子どもにタブレットを見せることについては、色々な意見がありますよね。
「子どもにタブレットを見せるのはちょっと・・・という方」
「公共の場所で騒がないようにタブレットを見せているという方」
「親がどうしても手が離せない用事をしている間だけ見せるという方」
と、いろんな方がいると思います。
タブレットを使わせる内容も
「Youtubeなどで動画を見せているという方」
「知育アプリを使わせているという方」
「子ども向けのゲームをさせるという方」
などなど様々な使い方をしています。
確かにタブレットは、指やタッチペンで子どもでも簡単に操作ができ、とても便利な道具です。
動画やゲームなど次々に新しい刺激が登場し、子どもにとって飽きずに遊べる魅力的なおもちゃでもあります。
そのため、ルールがなければ際限なくタブレットを使ってしまうのではないかという心配もあります。
子どもにどうやって使わせるかをパパやママが考える必要があるんですね。
子どもにタブレットを見せるとき、決めておくべきルールのひとつに「時間制限」があります。
ずーっと長時間タブレットを見せるわけにはいきませんよね。
では一体どれくらいの時間見せていいのでしょうか?
調べたところ、見せる時間は家庭によってオリジナルルールが決められていました。
「平日は30分で休日は1時間」という家庭や、「10分見たら1時間勉強させる」という家庭もありました。
「お手伝いしたりテストでいい点をとったらタブレットの視聴時間を+5分する」というごほうび感覚のルールもありました。
私の家では、「宿題が終わったら30分」としています。
うちの子の場合は、あまり長時間タブレットを見続けていると
- 飽きてしまったり
- 上の子と一緒に遊びたい下の子が怒り出してしまったり
時間のルールを決めるときは、子どもの性格と家庭の状況を併せて考えて、子どもと話し合って決めるとよいと思います。
タブレットを子どもに使わせるとき!制限は決まり事だけじゃなく設定もできる?
ルールを決めたら、どうやってそのルールを守らせたらよいのでしょうか。
利用時間を決めた場合、子どもが自分で時計を見て約束の時間になったらやめるのが一番理想的ですよね。
でもそんなにうまくいかないと思うので、親が声をかけて終了時間を知らせることが多いのではないでしょうか。
他にも、タブレットの設定を変える方法もあるのでご紹介します。
設定の方法は、お使いのタブレットの種類によって違います。
子供が使うタブレットの設定①iPad・iPhone・iPod touchの場合
これらのタブレットでiOS12では「スクリーンタイム」という機能がついています。
スクリーンタイムを設定することで、タブレットの利用時間の制限をかけることができます。
利用時間の制限は、分刻みで細かく設定でき、制限時間を過ぎると使用不可になります。
制限できる対象は、タブレット内に入っているアプリとwebサイトです。
ただし、この制限は毎晩午前0時にはリセットされてしまうので、その都度設定が必要になります。
「Phone、iPad、iPod touch でスクリーンタイムを使う」
「iPhoneのスクリーンタイムとは?できることや設定方法をわかりやすく解説」
子供が使うタブレットの設定②Androidの場合
Androidで時間制限をかけるには、Android自体には制限する機能が備わっていないので、アプリをダウンロードする必要があります。
無料で使えるアプリもあるのでご紹介します。
Youtubeで動画をよく見る子どもにおすすめです。
タイマーで時間制限することができます。
それ以外にも、年齢別に視聴できるコンテンツのレベルを設定できたり、見せたくない動画をブロックしたりする機能もあります。
☆保護者向けGoogleファミリーリンク
13歳未満の子どもを対象とし、子ども用のGoogleアカウントを作り親のアカウントとリンクさせて子どものタブレットの利用を細かく制限できます。
子どもが寝る時間にはタブレットを使えないようにロックをかけたり、利用時間の上限を設定できたりします。
タイマーのように〇分経ったら強制的に終了したり、1日トータルで〇分使ったらその日はもう使えなくなったりと様々な状況に合わせて細かい設定ができます。
ご紹介した他にも子ども用に保護者が設定できるアプリはたくさんありました。
有料のものもありますが、無料でも問題なく使えるので、使いやすいものを色々試してみて、自分にあったものを見つけてくださいね。
タブレットを子どもに与えるとき!どんな種類のフィルタリングができるの?
子どもにタブレットを与えるとき、安全に使えるように親が常に一緒について見守るのが望ましいとは思いますが、それができないことも多いですよね。
そんなときには、フィルタリングを設定するといいですね。
一口にフィルタリングと言っても、様々なものがあります。
先ほどの時間制限もフィルタリングの一つです。
他にも、次のようなフィルタリングがあります。
- 子どもには見せたくないwebサイトを見せないようにする
- アプリを勝手にダウンロードしたり削除しないようにする
- アプリ内で勝手に課金できないようにする
- Twitterやfacebookの設定を変更できないようにする
これらのフィルタリングは、上で紹介した「スクリーンタイム」や「保護者向け Google ファミリーリンク」などで設定することができますよ。
タブレットの子供への時間制限は?のまとめ
タブレットは子どもでも気軽に使える反面、ある程度大人がコントロールしないと問題が起こりやすいと思います。
パパやママが一方的にルールを押し付けるのではなく、子どもと一緒に話し合って使い方を決められるとよいですね。