桃にはいろいろな種類(品種)があるのをご存知でしょうか。
私は「白桃」「黄桃」ぐらいしか知らなかったのですが、実は桃は290種類以上の品種があるそうです。
そして桃は品種によって、甘さや収穫時期も異なります。
そこで今回は、そんな桃の品種の中でも糖度が高い品種について、詳しく見ていきたいと思います!
桃の種類で糖度が高いものは?人気の品種6選!
桃の糖度は平均すると「11度~14度」ほどです。
一般的に、糖度が12度以上だと美味しく感じられます。
そして、糖度が16度を超すと、「とっても甘い!」と感じるようです。
では、糖度の高い桃の品種には、どのようなものがあるのでしょうか。
糖度の高い桃の品種①西王母(糖度19度)
“せいおうぼ”と読みます。
「川中島白桃」と「ゆうぞら」の交配種です。
平成27年の時点では、山形県と山梨県でしか栽培されていないので、流通量は少ないようです。
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糖度の高い桃の品種②あまとう2号(糖度17度)
2004年に品種登録された、比較的新しい品種です。
肉質は固めで、香りは少ないようですが、糖度がとても高いです。
糖度の高い桃の品種③ゆうぞら(糖度14度)
「白桃」と「あかつき」の交配種です。
肉質は固めですが、固めであっても甘さは十分です。
皮がむきにくいので、手ではなく包丁を使ってしっかり皮をむかなければいけません。
追熟するのに時間がかかってしまいますが、日持ちする品種だと言えます。
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糖度の高い桃の品種④黄金桃(糖度14度)
黄金桃は、以前は缶詰などの加工用に作られていたようですが、現在はそのまま食べるのに適したように改良されてきています。
黄桃の仲間で、果肉は固めです。
マンゴーに少し似ています。
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糖度の高い桃の品種⑤あかつき(糖度14度)
あかつきは、「白桃」と「白鳳」の交配種です。
酸味があまりないので、甘く感じられます。
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糖度の高い桃の品種⑥清水白桃(13度)
清水白桃は、綺麗な白い色をしているので「桃の女王」と呼ばれています。
見た目が美しいので贈答用に使われることもあります。
甘い桃「清水白桃」の詳細を見てみる
スーパーでは桃の色から「白桃だな」「黄桃だな」と思って買うぐらいだったのですが。
でもこれからは、お店に並んでいる桃の品種にも注目してみようかなと思います。
でも、せっかく買った桃、どれくらい保存できるか知ってますか?
桃の種類で甘さがすごい!収穫時期ごとのおすすめの品種は?
桃は夏のフルーツですが、早いものだと6月の中旬頃から収穫することができるものもあります。
収穫時期ごとに、おすすめの品種をご紹介します。
収穫時期6月中旬おすすめの桃「はつおとめ」
極早生の桃なので、とても早く収穫されます。
上品な甘さで少し柔らかい果肉がジューシーでおいしいです。
収穫時期6月下旬おすすめの桃「はなよめ」
はなよめも、極早生種の桃なのでシーズンの初めころに収穫されます。
大きさが小ぶりなので、スーパーで並ぶよりも贈答用に使われることの方が多いようです。
糖度は少し低めですが、酸味が少ないので甘く感じられます。
収穫時期7月上旬おすすめの桃「日川白鳳」
糖度が12度ほどなので甘くておいしいです。
果肉が柔らかく、みずみずしい味わいが特徴です。
少し触るだけで傷みやすいので、優しく取り扱ってあげてください。
しっかりと色がついているものを買うと良いでしょう。
収穫時期7月下旬おすすめの桃「清水白桃」
前の項目でも取り上げましたが、桃の名産地、岡山県で作られている代表的な品種です。
皮に近い部分が甘いので、よく洗って産毛を落とし、皮ごと食べてみても良いかもしれません。
収穫時期8月上旬おすすめの桃「白鳳」
“はくほう”と読みます。
桃の中ではとても有名で代表的な品種です。
食べていると果汁がしたたるほどたくさん出ます。
酸味が少なくて甘く品種です。
収穫時期8月中旬おすすめの桃「あかつき」
岡山に次いで有名な桃の名産地、福島県でたくさん生産されている品種です。
スーパーの店頭によく並んでいます。
果肉が柔らかく、包丁ではなく手だけでもむけます。
押すとすぐに茶色く傷んでしまうので、取扱いに気を付けてくださいね。
収穫時期8月下旬おすすめの桃「おかやま夢白桃」
岡山産の桃の中では、「清水白桃」に次いで人気が高い桃です。
甘さは清水白桃よりも高く、大玉で果汁が多いです。
収穫時期9月上旬おすすめの桃「黄金桃」
以前は缶詰などの加工用に作られていたようですが、現在はそのまま食べるのに適したように改良されてきています。
熟した黄金桃の果肉は甘みも強く、かすかなマンゴーの香りのするものもあるようですよ。
収穫時期9月中旬のおすすめ桃「西王母」
“せいおうぼ”と読みます。
「川中島白桃」と「ゆうぞら」の交配種です。
糖度は15度前後と高く、やさしい酸味で後味はすっきりな、上品なおいしさの桃です!
6月から9月までの期間で、いろいろな品種を食べ比べてみても、おもしろいかもしれませんね。
甘くてジューシー!「人気の桃」を探してみる
糖度だけじゃない!味や食感も抜群な美味しい桃ランキング!
お米でも「ブランド米」と呼ばれるものがあるように。
桃にだって同じ品種でも「作られた場所」によって、ブランド価値があるということは知っていますか?
そこで次は、味や食感も抜群な美味しい桃ランキングを紹介していきたいと思います!
味や食感も抜群な美味しい桃ランキング①山梨県
まずは桃を一番多く生産している、山梨県のブランド桃です。
山梨県の中でも、春日居町(笛吹市)はブランド産地として市場からはとても高い評価を受けているんだそうですよ!
春日居町で生産されている品種は
- <6月下旬~7月中旬>
「日川白鳳・加納岩白桃」 - <7月中旬~8月上旬>
「白鳳・浅間白桃」 - <8月上旬~8月中旬>
「川中島白桃」 - <8月下旬~9月上旬>
「幸茜・さくら白桃」
柔らかめで果汁が多めの桃が好きな人は6~7月の桃がおすすめ。
反対に硬めでとっても甘い桃が好きな人は8月上旬以降の桃がおすすめです!
そんな春日居の桃は、お取り寄せサイト「豊洲市場ドットコム」の山梨県産桃の人気ランキングで1位にランクインしています。
引用元:「豊洲市場ドットコム 山梨県産桃の人気ランキング」
次いで
<2位>「一宮水蜜(いちのみやすいみつ)」
<3位>「ぴ~一番」
<4位>「夢みずき」
<5位>「浅間白桃」
がランクインしていますね。
どの桃もとても美味しそうです。
気になる桃があれば、桃の説明欄の最後の行の右下に「購入はコチラ」というボタンがあるので、そちらから飛べば購入ページに行けますよ。
味や食感も抜群な美味しい桃ランキング②福島県
桃の生産量2位の福島県にもブランド桃があります。
それが、桑折町(こおりまち)の「献上桃の郷」です。
この桑折町の桃は皇室・宮家への献上桃として選ばれ続けています。
そんな献上桃とそん色のない「糖度12度以上の美品の桃」が『献上桃の郷』という商品名で売られています。
品種は季節によって
- あかつき
- まどか
- 川中島白桃
味や食感も抜群な美味しい桃ランキング③和歌山県
和歌山県は桃の生産量(収穫量)においては5位と低めです。
ですが、和歌山県紀の川市桃山町で育てられた桃は、「あら川の桃」というブランド桃になります。
主な品種は
- 日川白鳳
- 八幡白鳳
- 白鳳
- 清水白桃
- 川中島白桃
この「あら川の桃」は、ふるさと納税 桃(もも)のおすすめランキングにて1位にランクインしていました!
引用元:「ふるさと納税 桃(もも)のおすすめランキング【19サイト横断比較】」
西日本では和歌山県が一番の桃の生産地です。
そんな産地直送の桃もぜひ食べてみたいですね!
桃は種類で甘さが全然違う!?のまとめ
桃は種類で甘さが全然違う!?ということについて見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきますね!
- 桃の平均糖度は11度~14度です。
- 糖度の高いものは、19度(西王母)のものもあります。
- 6月中旬の「はつおとめ」に始まり、9月中旬の「西王母」まで、品種によって収穫時期は様々です。
義兄夫婦のオススメの桃農園だったのですが、義兄が行った時期がベストタイミングだったようで、私たちが行ったときは少し硬くて甘味が少なかったです。
「あと少し早ければ…!」と悔やまれましたが、果物はやはり旬の時期が一番おいしく食べられるんだなぁと勉強になりました。
桃は食物繊維が多く含まれているので、便秘などに効果が期待できるようですよ。
安価ではないので、我が家ではあまりたくさん食べることができませんが、今年もおいしい桃を食べて癒されたいなと思います♪
には、そんな美味しい桃の食べごろを簡単に見分けるポイントについて、わかりやすくまとめています。
ぜひ、お気に入りの桃が見つかったら、さらに美味しく食べるために、参考にしてみてくださいね!