赤ちゃんのことを記録する大事な母子手帳。
赤ちゃんがお腹の中にいるときから、ずっと大切に書き続けているお母さんも多いと思います。
何を隠そう、私も2人の子どもたちの母子手帳には、助産師さんに驚かれるほどいろんなことを書きつづっています。
母子手帳はいつから記録するのかというと、お腹の中にいると判明して病院で
「そろそろ母子手帳をもらってきてください」
と言われたその日からです。
そして、だいたい6才~7才頃までは、しっかりした記入欄がある場合が多いようです。
市町村によっては内容や洋式やサイズも様々です。
私の子どもの母子手帳を見てみると、下の子のものではなんと「15才以上」でも身長や体重を書き込めるスペースがありました。
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母子手帳の記録!妊娠中に書いておくべきことはどんなこと?
母子手帳は、妊娠中に書く欄もあります。
以前、母に自分の母子手帳を見せてもらったのですが、私を妊娠しているときのことはそこまでたくさん書いていませんでした。
私がお腹の中にいてたとき、
- ママはどのようにして過ごしていたのか
- ママはどんな気持ちだったのか
- 兄はどんな風に言っていたのか
そのことが、なんとなく寂しく思ったので、私は妊娠中のことも思いついたことはなんでも記入するようにしました。
書いておくべきことは、だいたい以下の3つの事柄がメインだと思います。
母子手帳に書くこと★①体の変化
お母さんの体は、毎日少しずつ変化していきます。
- 胎動を感じた
- 腰痛がすごい
- 朝はなかなか起きあがれない
- 足がゾウのようにむくむ
でも、なぜか、産後の忙しさ紛れてそういうのも忘れていってしまうので、記録の一つとして書き残しておきましょう。
つわりがある方であれば、
「カップ焼きそばばっかり食べたくなったとか」
「眠たくて午後はほぼ意識不明だったとか」
「鍋物が食べられなくなったとか」
具体的に書いておくとおもしろいです(全部私のことですが)。
そしておもしろいだけでなく、後々何か赤ちゃんのことで気になることがあった場合に、振り返って確認しやすくなります。
母子手帳に書くこと★②気持ちの変化
これは、言い換えれば“我が子へのメッセージ”です。
- お腹にいることが判明してどう思ったのか
- どんどん大きくなるお腹を見てどんな気持ちになったのか
- いよいよという時期にはどんな心境だったのか
「望まれて産まれてきた」
「家族にとって大事な存在だ」
ということを書いてあげられれば、子どもが大きくなったときに素敵なメッセージになると思いますよ。
母子手帳に書くこと★③環境の変化
私は一人目を妊娠しているときは仕事をしていたので、
- どんな仕事をしていたのか
- 妊娠がわかってから係が変わってどんな仕事になったのか
安産祈願に行ったことや、夫婦で旅行に行ったことも書きました。
そしてこれは、「あるある」かもしれませんが、一人目か二人目以降かで記入の量に大きな差が出てくることってありますよね。
母が記入してくれていた母子手帳の内容があまりなかったのは(失礼)、私が末っ子だったからかもしれません。笑
私は、我が子2人共にできれば同じぐらいの熱量で記入してあげたいと思って、一生懸命書いているのですが。
気合が入りすぎて、逆に我が家の場合は、下の子の方が記入量多いかも?!(おかしいな。笑)
将来、上の子にヤキモチをやかれそうです(やいてくれるかな)。
わかってはいても「どの子も同じように」というのは難しいことですね。笑
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母子手帳の記録はいつまですればいい?保管はいつまでしておくの?
母子手帳のしっかりとした記録は、だいたい「6才~7才」頃までが一般的です。
それ以降は、記入欄があっても簡易的なものになっていることが多いと思います。
母子手帳の保管は、以前であれば「小学校入学までは保管しましょう」と言われていたようです。
でも最近では「ずっと保管してください」という助産師さんが多いそうです。
小学校以降でも予防接種は受けますし、たまに気になって成長曲線を見ることもあると思います。
私は、大学生の頃に介護体験に行く際、風疹のワクチンを接種していることが条件になっていました。
当然、自分が風疹のワクチンを受けたのかどうかは全く覚えていなかったのですが、母はちゃんと母子手帳に記録しておいてくれました。
(病院の受付印と共に)。
大学生当時は、
「母子手帳は赤ちゃんとお母さんのためのもの」
というイメージが強かったのですが、大きくなってからも役に立つんだなととても思いました。
このようなケース以外にも、海外へのビザ申請時に国によっては予防接種の記録を提出しなければならないこともあるようです。
このような場合、一目でいつどんな予防接種を受けたかがわかる母子手帳はとてもありがたいですよね。
私の母は、母子手帳は自分の手元に置いておきたい派らしいのですが、結婚するときに子どもに母子手帳を渡すというお母さんもいます。
私が子ども産んだあとは、我が子の母子手帳と過去の自分の母子手帳を見比べて、母とああだこうだと話をすることもありました。
将来、子どもが大きくなったときに「母子手帳をどうしてあげたいか」というところも考えて、子どもが成人しても大事に保管されることをオススメします。
母子手帳を紛失してしまったら!予防接種の記録はどうなるの?
母子手帳を紛失してしまったら、市町村の窓口で再発行をお願いしましょう。
再発行手数料はかからないところが多いようですが、事前に問い合わせをする方が良いと思います。
なくしたままでは、
- 健診の助成が受けられなかったり
- 万が一大病をしたときなどは、過去のことがわからずに適切な処置をしてもらうまでに時間がかかる
再発行手続きを済ませれば、新しい母子手帳はもらえますが、今まであなたが書きためてきた記録は戻りません。
病院で記入してもらう
「出産時の状況」
「健診の記録」
などは、病院に問い合わせてカルテが残っていれば、再度記入してもらうことも可能です(有料の場合もあります)。
「予防接種の記録」も、かかりつけの病院が1カ所であれば、過去の分も比較的簡単に把握することは可能です。
でも、引っ越し等で予防接種を受けた病院が複数ある場合は、問い合わせするのにも一苦労かもしれませんね。
最近では、紙ベースの母子手帳ではなく、スマホアプリでの母子手帳を取り入れる方も増えてきているようです。
アプリで
- あれば紛失することもなく
- IDやパスワードがわかればOK
「予防接種の記録」
だけでも保存しておいても良いですね。
【iPhone用】「母子手帳アプリ 母子モ 電子母子手帳」の詳細をApp Storeで見てみる
【android用】「母子手帳アプリ 母子モ 電子母子手帳」の詳細をGoogle Playで見てみる
母子手帳の記録の書き方!のまとめ
母子手帳の記録の書き方についてみてきました。
最後にポイントをまとめておきますね。
- 母子手帳は、お腹に赤ちゃんが宿って病院で指示されてから記入を始め、だいたい6~7才までしっかりした記録欄があります。
- 妊娠中に書いておくべきことは「体の変化」「気持ちの変化」「環境の変化」などです。
- 母子手帳の保管は、基本的には「ずっと」です。
- 母子手帳を紛失してしまったら、様々な手続きに必要なので市町村の窓口に再発行をお願いしましょう。
あと、最後に1つ!
母子手帳を書くときに一番最初に書く表紙。
その拍子には、保護者の名前を書く欄がありますよね?
そして、その欄はほとんどの場合「二段」になっているかと思います。
あなたは、ここに「誰の名前を」「どのように」書きましたか?
- 二段あるから、パパの名前とママの名前?
- 母子手帳なんだからママの名前だけ?
そういった、母子手帳の保護者欄のナゾについてを
「母子手帳の表紙の書き方!保護者の氏名欄が二段のときどう書く?」
に詳しくつづっていますので、興味のある方はどうぞ^^