夏は、桃の季節です!
桃が好きな人って、ホント多いですよね。
私も、桃が果物の中で一番好きです。
ジューシーで甘くて、香りを嗅ぐと自然と笑顔になってしまいます。
桃のフレーバーの飲み物や、化粧品(リップクリーム、ハンドクリームなど)もたくさんありますよね。
多くの人を魅了してたまらない桃ですが、食べ頃がいつかわかっていないと。。。
早すぎると、甘味が足りなくてシャリシャリとした食感になってしまうことがあり、残念な気持ちになってしまいます。
決して安いとは言えない桃なので、食べるのにベストなタイミングを逃したくありませんよね。
そこで今回は、桃の食べ頃について、詳しく見ていきましょう!
桃の食べ頃の時期はいつ?品種ごとの旬の時期は?
実は、桃の品種は290種類以上あるそうです。
食べ頃の桃を見極めるポイントや品種などをご紹介します。
食べ頃の桃を見極めるポイント①食べ頃の桃のサイン
(1)おしりが黄色や白になっている
薄い緑色をしているものは、まだ食べ頃ではありません。
(2)おしりを押すと柔らかい
まだ固い場合は追熟が必要なので、常温でしばらく置いておきましょう。
桃は繊細な果物なので、固さを確認するときに力を入れすぎないように注意してくださいね。
食べ頃の桃を見極めるポイント②スーパーで桃を選ぶときのポイント
(1)左右対称になっている
いびつな形をしている桃ではなく、まんまるく左右対称のものがおいしいですよ。
(2)綺麗に色づいている
桃は太陽にあたると甘くなり、皮に色がつきます。
まんべんなく色がついているということは、太陽にきちんと当たっていた証拠です。
(3)皮にそばかすのような斑点がある
斑点がついている桃は、甘味が強いです。
(4)産毛がしっかり生えている
新鮮な桃には産毛がしっかり生えています。
食べ頃の桃を見極めるポイント③桃の品種と旬の時期
(1)はなよめ(6月下旬~)
極早生種の桃なので、シーズンの初めころに収穫されます。
しかし、小ぶりな桃なのでスーパーではあまり並ばず、贈答用に使われるようです。
他の桃よりも糖度は低めですが、酸味が少ないので甘く感じられます。
(2)日川白鳳(7月上旬)
桃の代表的な「白鳳」という品種の一つです。
糖度は12度ほどで、みずみずしい味わいの桃です。
果肉が柔らかいので、優しく取り扱ってあげてください。
しっかりと色がついている桃を買うと良いでしょう。
(3)清水白桃(7月下旬~)
岡山県で生産されている代表的な品種です。
白桃というだけあって、皮もほとんど白くてとても美しいです。
贈答用にも使われます。
皮に近い部分が甘いので、よく洗って産毛を落とし、皮ごと食べてみても良いかもしれません。
(4)あかつき(8月中旬)
スーパーで一番見かけるメジャーな品種です。
福島県産の桃はたいがいこの桃だそうです。
この桃も果肉が柔らかいので、手だけでも皮をむくことができます。
押したりしてしまうと、果肉が茶色くなってしまいます。
(5)浅間白桃(8月中旬~)
皮全体がむらなく紅色に色づいているものを選びましょう。
白桃と言いますが、果肉も少しピンクに色がついています。
スーパーよりも、百貨店の方が見かける機会が多いかもしれません。
(6)川中島白桃(8月中旬~)
晩生種なので、桃のシーズンの最後の方で出てくるものです。
糖度が14度以上あるので、とても甘いです。
果肉は固めですが、割と日持ちするので追熟させると柔らかくなります。
ずっしりと重さを感じられるもの、皮の産毛がしっかり生えているものを選ぶと良いでしょう。
桃の食べ頃の美味しさを長く楽しむための保存方法!
桃を買ってきたあと、あなたはどのように保存されていますか?
夏ですし、外に出しておいたらすぐに傷んでしまうのではないかと思っていたので、私は買ってきたら即冷蔵庫に入れていました。
しかし、桃は、気温の高いときに実る果物なので、基本的に冷蔵庫に長時間入れておくのは避けた方が良いそうです。
買ってきたときにまだ固い桃は、常温に置いておいて追熟させてあげると、やわらかくなってきます。
買ってきたときに既にやわらかい場合はあまり日持ちしないので、早めに食べるようにしてくださいね。
常温で保存した方が良いということはわかりましたが、冷えた桃の方がおいしいですよね。
なので、冷えた桃を食べたい場合は、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて冷やすと良いですよ。
どうしても長時間冷蔵庫に入れておく状況であれば、実を傷めないように一つずつ新聞紙などの紙に包みます。
さらにビニール袋に入れてから、野菜室で保存するようにしましょう。
そして、大切に保存しておいた桃をいざ食べるとき!
桃の皮のむきかたにはコツがある!っていうことを知ってますか?
そんな「桃の皮むきのコツ」について「桃の皮をきれいにむく方法!皮ごと食べるのは危険って本当?」に詳しくまとめているので、参考にされてみてくださいね。
桃は茶色になっても食べられる?腐り始めてる訳ではないの?
桃を食べようと楽しみにして、皮をむいてみたら茶色い部分がある。
そんな経験ありませんか?
これって腐ってるの?って悩みますよね。
でもせっかくの桃だし、捨てるのはもったいないですよね。
そこで桃の果肉が茶色くなった部分は食べられるのか紹介します。
桃が茶色くなる理由
桃が茶色くなるのにはふたつの理由があります。
ひとつ目は、桃の細胞が傷ついて、細胞の一部の酵素が空気と反応して茶色に変色するから。
桃は実が軟らかくってデリケート。
少しの刺激でも簡単に傷ついてしまいます。
このように、桃の果肉の細胞の酵素が反応して茶色に変色している場合は食べても大丈夫です。
ふたつ目は、桃が熟れすぎて腐り始めているから。
熟しすぎや桃は、時間が経つにつれて茶色の部分が大きくなります。
桃が「早く食べないと食べれなくなっちゃうよ。」って伝えているのかもしれないですね。
茶色になった桃を食べられるかどうかの見分け方
茶色くなった桃、食べられるのか見分けるポイントはあるのか気になりますよね。
茶色になった桃が食べられるかどうかは以下のことに注目してみましょう。
茶色になった桃の見分けるポイント①見た目
- カビが生えていないか
- 汁が出ていないか
- 桃が全体的に茶色くなっていないか
- 水分が抜けて皮がシワシワになっていないか
茶色になった桃の見分けるポイント②臭い
桃から生ごみのような臭いがするときは、悪くなっている可能性が高いので、食べるのはやめておきましょう。
茶色になった桃の見分けるポイント③味
- 酸っぱい味
- 桃とは思えない味
もったいないからって無理して食べて、お腹を壊しては元も子もありませんよ。
熟れすぎた桃を美味しく食べられるおすすめレシピ2選
「食べるのを楽しみにしていた桃が熟れすぎちゃった。」
「ジュクジュクになってしまった桃を、せっかくなら美味しく食べたい。」
「どんな風に食べるといいのかな?」
「せっかくの桃を無駄にしたくない。」
ここではそんな「熟れすぎた桃」を美味しく食べられるレシピを紹介します。
熟れすぎた桃のアレンジレシピ①ネクターにしてドリンクにする
熟れすぎてしまった桃って軟らかくなってしまいますよね。
そんな時は、ネクターにして飲んで味わうのがおすすめ。
皮をむいて一口大にカットし、氷とレモン汁をミキサーに入れてスイッチオン!
夏限定のフレッシュピーチネクターの出来上がり。
桃が熟れているから甘さも抜群です。
桃100%の贅沢なジュース。自分へのご褒美に作ってみてはいかがでしょうか?
熟れすぎた桃のアレンジレシピ②桃ジャムにする
熟れた桃を救済するためにジャムを作ってみましょう。
桃の香りがギュッとつまったごちそうジャムになりますよ。
熟れた桃1個を小さめの角切りにして、砂糖とレモン汁を混ぜ合わせて鍋で煮るだけ。
ジャムは煮る時間でお好みの固さにできますよ。
ヨーグルトに入れても、パンに付けても美味しそう。
手作りの桃ジャムは普段の食事を更に美味しくしてくれます。
意外と簡単にできるので挑戦してみてはいかがでしょうか?
桃の食べごろの簡単な見分け方!のまとめ
桃の食べごろの簡単な見分け方!について見てきましたが、最後にポイントをまとめておきますね!
- 食べ頃の桃は「おしりが黄色(白)」「おしりを押すと柔らかい」ものです。
- スーパーでは、「左右対称」「まんべんなく色づいている」「そばかすのような斑点がある」「しっかり産毛が生えている」ものを選ぶと良いでしょう。
- 桃には290種類以上の品種があり、早いものでは6月下旬から旬を迎えます。
- 桃は、常温保存を基本とし、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて冷やすとおいしく食べることができます。
- 冷蔵庫で長時間保存する場合は、実を傷めないように一つずつ新聞紙で包み、ビニール袋に入れた上で野菜室保存してください。
- 固い桃は、常温で追熟させます。
- やわらかい桃は、日持ちしにくいので早めに食べてください。