子供の歯磨きで舌が邪魔なとき!我が家で効果的だった対処法

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子供のお世話で苦労することが多いのが「歯磨き」です。

我が息子もなかなか苦労をしました。

おとなしく仰向けになって仕上げ磨きの体勢になってくれたとしても、

「手で邪魔をしたり」
「おしゃべりが止まらなかったり」
「舌を押し出してきたり」

そんなこともあります。

こちらは仕上げ磨きをするつもりでいるので、歯ブラシは口の近くに構えています。

急に動かれると思わぬ事故の原因にもなってしまうので、できるだけ磨きやすいポーズを保ってほしいものです。

こういったように仕上げ磨きのときに、舌が邪魔になって磨きにくいときは、子供に「あー」と声を出してもらいましょう。

すると、自然と舌が下がるので磨きやすくなりますよ。

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子供の仕上げ歯磨きの正しいやり方!ちゃんと磨かせるためのコツは?

私の市で主催されているはみがき教室で教えてもらった方法は、

  • 親が足を伸ばして座る
  • 足の間に子どもを仰向けに寝かせる
  • 子どものほっぺたに軽く手を添えて利き手で磨く
というものでした。

ただ、暴れ狂う子供の場合(息子はこのタイプ)は、この体勢で子どもの両手を親の両足で押さえるという方法もあります。

私は、両手を拘束してしまうようなこの姿勢をするのに心が痛みました。

でも暴れて口の中を怪我したり虫歯だらけになるより良いかと思い、しばらくはこのように仕上げ磨きをしていました。

お父さんお母さんのお考えもあるでしょうし、子供の様子を見て加減してください。

くれぐれも、やりすぎることのないようにお願いします。

これらの方法以外にも、子供の口の中がよく見えるような姿勢があれば、それでも良いと思います。

暴れない子どもであれば、親が正座した膝の上に仰向けに寝転がす方法が楽な場合もありますよ。

子供のブラッシングのコツ

子供に対するブラッシングのコツをご説明します。

子供のブラッシングのコツ①力加減

軽い力で大丈夫です。

あまりに強いと痛がります。

150~200gの力で十分です。

キッチンスケールの上で動かしてみて感覚をつかみましょう。

子供のブラッシングのコツ②歯ブラシの当て方

歯と歯茎の間が一番歯垢のたまりやすい場所です。

歯ブラシを当てている位置を意識して磨いてあげてください。

子供のブラッシングのコツ③動かし方

大きくゴシゴシするのではなく、小刻みに磨きます。

5~10mmの幅を目安にしてください。

子供のブラッシングのコツ④回数

一か所につき、20回以上磨いてあげましょう。

子供のブラッシングのコツ⑤スジに注意

歯茎と上くちびるがつながっているところ(スジ)に歯ブラシが当たるととても痛いです。

子どもの口の中はとても小さくて難しいかもしれません。

でも、そのスジの部分に歯ブラシが当たらないように、歯ブラシを持っていない方の指でカバーして磨いてあげてください。

子供が仕上げ磨きを嫌がるときは

仕上げ磨きを激しく嫌がっていた私の息子は、現在では小学校2年生。

今でも歯磨きは嫌いなようですが、仕上げ磨きをするときに暴れ狂うことはなくなりました。

今現在、「子どもが暴れて磨けない!」という方への一番伝えたいことは「小学生になる頃には暴れなくなりますよ」なんですが。

それはもうちょっと先のことですもんね。

歯磨きは毎日のことですし、今さぼってしまうと、今虫歯になってしまいます。

なので、私が今まで息子に試してみた方法をいくつかご紹介しておきます。

残念ながら、私の場合「この方法で仕上げ磨きの苦労がなくなった!」というものはなく、成長とともにましになっていきました。

ただ、子供の特性によっては効果的な場合もあるようなので、一つのアイデアとしてお伝えしますね。

子供が仕上げ磨きを嫌がるときのアイデア①おもちゃ

最初に試したのが、これです。

仰向けで遊べるおもちゃを使いました。

「こどもちゃれんじ」に入会してもらえるおもちゃを使っていました。

仰向けになっておもちゃを上にかかげると、しまじろうの口が開き、鏡で自分の口の中を見られる仕組みになっています。

音楽も流れるので、おもちゃを入手してすぐの頃は気に入って持ってくれていましたが、時間が経つと飽きてしまいました。

子供が仕上げ磨きを嫌がるときのアイデア②お友達の歯磨きシーンを見せる

子どもは、お友達の行動を見て刺激を受けたり、真似をしたりします。

なかなかお友達同士で歯磨きを見せ合うことはありませんので、あの有名子ども番組の♪はみがきじょうずかな♪を見せながら磨きました。

YouTubeでもたくさん良いものがあるようですね。

うまくいくようになれば、歌を歌っている間はなんとか口を開けてくれるようになるかもしれません。

子供が仕上げ磨きを嫌がるときのアイデア③ごほうび(はみがきタブレット、シールなど)

嬉しいごほうびがあれば、頑張れる子供もいらっしゃると思います。

我が家は、歯磨き後に食べるごほうびのタブレット(ラムネのようなもの)を購入しました。

ドラッグストアでいろいろなものがありますし、現在でも子どもたちの寝る前の習慣として行っています。

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子供の歯磨きのタイミングは?食後すぐは良くないって本当?

歯磨きのタイミングは、「食べたら磨く」が基本です。

♪はみがきじょうずかな♪でも「たべたらみがく やくそくげんまん」と歌っていますよね。

ただ、「食後すぐに磨くと歯が溶ける」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これだけを聞くとびっくりしてしまいますが、言葉だけを鵜呑みにしてはいけません。

この話が出てきたのは、ある論文から。

「歯の象牙質を炭酸飲料に浸してから歯磨きをすると、象牙質が傷みやすくなる」という内容のものです。

実際の歯は、象牙質の周りを固いエナメル質で覆われているので、傷つきやすさを気にすることはないようです。

それに、炭酸飲料ばかりを四六時中ガブガブ飲んでいるという人以外は、食後すぐに歯磨きをして歯が溶けるということはありません。

それよりも、食後時間が経って虫歯菌が増えてしまうことの方がリスクが高いです。

食後30分のうちは、口の中で虫歯菌が活発に活動しています。

この間に歯についている汚れ(=虫歯菌のエサ)をできるだけ綺麗に取り除くことが重要です。

「食べたら磨く」ということなので、朝・昼・おやつ・晩などの食べ物を口にしたタイミングでもれなく磨くのが一番良い方法です。

しかし、そんなにたくさん嫌がる子ども相手に歯磨きをするのは酷な話です。

そのような場合は、特に寝る前にしっかりと仕上げ磨きをしてあげるように心がけてください。

寝ている間は唾液の量が減り、虫歯菌の大好きな口内環境になっているからです。

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子供の仕上げ歯磨きで舌が邪魔なとき!のまとめ

子供の仕上げ歯磨きで舌が邪魔なときなどの「子供の歯磨き」について見てきました。

歯磨きを頑張ってくれた子供には、ご褒美としておやつ感覚で食べれて、しかも子供の口の中の乳酸菌を強くしてくれる「ムシバイ」で、さらに子供の口内環境を整えてあげるといいですね。

では最後に、ポイントをおさらいしておきますね。

  • 仕上げ磨きのときに舌が邪魔で磨きにくいときは、子供に「あー」と声を出してもらいましょう。
  • 子どもの口の中が良く見えるように、仰向けにして磨きましょう。
  • 暴れる子供は、両手を親の両足で抑える方法もあります(力加減に注意)
  • 「食べたら磨く」を基本にしてください。
  • 食後すぐに磨いても歯を傷めることはありません。
子供の仕上げ磨きをスムーズにするための参考にして頂けると嬉しく思います。