
モバイルバッテリーをフリマアプリで売ろうとしたら、いきなり出品を削除されてしまった…なんて経験はありませんか? 「まだ使えるのにもったいない」「どこで売ればいいの?」と困っている方、けっこう多いんです。
実は、モバイルバッテリーはフリマアプリの中でもとくに注意が必要な商品のひとつ。
アプリによってルールがバラバラで、知らずに出品すると問題になることもあります。
でも、ちゃんと正しいやり方を知っておけば、売れる可能性は十分あります。
この記事を読めば、どのアプリでどう出品すればいいかが丸ごとわかりますよ。
メルカリでは中古モバイルバッテリーは売れません。でも大丈夫
「メルカリで出品しようとしたら消された」という方、あなたが間違ったことをしたわけではありません。
実はメルカリは2021年頃から、中古のモバイルバッテリーを出品禁止にしています。
PSEマーク(国の安全認証マーク)がついていて中古であれば削除の対象になってしまうんです。
でも、焦らなくても大丈夫です。
メルカリ以外のアプリ、たとえばラクマやYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)ならルールが異なります。
PSEマークさえついていれば、中古品でも出品できるケースがあるんです。
なぜモバイルバッテリーの出品にこんなに厳しいの?
そもそもなんでモバイルバッテリーの扱いはこんなにやっかいなのか、ちょっと背景を知っておくと安心です。
発火・発煙事故が相次いだから
モバイルバッテリーは「リチウムイオン電池」を使っていて、管理状態が悪かったり劣化が進んでいたりすると、発火や発煙のリスクがあります。
実際、電車の中や駅での発火事故がニュースになったことがありましたよね。
こうした事故を受けて、日本では2019年2月から「PSEマークのないモバイルバッテリーの販売禁止」が法律(電気用品安全法)で定められました。
フリマアプリ各社もこれに対応する形でルールを強化しています。
PSEマークって何?
PSEマーク(丸の中に「PSE」と書かれたマーク)は、国の安全基準を満たしていることを示す認証マークです。
モバイルバッテリーの場合はこの「丸形のPSEマーク」が必要で、商品本体に刻印または印刷されています。
三角形のPSEマークはモバイルバッテリーには対応していないので注意が必要です。
アプリによってルールが違う理由
各フリマアプリは法律の範囲内で独自のガイドラインを設けています。
メルカリは安全性を最優先に「中古品は一切禁止」という厳しい方針をとっており、一方でラクマやYahoo!フリマはPSEマークの確認を条件に中古品も認めています。
どのアプリも「PSEマークなし」「非純正(互換品)」は一切アウトという点は共通しています。
アプリ別!モバイルバッテリーを売る方法と注意点
では実際に、どのアプリでどう売ればいいのか見ていきましょう。
① メルカリ|中古は売れない。新品・未使用のみOK
メルカリで出品できるのは「新品かつPSEマークが確認できるもの」だけです。
数回使った・未使用に近いという状態でも、中古と判断されれば削除されます。
- 中古のモバイルバッテリーは出品禁止(状態に関わらず)
- 非純正・互換品は新品でも出品禁止
- PSEマークが本体に確認できない商品は出品禁止
削除を繰り返すとアカウントに制限がかかることもあります。
② 楽天ラクマ|PSEマークの写真を掲載すれば中古もOK
ラクマでは、PSEマークが商品本体についていて、その写真を出品画像に含めれば、中古品でも出品できます。
実際に中古のモバイルバッテリーをラクマで売った経験のある人も多く、メルカリで削除された後にラクマに出品したらすんなり売れた、という体験談も見かけます。(うらやましい…)
出品時に「モバイルバッテリーです」とカテゴリを選ぶと、注意喚起のポップアップが表示されますが、ルールを守っていれば問題ありません。
出品時のポイントはこちら:
- 商品本体のPSEマーク部分をはっきり撮影し、画像として掲載する
- 届出事業者名(メーカー名)を商品説明に記載する
- 膨張・破損があるものは出品禁止
私も以前、使わなくなったAnkerのモバイルバッテリーをラクマで売ったことがあります。
PSEマークの写真をしっかり撮って出品したところ、3日ほどで売れました。
出品前にメーカー名・型番・定格電圧をメモしておいたので、商品説明も迷わず書けましたよ。
③ Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)|PSEマーク+安全情報の記載が必要
Yahoo!フリマでも中古のモバイルバッテリーを出品することは可能です。
ただし、ラクマよりも記載が必要な情報が少し多め。
- PSEマークが商品についていること(画像での証明が必要)
- 届出事業者名(メーカー名)の記載
- 製品型番の記載
- 定格電圧の記載
これらの情報は商品本体やパッケージに書いてあることが多いので、出品前に手元で確認しておきましょう。
Yahoo!フリマは販売手数料が5%とメルカリ(10%)の半分で、手取りが増えるのも魅力です。
絶対にやってはいけないこと
どのアプリでも共通して、以下のことはNGです。
やると商品削除・アカウント停止になる可能性があるので注意してください。
- PSEマークのない商品を出品する(法律違反になる可能性あり)
- 非純正・互換品のモバイルバッテリーを出品する
- 膨張・破損・液漏れがある商品を出品する
- レンタルサービス(ChargeSPOTなど)のバッテリーを出品する(これは刑事罰の可能性もあります)
絶対に手を出さないようにしましょう。
少しでも高く売るための出品のコツ
せっかく売るなら、できるだけいい値段で売りたいですよね。
ちょっとした工夫で売れやすさが変わります。
写真は明るく・複数枚撮る
商品写真が売れやすさを大きく左右します。
とくにモバイルバッテリーは、以下の箇所を撮っておくと安心感が増します。
- 正面・背面・側面(傷や汚れがわかるように)
- PSEマーク部分(必須)
- 型番・メーカー名が書かれている部分
- 付属のケーブルやポーチがあればそれも一緒に
商品説明は正直に書く
購入回数・使用頻度・保管状況・傷の有無などをできるだけ具体的に書きましょう。
「ほぼ使っていない」「購入から1年以内」「自宅保管のみ」など、状態のよさを伝える情報があると信頼につながります。
逆に、気になるキズや汚れは隠さないこと。
後からトラブルになると面倒ですし、誠実な対応が高評価につながって次の取引も有利になります。
価格設定は相場を調べてから決める
同じメーカー・型番の商品が実際にいくらで売れているかを確認してから価格を決めましょう。
各アプリで「売り切れ」フィルターをかけて検索すると、実際に成立した価格が確認できます。
初めて出品したとき、なんとなく高めに設定したら1ヶ月以上売れず…。
売り切れ商品を調べて相場の少し下に価格を下げたら、翌日あっさり売れました。
最初から相場を調べておけばよかったと思いました。
まとめ:モバイルバッテリーをフリマで売るなら、まず「PSEマーク」を確認しよう
モバイルバッテリーをフリマアプリで売るときの大事なポイントを整理すると、こうなります。
- メルカリでは中古のモバイルバッテリーは出品禁止。新品・未使用品のみOK
- ラクマ・Yahoo!フリマはPSEマークの写真掲載+必要情報の記載で中古も出品できる
- PSEマークのない商品・非純正品は、どのアプリでも出品禁止
- 膨張・破損・液漏れがある商品は絶対に出品しない
- 写真は丁寧に・説明は正直に・価格は相場を参考に設定する
「メルカリで削除された」という経験がある方は、ラクマかYahoo!フリマに切り替えてみてください。
PSEマークがしっかり本体についていれば、売れる可能性は十分あります。
まずは手元のモバイルバッテリーの本体を手に取って、PSEマーク(丸形)がついているかどうかを確認してみてください。
それが、売れるかどうかを判断する最初のステップです。
使わないまま引き出しの奥に眠らせておくより、必要としている人の手に渡る方が、モノも嬉しいんじゃないかな、なんて思います。
モバイルバッテリーの処分には、フリマ以外にもいろいろな方法がありますよ。
自治体ごとの詳しい捨て方や、回収場所の具体的な探し方についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのガイドもぜひ参考にしてみてくださいね。