子供の好き嫌いは、ママにとっては頭を悩ませるポイントの一つですよね。
せっかく一生懸命作った食事も、「これ嫌い!!」と口すらつけてもらえず「ドーン」と落ち込むこともありますよね(><)
我が家は三姉妹なのですが、特に次女が好き嫌いがとても多くて困る事もしばしばです。
おやつはあんなに喜んで食べるのに、野菜などは見向きもしません。
でも、なぜ子供ってあんなに好き嫌いが多いのでしょうか??
そんな子供の好き嫌いって、何か工夫をすれば治るものなんでしょうか?
4歳児の好き嫌いが多い原因とは?味覚が敏感な子供の特徴について
まず子供の好き嫌いは、何が原因で始まるのでしょうか?
子供の好き嫌いはいつから?
産まれたばかりの赤ちゃんは、母乳かミルクしか口にしません。
そして少し成長してくると、離乳食が開始されます。
この離乳食の頃の赤ちゃんは「食べ物の味」というよりは、本能的に「自分が好きな味かどうか」で味覚を捉えています。
本能的ということは、「=体に必要なもの」ということなので、この時期はほとんど好き嫌いをすることなく口にすることができるのです。
しかし3歳を過ぎると脳が発達してきて、「味覚」としてしっかりとらえることが出来るようになります。
すると「味としての好き嫌い」がうまれ、食べられないものが出てきてしまうのです。
4歳前後が好き嫌いが多くなる理由は、この「脳の発達が味覚に影響してくる年齢」だからなんですね。
ちなみに我が家のNO1好き嫌いの次女は、今まさにこの4歳児です(^^;
味覚が敏感な子もいるの?
子供は大人に比べて、舌の上にある味を感じる器官「味蕾(みらい)」が二倍以上あります。
味を感じるセンサーが大人よりも敏感なため、好き嫌いをする子が大人よりも多いといわれています。
この味蕾の数が、さらに一般的な数よりも沢山ある「スーパーテイスター」と言われる人が、なんと「人口の25%」ほどいるそうです。
このスーパーテイスターの場合、一般的な味覚の感じ方よりも3倍ほど強く味を感じると言われていますので、苦みや酸味などもさらに強く感じてしまいます。
どうしても食べられないものが多いお子さんの場合は、このスーパーテイスターである可能性もあるかもしれませんね。
このスーパーテイスターは、
- 身長が高い
- 髪の毛がちょっとくるんくるん
- 目が茶色い
病気などではありませんのでご安心くださいね(^^)
なので、好き嫌いが多いと心配するお子さんの中には「ただのわがまま」ではなくって、こんな「風に味をつよく感じるせいで食べられない」という、そんな子もいるということなんですね。
好き嫌いの多い子が食べてくれる?気分を変えてお弁当にしてみよう!
では、そんな好き嫌いが多い子供には、どうやって食べてもらえば良いのでしょうか?
私がオススメしたいのが、「お弁当にしてみる」という方法です。
この「お弁当にしてみる」とは、決してコンビニなどで買ってくるというわけではありません。
食事をするという事に、少し遊びの要素をとりいれてみるという意味です(*^^*)
子供って、いつもと違うシチュエーションだと、嫌いなものも食べたりしませんか?
なので、いつもの昼食をお弁当箱に詰めて、近くの公園やお庭にでて食べてみてはいかがでしょうか?
「ピクニックごっこしよ~!!!」と声をかけながらお弁当を開ければ、きっと子供はドキドキワクワク喜ぶことまちがいなしっ(^O^)/
すると、いつもは食べない野菜や乳製品などもすんなり食べてくれるかもしれませんよ。
手の込んだお弁当はいりません。
作ったお昼ご飯を、ただお弁当箱につめればそれでOKです(^^)
外でご飯を食べるとママの気持ちもすっきりするので、とってもオススメですよ!
ちなみに私の子供たちも「ピクニック」という言葉が大好きです。
それこそ普通に、おにぎりとちょっとしたおかずをお弁当箱につめて「近くの公園でピクニックする?」と聞くと、それだけでテンションMAXです^^
4歳の食べ物の好き嫌いまとめ
4歳の食べ物の好き嫌いを治す方法についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
味覚が普通の人よりも敏感な人が、意外と沢山いることにびっくりした人も多いのではないでしょうか?
もちろん子供には、色々な栄養を沢山とってほしいです。
でも、あまり気負いすぎず、気長に「良い食体験」を積ませてあげたいですね(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。