ぷかぷかと浮かぶヘリウムガス入りの風船って、小さな子どもは大好きですよね。
お祭りの屋台でせがまれて、どうしようもなく買うことがありますが・・・正直「高い」ですよね!笑
まぁお祭り価格なので、高いのは仕方がないんでしょうが、2000円とか普通にしますもんね。
でも、そいういうところで売られている風船は、家で自分の息で膨らませた風船とは違います。
何が違うかって、ヘリウムガスで膨らんでいるんで、ぷかぷかと浮くんですよね。
そして、家に帰って風船と楽しそうに戯れる子どもたちを見て、一緒になって遊んでしまうわたし…。笑
テーマパークに行って、お気に入りのキャラクターの少し変わった高い風船を買いたがる夫…。
そんな風に、子ども(や大人)のおもちゃになるだけでなく、結婚式やお誕生日会などの各種パーティーの飾りつけでも華やかになるので大人気ですもんね。
では、ヘリウムガス入りの風船を用意するにはどうすれば良いのでしょうか。
「ヘリウムガス以外でも浮かせる方法があるなら試したい!」
と思う方もいるとと思いますが、残念ながら代用できるものはありません。
そもそも風船が浮くのは、「ヘリウムガスが、空気よりも軽い気体だから」です。
空気よりも軽い気体はヘリウムガス以外にも
- <水素ガス
- メタンガス
なので、無害で空気よりも軽い気体は、ヘリウムガスしかないんですよね。
風船に入れるヘリウムガスは100均にも売ってる?でもちゃんと浮くの?
ヘリウムガスの入手方法で一番のオススメは、100均です。
そして、風船に入れるヘリウムガスは、ボトルやビンで売っているのではなく、お店で充填してもらうシステムになっています。
私はそれを知らずに、パーティーグッズのコーナーで、かなりうろうろした経験があります^^;
お店で買った風船をレジに持って行って、店員さんに声をかければ入れてもらうことができます。
ただ、よくあるゴム製の風船は、重たくて浮かないことがあるようです。
アルミ製の軽い風船であれば確実だと思いますが、そのあたりも店員さんに確認して購入するようにしてくださいね。
ちなみに、声が変わるガスもヘリウムガスですよね。
「だったら、声が変わるヘリウムガスのボトルで風船を膨らませば良いんじゃないの?」と思いますよね?
でも実は、声を変えるヘリウムガスと、風船を浮かせるヘリウムガスでは「酸素の含まれている量」が違うので、代用はできないんです。
ヘリウムガス自体は無毒な気体なのですが、風船を浮かせるヘリウムガスには酸素が含まれていないので、実はそのまま吸い込むととっても危ないんです。
なので声を変えるヘリウムガスには、全体の約20パーセントほどの酸素が含まれています。
それだけの酸素が含まれているので気体自体に重さが出てきてしまうので、声を変える用に売られているヘリウムガスでは風船は浮きません。
風船のヘリウムガスを入れてくれるお店があるの?そのお値段は?
DAISOでヘリウムガスを入れると、一つにつき税込110円かかります。
風船も一緒に買うので、税込220円でヘリウムガス入りの風船を手に入れることができるということです。
屋台で売っている風船と比べるとだいぶリーズナブルですよね。
さらに、百均のガスだからとあなどるなかれ。
ガスを入れた風船は、約2か月ほど持つようです。すごいですよね!
そう思うと、更になかなかお値打ちですね。
ただ、同じダイソーでも、ヘリウムガスの取扱いのあるお店とないお店があるようなので、ネットや電話で確認してから行ってみてくださいね。
百均以外であれば、大きなおもちゃ屋さんでもヘリウムガスを売っています。
しかし、100均と違って
- 1つを膨らませるのに1缶まるまる必要だったり
- その缶も1000円ほどしたり
- なかなかうまく膨らまなかったり
ご自宅の近くにダイソーがあるなら、そちらで店員さんに入れてもらうのが確実だと思います。
その場で入れてくれるので、確実に充填してもらえますし、浮くかどうかの確認もできます。
ただ、持って帰るときに思いのほか大きくなっているので、自転車などで徒歩や自転車などで買いに行ってしまうと、帰宅時に大変なことになってしまいます。
大き目の袋を用意したり、車で買いに行くと良いかなと思います。
風船を浮かせる!紐を使って上手にふわふわみせるポイントは?
では、ヘリウムガスを入れた後についても解説しておきますね。
せっかくガスを使って風船が浮くように準備したからには、ふわふわと綺麗に浮かせたいですよね。
そのためには、ガスを入れた後、どのようにすれば良いのでしょうか?
風船をふわふわと浮かせる風船の設置の仕方
<必要な物>
- 紐(タコ糸など)
100均で買うことができます。 - 重しになるもの
紐にくくりつけられるサイズのもの。おすすめは磁石など。
<設置の仕方>
①風船にヘリウムガスを入れて、好みの大きさに膨らませる。
②風船の口を結び、ガスが漏れないようにする。
③結び目に紐をくくりつける。
④風船を浮かせたい高さに合わせて紐をカットする。
⑤風船のついていない方の紐先に、重しになるようなものをくくりつける。
⑥風船を飾りたい場所に置く。
(⑦床に固定したい場合は、テープなどで貼り付ける。)
これで、風船を好みの場所・高さでふわふわと浮かせることができます。
紐を使うことで、風船に触れると揺らめいたり、元の場所に戻ったりする動きを作り出すことができますよ。
ヘリウムガスだけでなく、紐や重しも100均で買うことができるものばかりです。
お気軽・簡単に設置できるのも嬉しいポイントですよね。
私もこの方法で以前何個も風船を浮かせたことがあります!
風に風船たちがゆらゆらと揺れる様子はとても綺麗で、いつまでも見ていられるような心地よさがありましたよ!
風船を浮かせる方法!のまとめ
風船を浮かせる方法についてのポイントをまとめておきますね!
- 風船を浮かせるための安全なガスはヘリウムガス以外にありません。
- 百均でヘリウムガスの充填をしてもらえます。
- ゴム製の風船は重たくて浮かない場合があるようです(アルミ製の軽いものならOK)。
- 声が変わるヘリウムガスには酸素が含まれていますが、風船を浮かせるヘリウムガスには酸素が含まれていません。そのため、お互いに代用することはできません。
- 風船を浮かせるヘリウムガスを吸い込むのは危険なので絶対にしないでください。
- DAISOでは、一つにつき税込110円でヘリウムガスを充填してもらえます。
- 大きなおもちゃ屋さんでも缶のヘリウムガスが売っていますが、うまく充填できなかったり、一つ充填するのに一缶(1000円以上)使うので、自信のない人は百均がオススメです。
ヘリウムガスについていろいろと見てきましたが、
「もっとリーズナブルに風船を浮かせたい!」
という場合は、もはや“浮いているように見せかける”という方法もあります。
10個以上で100円のゴム製の風船を普通に自力で膨らませて、天井にペタッと貼り付けて、持ち手のところから糸をたらしておけば、まるで浮いているよう!
当たり前ですが、持ち運ぶことはできません。
ただの飾りということであれば、
- 天井ではなく壁に貼ったり
- 風船同士をくっつけてアーチのようにしたり