の前だと我慢しなければいけないので、ストレスが溜まってしまったという方もいました。
実母や義母との関係性によって違ってくるとは思いますが、やはりそれぞれにメリットやデメリットはあるようですね。
二人目出産で里帰りしなかった場合の上の子の保育園送迎のまとめ
二人目出産で里帰りをしなかった場合の上の子の保育園送迎はどうするの?について見てきました。
各家庭によって状況は異なりますが、さまざまなサービスや支援があります。
それぞれのご家庭にあった方法で、保育園の送迎や、家事の負担軽減などの参考にされてくださいね。