皆さん、遊園地はお好きですか??
私は子供の頃から大好きで、絶叫マシーンが苦手な両親を横目に、一人で絶叫系に乗っていた覚えがあります。
それが、結婚して子供が産まれてからは、中々行く機会もなく疎遠となっていました。
でも、子供たちもだいぶ大きくなってきて、そろそろ遊園地を楽しめる年齢になってきました。
でも、遊園地は高いところまで上がる乗り物や、速度がでる乗り物など、ジェットコースターのように小さい子供には危ない乗り物も沢山あります。
我が家の長女はこの春小学1年生で、ジェットコースターのような絶叫系の乗り物にものれるようになってきました。
でも、こういったジェットコースター系の乗り物には、身長制限や年齢制限があることが多いですよね!
この身長や年齢の制限は、どのような理由であるのでしょうか?
ジェットコースターの身長制限はなぜあるの?
そもそも、ジェットコースターなどの絶叫マシーンの身長制限はなぜあるのでしょうか?
一番最初に思いつくのが、安全バーのかかり方です。
ジェットコースターに乗った際に、上から肩にかける安全バー。
この安全バーを降ろしたあとに固定して、動作中に体が浮かないようにする安全装置ですよね。
ただ、あまりに体が小さいと、その安全バーから体が抜けてしまう危険性がありますよね。
また、身長が低い場合、足も下にはつかない可能性が高いです。(足をブラブラして乗るジェットコースターもありますが)
ジェットコースターの種類によっては、足をしっかりついて踏ん張れないと危険なものもあるようです。
こういった理由から、「ジェットコースターに慎重制限がある」と考えられます。
身長が低いとGに耐えられない?!
ジェットコースターに身長制限があるのは、安産装置の問題の他にも、「身長が低くなればなるほど、体がGに耐えられなくなる」という理由もあるようです。
とある実験で、3000人の子供にどれくらいまでのG(加速度)に耐えられるか調査が行われました。
すると、身長が低ければ低いほど、耐えられるGが小さくなるという実験結果が判明したんです!
「Gに耐えられない」ということは、「過度な加速によって、体調に異変をきたす」ということです。
ざっくり説明すると、大きなGが体にかかると血液の循環が滞り、脳内の血流量が低下します。
すると、
- 視野が極端に狭くなったり
- 意識が突然薄れてしまったり
特に子供の場合は、脳がまだまだ未発達の状態です。
大人よりもずっと小さいGでグレイアウト(失神する寸前の状態)すると考えられています。
「身長が122cmで約6Gの力が5秒以上」
「身長が81cmで約3.5Gの力が5秒以上」
かかってしまうと、グレイアウトしてしまうのです。
日本国内のジェットコースターは、このような理由をもとに安全の基準を設けていて、この基準に沿って身長や年齢制限をかけているのです。
ジェットコースターの身長制限の謎!靴でごまかすのはアリ?
子供が乗りたいジェットコースターに身長制限があった場合、「あとちょっとで届くのに(><)」ということがあると思います。
特に我が家のような小学1年生くらいは、105~120cmくらいの子が多いので、「あと数センチなのに!」という制限も良く見かけます。
そんな「あとちょっとで制限に足りる」場合、厚底靴などを履くことでごまかすことはアリなのでしょうか?
賛否両論あると思いますが・・・ごまかすのはやめておきましょう。
なぜなら、理由があって設けられている制限ですから、万が一そこをごまかしたことによって事故が起こってしまう可能性は0ではないからです(><)
もちろん、日本国内の遊園地は安全性にはとても注意を払っています。
しかし、それでも事故は起こってしまうのです。。。
実際に、ジェットコースターに搭乗中の事故で死亡例もいくつもありますよね。
身長をごまかして無理やり乗せて万が一があったらと思うと、私は絶対に子供達を乗せられません。
しっかり基準を満たして、気持ちよく楽しめるようになってから、送り出してあげてはいかがでしょうか?
ジェットコースターに実はあった年齢制限!下限ではなく上限?!
ジェットコースターには身長制限はもちろんのこと、年齢制限があるものも多く存在します。
「小学生以下は制限します」というものをよく見かけますが、実はこの年齢制限には「上限の制限」もあるのを知っていますか?
多くは60歳以上が搭乗を制限されるという所が多いようです。
理由は間違いなく安全上の理由からです。
日本はアメリカに次ぐ第二位の「ジェットコースター大国」なんです。
なので
- かなり激しく高低差があったり
- かなりのスピードが出たり
- 上下左右に揺さぶられたり