ステンレス鍋でやってはいけないことは?意外と知らないタブーな扱い方

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ステンレス鍋って丈夫で長持ちするから、各家庭に1つはあるんじゃないかなと思います。

万能そうなステンレス鍋ですけど、実は「やってはいけないこと」がいくつかあるんです。

あなたも知らず知らずのうちに、間違った使い方だとかお手入れのせいで、せっかくのステンレス鍋の寿命を縮めてしまっているかもしれませんよ。

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ステンレス鍋でやってはいけない5つのこと

それではさっそく、ステンレス鍋でやってはいけない5つのことについて、見ていきましょう!

ステンレス鍋でやってはいけないこと①焼いたり炒めたりには向いていない

ステンレスというのは熱伝導率が低いので、炒め物をするとくっついちゃうんですよね。

カレーや肉じゃがを作るときに、最初に具材を炒めますが、ステンレス鍋でやってしまうと肉とかくっついちゃってボロボロになったり・・・

フライパンで炒めてから鍋に移し替えるようにするとこの失敗から逃れられますよ。

ステンレス鍋でやってはいけないこと②他の金属と一緒に保管する

鉄・アルミ・銅などの素材の鍋と一緒に保管すると、錆がうつることがあります。

特に鉄は錆やすいので、ステンレスまで一緒に錆びてしまうと手入れが大変です。

接触しないようにしまいましょう。

ステンレス鍋でやってはいけないこと③中身を入れたまま保存

これまたカレーやシチューなどでありがちですが、中身が残ったのでそのまま冷蔵庫に入れちゃうことありますよね。

こういう場合はホーロー鍋の方が向いています。

ホーロー鍋は錆にくいので、料理の保存にも安心です。

ステンレス鍋でやってはいけないこと④塩分や酸などを付着させたままにしない

ステンレス鍋は錆びには強いほうですが、塩分や酸性の強い食品の汚れがついたまま放置しているのはよくないです。

だいたい使い終わればすぐ洗うものですが、煮物などを入れっぱなしで数日保存などするとよくないですね。

洗う時に金属たわしでゴシゴシしてしまうと表面に傷がついて、そこに汚れが入り込んでさらに錆びやすくなります。

なので、洗う時は傷のつきにくいスポンジで洗いましょう。

ステンレス鍋でやってはいけないこと⑤湿気の多いところで保管すること

鍋の収納場所で多いのは、流し台の下ですよね。

とても湿気の多い場所ですから、もしそこにしまうとしたらよく水けをふき取り、乾燥させてからしまってください。

やはり錆びる原因になってしまいます。

湿気が多いとカビたりもするので、よくないですね。

個人的にはステンレスって錆に強い印象でしたが、扱いが悪いと錆びることもあるようです。

私はけっこうタブーをしまくっていると気付きましたが、今のところステンレス鍋は錆びていません。

シンクのステンレスの方は、もらい錆をよくしています。

缶詰をちょっと置いといたら丸い錆がくっついちゃうってことが多々あります。

激落ちくん(メラニンスポンジ)でこすりまくるとだいたい落ちますが、うっすら残ることもありますので、気を付けたいところです。

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ステンレス鍋で揚げ物をすると危険?揚げ物に使う時の注意点は?

ステンレス鍋で揚げ物をするのは危険という話を耳にしますが、どのように危険なのか調査してみました。

先ほど挙げたステンレス鍋のタブーに、焼いたり炒めたりには向いていないとありましたよね。

くっついちゃうからって理由ですが、揚げ物をしても衣などが鍋にくっついちゃって失敗するという意味で危険というようです。

だから炒めるのも焼くのも揚げ物もダメって思っちゃいますよね。

でも!実はくっつかない裏技があるんです!

こちらの動画を見てもらえるとわかりますが、ステンレス鍋に油を敷いて煙が出るまで熱したら、一度冷まして、それから油を入れて揚げ物をするだけです。

煙がでるまで油を熱して冷ますことで、鍋がコーティングされてくっつかなくなるのだとか。

一度冷ますということがポイントなんですね。

カレーで炒める時、油を敷いて煙が出るまで熱して肉を入れたらめちゃくちゃくっついたので、騙された!と落ち込んだ記憶があります。

話を最後まで聞かなかった私の落ち度です・・・フライパンを使わなくて済むなら洗い物が減るのでラッキーです。

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ステンレス鍋で味噌汁は作っていい?汁物調理に向いている?

ステンレス鍋で味噌汁は作ってもいいかですが、私は毎日作ってます。特に問題ないですね。

汁物には向いていると思いますよ。大きい両手鍋なども売られていますし。

ただ、熱伝導率が悪いので大量に作ると煮えるのに時間がかかる部分はありますね。

朝など時間との戦いの場合は、熱伝導率の高いアルミ鍋で少量作るといいですよ。

味噌汁は塩分が強いので、残った味噌汁をステンレス鍋に入れたまま冷蔵庫というのはやめておきましょう。

鍋が傷むので、冷蔵庫に入れる時は瀬戸物のどんぶりに移し替えるとかしましょう。

朝温める時にまた鍋に戻したり、レンジで温めるなど面倒ではありますが、工夫してみてください。

たくさん作って冷蔵庫に保管して何日も食べたいというのであれば、大き目のホーロー鍋に買い替えて作りましょう。

コーティングされているので、錆の心配もないし成分が溶けだすなどもないですから。

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ステンレス鍋にも寿命はあるの?買い替えどきを判断するポイントは?

ステンレス鍋は丈夫ですが、

  • 取っ手などが壊れてしまったり
  • 鍋に穴があいてしまったり
すれば、それはもう寿命といえるでしょう。

上記のような目立った破損ではなくても、「コンロやIHに乗せた時にぐらぐらと不安定になる場合」。

そんなときは、鍋が歪んでしまっているかもしれません。

鍋が歪んでしまうと、食材に均等に火が通らなくなってしまいます。

そうすると、料理に支障がでてくることが考えられますよね。

また、「特定の部分で毎回焦げ付いてしまう場合」も買い替えどきを判断するポイントです。

買ったばかりの頃から焦げ付く場合は、くっつかない裏技で回避できると思います。

そうではなくて、「今までは焦げ付いたことなかったのに、最近よくここらへんだけ焦げ付くな」という時はありませんか?

焦げ付きがひどくなると、いまいち思ったように料理ができなくなるので、気分が下がりますよね。

せっかく作るのであれば、今まで通り美味しいものを作りたいと思うはずです。

なので、焦げ付きがひどいようでしたら買い替えてしまいましょう。

ステンレス鍋は上手に使えば長持ちするのが特徴です。

長持ちするので、その分他の鍋よりも買い替えどきの判断がはっきりとはしていません。

判断するポイントとしては、料理しているときに「今までみたいに上手くいかないな」と感じたら買い替えることをおすすめします。

ステンレス鍋でやってはいけないことのまとめ

比較的錆には強いと思われたステンレス鍋ですが、使い方が悪いと錆びることもあるようです。

鉄みたいにあっという間に錆びるということはなさそうですが・・・

「ステンレス鍋のタブー」と言われている炒め物なども、油でコーティングすることによりくっつかなるという裏技もわかり、うまく使えば万能な鍋かもと再確認できました。

そして、ステンレス鍋は熱伝導率が低いので、じっくり煮る料理などに向いています。