子供の頃にたまたま流れ星を発見すると、とてもテンションが上がりませんでしたか?
なぜかというと「見たいと思っても、なかなか遭遇できないないから」ですよね。
そしてそんな自分にも子供ができて、ある日突然子供から
「流れ星ってなに?」
「流星群ってなに?」
って、聞いてくるかも知れませんよね。
あなたがまだ小さいとき、同じようにお父さんやお母さんに「流れ星ってなに?」って聞いたとしても、よっぽど詳しい人じゃない限り
「お星さまが流れて飛んでいるのよ」
「流れている間に願い事を3回言うことができたら、その願い事がかなうんだよ」
なんていうのが精いっぱいですよね。わからないからと言って、調べるためには図書館に行って調べたり。なかなかそこまではしませんよね。
でも、今のあなたには「インターネット」があって、今この記事を読まれているように「知りたいことをすぐに調べること」ができるんです。
もし、突然子供に聞かれても慌てないように流星群について、きちんと説明できるように、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
そして、親子で流れ星や流星群を楽しく観測できるための観測情報もあわせてお伝えしていきますね。
流星群や流れ星とはなにか?簡単に解りやすく教えます!
夜の空を眺めていると星が、「スーッと」流れていくのを見たことがあると思います。
発見したときに、お祈りをしたこともあるかもしれませんね。
流星群って聞かれても何となく、「夜の空で星がスーッと流れていくもの」ぐらいしか知らないと思います。
流れ星ってどんなものなの?
流れ星は「流星」と言います。
宇宙に漂っている小天体が地球に近づくと、引力で地球に引っ張られていきます。初めはゆっくりじわじわと引き寄せられていくのですが、地球に近づいていくとどんどん加速していきます。
そして加速していくと地球の大気圏に来る時には、「秒速数キロ~数十キロ」になります。
この流星が大気圏内に突入すると、大気中の分子と衝突してプラズマ化したガスが発生して、「流星(流れ星)」として観測されます。
「流れ星を発見して願いことをすると、必ず願い事が叶う」と言われていますが、しかしながら、地球に到達するまでの時間は約2秒です。
これでは絶対間に合いませんね。奇跡に近いです。笑
流れ星の事が解ったところで次に流星群の説明をしていきます。
流星群ってどんなものなの?
流れ星の事が解ったところで、次に流星群の説明をしていきます。
流星群の場合は名前の通り「群」とあるように、流星のグループみたいなものです。たくさんの流星がグループになり、一気に地球に流れてくる流星のことを「流星群」と言います。
この流星群の地球に到達する時間は流星(流れ星)と同じ、2秒ほどです。流星群には色々なものがあるので、次は「流星群の種類」についてご紹介します。
日本で観測することのできる流星群の種類
流星群には、いくつもの有名なものがあります。知っている方もいると思いますが、いくつかあげていきます。
- 7月 :みずがめ座δ流星群
- 8月 :ペルセウス座流星群
- 10月:オリオン座流星群
- 12月:ふたご座流星群
これらの流星群は有名どころなので、名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
日本で観測できる流星群の観測情報の紹介!
日本でも、たくさんの流星群が観測できます。
ここからは、日本で観測できる流星群と、その観測条件をお伝えしていきます。
ぜひ、気になる流星群があれば、流星群を観測してみてくださいね。
流星の出現位置は「どこでも構わない」ですが、月を視界に入れないように「月と反対側を眺めて」いた方がよいでしょう。
<見頃となる時間帯※…2017年情報>
7月28日の前後数日間です。
流星の出現位置は「どこでも構わない」です。「街明かりがない方角を見たほうがよい」でしょう。
<見頃となる時間帯※…2017年情報>
【第一候補】8月13日0:00~夜明けまでです。
【第二候補】8月12日0:00~夜明けまでです。
流星の出現位置は「どこでも構わない」です。
<見頃となる時間帯※…2017年情報>
【第一候補】10月21日00:00~夜明けまでです。
【第二候補】10月22日0:00~夜明けまでです。
流星の出現位置は「どこでも構わない」です。夜半前は月があるので,夜半前にご覧になる方は「月を目に入れないように」して,「月とは反対側を見るように」してください。方向は、「市街地ではない方向」を見るといいでしょう。
<見頃となる時間帯※…2017年情報>
【第一候補】12月13日の日没後~14日の日の出までです。
【第二候補】12月14日の日没後~15日の日の出までです。
最新の見ごろ情報については、こちらの「流星電波観測国際プロジェクト」のホームページに詳しく書かれてますので、参考にしてみてくださいね!
流星群や流れ星のことのまとめ
いかがでしたか?流星群について色々とお話をいたしました。
流れ星を、あなたの大切な人t一緒に、ぜひ観測されてみてはいかがでしょうか?