痩せ菌にはらっきょうを何個食べればいいの?

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あなたは、らっきょうをよく食べますか?

正直、私はらっきょうがあまり得意ではないので滅多に食べることはないのですが。

でも!らっきょうはダイエット効果があるということを小耳に挟んだので、興味がわいてきました。

最近、テレビなどで「痩せ菌」というワードを聞くことが増えてきました。

この痩せ菌呼ばれているのは、「バクテロイデーテス」という腸内細菌のことです。

どれだけ食べても痩せないという人は、

「体の中にこの痩せ菌が多く」
「太っている人は痩せ菌が少ない」

ということが、研究でわかってきたようです。

つまり、「痩せ菌(バクテロイデーテス)を増やせば、痩せやすい体質を作ることができることが期待できる」ということです。

では、痩せ菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか。

まず、バクテロイデーテスのエサになるのは、食物繊維です。

特に、水溶性食物繊維が大好物なんです。

なので、「その水溶性食物繊維が多く含まれているものを食べば、痩せ菌が増えることが期待できる」と言うことなんですね。

そして、痩せ菌の大好物!水溶性食物繊維が多く含まれているものの代表的な食べ物が、らっきょうなのです!

食物繊維と聞けば、ゴボウが思い浮かぶ人が多いと思いますが、実は、らっきょうはゴボウの3.7倍の水溶性食物繊維が含まれているのです。

らっきょうに含まれている成分と効果について

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らっきょうには、痩せ菌以外にも、体に良い効果が期待できる成分がたくさん含まれています!

主要な成分を3つ、ご紹介しますね!

らっきょうの主要成分①フルクタン

フルクタンには、水溶性食物繊維がたくさん含まれています。

これが、痩せ菌のエサになるものです。

整腸作用があるので、便秘解消にも効果が期待できます。

血糖値の上昇を抑え、血液の中の悪玉コレステロールを減らすことも期待できます。

そしてなんと、ゴボウの3.7倍の食物繊維が含まれています。

なので、コレステロール値を下げて糖尿病予防の効果も期待できるんですね。

らっきょうの主要成分②硫化アリル

この「硫化アリル」は、ニンニクにも含まれている辛み成分です。

これには、消化吸収・殺菌作用・体を温める効果が期待できます。

油っぽいものを食べたときにも、消化を良くしてくれるんですね。

そして、硫化アリルはビタミンB1の吸収を高めるので、疲労回復が期待できます。

血液をサラサラにする効果もあるので、脳梗塞・心筋梗塞の予防にもつながりますね。

抗ガン作用、免疫力を高める作用も期待できる効果の1つです。

らっきょうの主要成分③ケイ素・ナイアシン・ビタミンC

ケイ素には、コラーゲンを再生してくれる効果が期待できます。

ナイアシンとビタミンCは、そのケイ素の働きを高めてくれるので、美肌効果が期待できますよ。

水溶性食物繊維がたくさん含まれているというだけでも嬉しいのに、その他にもこんなにたくさんの素敵な成分があります。

「らっきょう、おそるべし!」ですね。

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らっきょうを食べ過ぎると腹痛になるのはなぜ?1日に適量はどれくらい?

前述したように、らっきょうは健康に良い食べ物です。

食欲をそそるにおいも相まって、ついついたくさん食べてしまいそうになりますが、それは少し気を付けてください。

らっきょうの一日に摂取する適量は「4~5粒が限度」と言われています。

それ以上にたくさん食べ過ぎると、お腹が痛くなってしまうことがあります。

それは、消化を促す作用のある「硫化アリル」が、摂取過剰になると胃を刺激して、胃を傷つけてしまうことがあります。

さらに、食物繊維が豊富に含まれているので、消化不良を起こす可能性もあるそうです。

消化不良で下痢・便秘になることがあります。

臭いの原因となっている「アリシン」という成分が含まれているので、臭いオナラや口臭もきつくなってしまうことがあります。

ただ、個人差があるので、10粒食べてもなんともない人、数粒だけでお腹の調子が悪くなってしまう人などいろいろあると思います。

食べるのに慣れていない頃は、おいしくてもほどほどにして様子を見ながら食べるようにしてくださいね。


らっきょうを使ったダイエットレシピ!美味しいと人気の料理4選

らっきょうの食べ方は、どういうものを想像されますか?

恥ずかしながら、私は「カレーの付け合わせ」以外のレシピは思い浮かびません;

どのように調理すれば、飽きずに楽しく食べることができるのかを調べました。

4つの簡単レシピをご紹介します。

らっきょうの簡単レシピ①サラダ

<作り方>
1.根っこと上の部分を切った生のらっきょうを繊維にそって薄く切る

2.切ったらっきょうを水に2~3分さらすか、茹でて氷水にとって冷やす

3.水気をきり、ポン酢・鰹節・しょうゆなどで和えて完成

とてもシンプルな食べ方です。

普段のサラダに混ぜて、ドレッシングで食べてもOKです。

らっきょうの簡単レシピ②焼きらっきょう

<作り方>
1.根っこと上の部分を切り、洗いながら薄皮をむく

2.アルミホイルに包み、そのままオーブンで15分焼く(らっきょうが半透明になるまで)

3.アルミホイルを開け、焼き色をつけるためにさらに2~3分追加で焼いて完成

焼くことで甘味が増え、ホクホクした食感で食べやすいです。

らっきょうの簡単レシピ③天ぷら

<作り方>
1.根っこと上の部分を切り、薄皮をむく

2.天ぷらの衣をつけて170℃の油で」揚げて完成

ただ、そのまま揚げるだけ。

塩を軽くふるだけでおいしく食べることができます。

らっきょうの簡単レシピ④マリネ

<作り方>
らっきょうの甘酢漬けの漬け汁に、お好みの野菜(きゅうり・パプリカなど)を和えるだけ。

これは、調理方法ではないですが、いろいろな野菜も一緒に食べることができます。

意外といろいろな調理方法がありましたね。

甘酢漬けにしてカレーの付け合わせにしかならないと思っていたらもったいないです。

是非、チャレンジしてみてください。

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痩せ菌効果がらっきょうで!?のまとめ

らっきょうで痩せ菌効果がある?ということについて見てきました。

簡単にポイントをまとめておきますね!

  • 痩せ菌とは「バクテロイデーテス」という腸内細菌のこと。
  • 痩せ菌を増やせば痩せやすい体質になります。
  • 痩せ菌のエサとなる水溶性食物繊維が多く含まれているらっきょうは、ダイエットに効果的な食べ物です。
  • らっきょうには、フルクタン・硫化アリル・ケイ素・ナイアシン・ビタミンCなどの体に良い成分が含まれています。
  • らっきょうは一日4~5粒まで。
  • 摂取しすぎると、下痢・便秘・臭いオナラ・口臭の原因になります。
  • サラダ、焼きらっきょう、天ぷら、マリネなど、甘酢漬け以外にもいろいろな調理方法があります。
ご紹介してきた内容を参考に、ぜひあなたも「らっきょうで痩せ菌生活」はじめてみませんか?