バターナッツかぼちゃは、南アメリカ出身のかぼちゃですが、種類で言うとニホンかぼちゃと同じなんだそうです。
だからこそ外国生まれのかぼちゃでも日本人になじみやすいのかもしれません。
バターナッツかぼちゃは名前の通り、バターナッツの風味があって粘り気があるので、スープやグラタンに向いています。
日本で普通に売られているかぼちゃといえば、緑色で硬くて切るのが大変というイメージです。
でも、バターナッツかぼちゃは皮が薄くてピーラーでむけちゃうんですよ!
それに生でも食べられます。
普通のかぼちゃはボリボリでとても生では無理ですけどね。
バターナッツかぼちゃってどんな味?
ひょうたんの上部は柿のようにシャキシャキしていて、甘みはないけどみずみずしい食感です。
下部はメロンのように甘くてフルーツのような味になっています。
生だとシャキシャキ、加熱するとねっとり、と覚えてくださいね。
形はひょうたんですが、種があるのは下の方だけで、上には実だけしかありません。
半分くらいが種で占めてる普通のかぼちゃよりお得だなぁなんて思ってしまいました。
ピーナッツかぼちゃという名前のかぼちゃも売られています。
でもバターナッツかぼちゃと同じもので、呼び方が違うだけですよ。
皮ももちろん食べられます。
バターナッツかぼちゃの食べ方は?加熱でも生でもOK!
バターナッツかぼちゃの食べ方は、加熱でも生でもOKです。
バターナッツかぼちゃは日本かぼちゃです。
どんな料理に向いているのか見ていきましょう。
バターナッツかぼちゃに向いている料理方法①スープやグラタン
加熱するとねっとりとした食感なので、かぼちゃスープやグラタンに向いています。
栗カボチャなどはぽくぽくして粉っぽいですが、こちらは西洋かぼちゃというくくりになっています。
食感に合わせて調理するといいですね。
バターナッツかぼちゃに向いている料理方法②サラダやデザート
ねっとりだから、かぼちゃサラダにもよさそうですよ。
また、デザートにもおすすめです。
かぼちゃプリンもナッツの風味があっておいしいと評判でした。
バターナッツかぼちゃの皮をそのまま器にしたプリンとってもかわいいんですよ!
坊ちゃんかぼちゃ(小さいかぼちゃ)をそのままくりぬいてプリンにするというレシピはあります。
でも見た目は「和」っぽい感じなんですよね。
でもバターナッツかぼちゃの皮を使ったプリンは「洋」な雰囲気です。
ハロウィンにもよさそうです♪
Twitterに画像がありましたので、参考にどうぞ。
バターナッツかぼちゃプリン pic.twitter.com/MuOZBrkPFu
— UltimetW®︎©︎ (@UltimetW) September 19, 2021
バターナッツかぼちゃに向いている料理方法③生で食べる
バターナッツかぼちゃは生でも食べられちゃいます。
普通のかぼちゃは生で食べたらぼりぼりしておいしくないですが。
バターナッツかぼちゃはしゃきしゃきとみずみずしい食感です。
果物でいうと柿の食感に似ているのだとか。
ひょうたんっぽい形ですが、上と下とでは味が違っています。
上は甘さはなく、下の部分はメロンみたいな甘みです。
実の部分もピーラーなどで薄く切って、サラダに乗せるのがオススメです。
大きく切って生で丸かじりだと、ちょっと歯が丈夫じゃないと危険かもしれません・・・
バターナッツかぼちゃに向いている料理方法④浅漬け
かぼちゃはウリ科ということもあるせいか、バターナッツかぼちゃも浅漬けなどにしてもおいしいようです。
かぼちゃを浅漬け・・・不思議な気もしますが。
食感がシャキシャキということですから、きっと漬け物にもばっちりですね。
バターナッツかぼちゃの皮のレシピを紹介!簡単なおつまみにも!
みなさんはかぼちゃの皮ってどうしてますか?
捨てている人も多いかもしれませんね。
だけど、かぼちゃって実は皮の方が栄養いっぱいあるんです。
一般的な丸いかぼちゃは皮が硬いですよね。
それに、一緒に調理すると黄色の中にまだらに緑が混じって色味が悪い感じするからむいてたりしますよね。
かぼちゃスープなんかも、黄色一色のほうがきれいだし舌ざわりもいいし、お店で出すならその方がいいのかもしれません。
加熱すれば柔らかくなるし、もし家で作るなら皮と実を一緒に加熱してミキサーにかけてしまいましょう。
ビタミンAがずば抜けて豊富な野菜ですから、皮の栄養もとらないともったいないですよ。
バターナッツかぼちゃは皮の色も茶色っぽいし、薄いし柔らかいから一緒にスープにしちゃっても色も変わりません。
また、皮だけをピーラーでむいて調理してもおいしく食べられます。
バターナッツかぼちゃの皮のレシピ①バターナッツかぼちゃの皮炒め
むいた皮をサラダ油で炒めるだけです。
ほのかに甘く、人参を炒めた感じに近い味です。
味付けはしなくてもおいしいそうですが、好みで塩コショウなど・・・
ビタミンAは油に溶けやすいので、油と共に調理すると体内に吸収しやすくなりますよ。
バターナッツかぼちゃの皮のレシピ②バターナッツかぼちゃの皮のマリネ
ピーラーでむいてそのままでもいいですし、包丁で少し細く切ってもいいです。
- オリーブオイル」
- 塩コショウ
- 酢
食感が人参に似ているということなので。
タマネギやピーマンの千切りと一緒に付け込んで、からあげや魚の素揚げに乗せたらおいしいと思います。
バターナッツかぼちゃは生で食べることはできる?のまとめ
バターナッツかぼちゃは、加熱するとねっとりとした食感になって、生だとしゃきしゃきとしたみずみずしい食感の野菜です。
形もひょうたんみたいな感じでかわいいし、皮がとても柔らかくピーラーでむけちゃうというのもいいですね。
普通のかぼちゃは皮が硬くて調理が大変だからと敬遠していた人も、調理しやすいのでぜひ食べてみてください。
バターナッツかぼちゃは皮が柔らかいことから、普通のかぼちゃよりも日持ちしないのではと思われます。
でも、どちらも2~3カ月保存できますよ(丸ごとの場合)。
カットしてしまうと一週間くらいで傷んでしまうので、調理して冷凍か、カットして冷凍してくださいね。