離乳食への片栗粉の上手な使い方!とろみをつけるおすすめの代用品はないの?

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子供が出来るまでは、離乳食の知識などほとんど無かったという方が多いのではないでしょうか。

それに片栗粉と言えば「とろみ付け」というイメージが一番強く、あんかけなんかを作るときに用いるものだと私は認識していました。

皆さんはどうでしょうか?

ところが、「片栗粉が離乳食に使われることが多い」という事実を知ってもですね。

なんとなく想像はつくような気はするものの、「具体的にどんなふうに使うの?」と興味がわいてきます。

クックパッドで「離乳食 片栗粉」と検索をかけてみると、なんと3600以上のレシピが掲載されていたのです。

これはもしや、世のお母さんたちにとって「離乳食に片栗粉を使う」のは常識なのかも?!

使い方によっていろいろ出来ちゃう片栗粉に注目です。

片栗粉を使った離乳食!簡単に出来るレシピをご紹介

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ではまず、片栗粉を使って簡単にできる「離乳食のレシピ」をご紹介していきますね。

片栗粉を使った離乳食レシピ①ハンバーグ

鶏のひき肉と絹ごし豆腐をビニール袋に入れてもみもみ。

さらに片栗粉を投入し、食べやすい大きさに形成して焼く、というもの。カンタ~ン!!
簡単にできる離乳食の「ハンバーグ」の詳しいレシピを見てみる

片栗粉を使った離乳食レシピ②かぼちゃとひじきのおやき

かぼちゃは柔らかくなるまでレンジで加熱し、ひじきはこまかく刻み、ツナをほぐす。

すべて混ぜ合わせ、片栗粉を投入し形成して焼く。
ひじきが苦手な子でも食べやすく、栄養もたっぷり。
簡単にできる離乳食の「かぼちゃとひじきのおやき」の詳しいレシピを見てみる

片栗粉を使った離乳食レシピ③あんかけうどん

  • 食べやすい大きさにカットしたうどん
  • ミックスベジタブル
  • だし汁
を鍋にかけて煮て、片栗粉でとろみをつけるだけ!
簡単にできる離乳食の「あんかけうどん」の詳しいレシピを見てみる

いかがでしょうか、この手軽さ!

気になったものがあれば、是非真似してみてくださいね。

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離乳食の片栗粉でつけたとろみは冷凍しても残っているの?

離乳食を作っていると

「毎回毎回とろみをつけるのは面倒臭い!」
「とろみつけて冷凍したらどうかな!?」

と思ったこと、ありませんか?

残念ながら片栗粉でとろみをつけて冷凍したらとろみは残りません。

水っぽくしゃばしゃばしてあまり美味しくないんです。

片栗粉でとろみをつけて冷凍するととろみがなくなってしまうのは片栗粉の性質によるものです。

片栗粉はでんぷんが糊化(こか)してとろみがつきます。

でんぷんが糊化するのは60度前後に温まる頃。

つまり片栗粉でとろみをつけるのはスープやあんかけなど温かいものに向いているんです。

そして冷めると食材から水分が出るので薄まり、水っぽくなってしまいます。

この後はいくら加熱しても元には戻りませんし、味も変化してしまうことがほとんど。

なので片栗粉でとろみをつけるのは食べる直前がオススメです。

離乳食で冷凍を活用しつつ、とろみを手軽につけたい場合はいくつか方法があります。

冷凍を活用して離乳食にとろみをつける方法①片栗粉を使うときのポイント

まず1つ目ですが、片栗粉を使う場合は、とろみをつけずに冷凍します。

食べる前に一度解凍し、水溶き片栗粉を少量いれ、500wで10~20秒ほど加熱した後すぐに混ぜることで手軽にとろみをつけることができますよ。

冷凍を活用して離乳食にとろみをつける方法②とろみのもとを使う

2つ目はとろみのもとを使うことです。

離乳食のコーナーに置いてあるとろみのもとという商品を使えば簡単にとろみがつけられます。

とろみをつけずに冷凍した離乳食を解凍し、とろみのもとを振り入れ30秒ほど混ぜるだけです。

片栗粉よりもお手軽にとろみをつけることができます。

冷凍を活用して離乳食にとろみをつける方法③冷凍向きのものを使う

3つ目はコーンスターチやジャガイモ、麩(ふ)など冷凍向きのものを使うことです。

コーンスターチはとうもろこしのでんぷんからできた粉ですが、とろみをつけることができます。

水に少量溶いてよく混ぜて加熱しながら混ぜると、使い方は片栗粉と似ていますが、片栗粉よりもとろみはつきにくいです。

しかし、冷めてもとろみが残りやすいので、冷凍には向いています。

ジャガイモはふかしたり茹でたりして、マッシュしたものを程よい硬さまで混ぜるだけです。

こちらも冷凍してもとろみを残すことができます。

さつまいもやかぼちゃなど芋類なら同じ効果があります。

最後に「おふ」ですが、水に戻さず粉状に砕いて混ぜるだけです。

簡単にトロトロにできますし、冷凍してもとろみを保てます。

ただ、麩(ふ)は小麦粉なので、アレルギーがある場合は注意が必要ですし、月齢によっては使えません。

いろんな方法がありますので、自身の使いやすいものを探してみてはいかがでしょうか?


片栗粉がない!!離乳食にとろみをつける代用品はないの?

先ほどご紹介したとおり、片栗粉を使った離乳食レシピはとっても沢山あるようです。

しかし! 「今ちょうど片栗粉がない…」なんて場合にも使える代用術を調査してみました。

片栗粉だけじゃない!とろみをつける代用品

そもそも片栗粉とは、カタクリという植物の根茎から作られた粉のことですが、現在ではじゃがいもを主流に製造されているんだそう。

とろみを出すために片栗粉の代用として使える食材は、ズバリ

  • 小麦粉
  • じゃがいも
  • コーンスターチ
です。

小麦粉は片栗粉と同じように水に溶かして使用すれば、とろみをつけることが出来るそうです。

片栗粉よりも焦げやすいことに気を付ければ、問題なく代用できそうですね!

コーンスターチも同じように代用できますが、とろみが少ないためあんかけなどには不向きかもしれません。

じゃがいもを使う場合は、すりおろしたじゃがいもと水を混ぜて放置しておき、うわずみの水を捨てると片栗粉の代用になるんだそう。

ちょっぴり手間ですが、先ほどお話したとおりじゃがいもから作られている片栗粉により近いかたちで代用することが出来ます。

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片栗粉の保存に使い勝手サイコーの100均アイテム!

そんなこんなで、出来ればキッチンに常備しておきたおい片栗粉。

最近ではジップのついた商品を見かける事がありますが、やはりまだまだ少ないのが現状です。

たくさん買い置きしておきたい場合、大容量になるとさらにジップがついているものが少ないです。

そこで、100均で手軽に手に入る保存グッズをチェックしてみました。

100均の片栗粉保存グッズ①まずはやっぱり!ジッパー付きの袋

密閉できるので衛生的で、長持ちにも期待が出来ます。

スプーンも一緒に入れておけば、使う分だけサッと取り出し可能。

100均の片栗粉保存グッズ②密封ビン

片栗粉のみならず、いろんな調味料を入れて並べてみるとキッチンがスッキリ、おしゃれに変身!

こちらもスプーンを入れておくと使い勝手が良いです。

100均の片栗粉保存グッズ③密閉クリップ

こちらは容器ではなく、袋の口をしっかり閉めるためのクリップです。劣化を防ぎますし、容器に入れ替える手間もありません。

最近ではクリップをつけたまま中身が出せるという、ハイテクなグッズもあるんです。

100円ショップに行ったら是非チェックしてみて下さいね!