赤ちゃんは生後9か月を過ぎた頃から、たくさん食べるようになってきます。
食事の回数も3回となり、一般的には離乳食後期と呼ばれている時期です。
ですが、日によって食べる量や食べるものが変わる子もたくさんいます。
赤ちゃんが元気で遊んでいるようなら、食欲にムラがあっても心配はいりません。
また、この時期は歯ぐきを使って噛む練習をする時期でもあります。
食材の硬さの目安としては、指で軽く押してつぶせるくらいです。
大きさは食材によっても変わってきますが、大体5~8㎜くらいがいいでしょう。
また、後片付けは大変になりますが、手づかみ食べも増えてきますよね。
この時期にたくさん手づかみ食べをすることで、その後の
- スプーン
- フォーク
- お箸
とは言っても、子育ては食事の用意だけではありません。
そんな忙しい子育てにおいて、とても便利なのが「冷凍の作り置き」です。
ある程度まとめて作って置ければ、次からは解凍すればすぐにご飯を用意することが出来ます。
そこで今回は、離乳食後期における
- 冷凍作り置きレシピ
- あると助かる万能レシピ
- おすすめな冷凍容器
離乳食後期の冷凍作り置き!あると助かる万能レシピも!
離乳食は家庭でも冷凍保存出来るものもありますし、現に冷凍の作り置きを作っている家庭もたくさんあります。
しかし、赤ちゃんは免疫力がまだ未熟です。
作り置きを作る前には手を洗い
- 調理器具
- 食器
- 保存容器
また、基本的に味付けは大人の4分の1程度と、ほんの少しです。
赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまわないためにも、薄味のご飯を作ってあげてくださいね。
ここではレシピが簡単に検索できるクックパッドで見つけたレシピを紹介させていただきます!
まずは、冷凍の作り置きで一番簡単な、焼きおにぎりです!
私も自分用にですが、ご飯が余った時など焼きおにぎりを作って冷凍してたりしますよ。
- ご飯大人の茶碗…1杯
- 小麦粉…大さじ1
- オリーブオイルorごま油…少々orなし
- 鮭の切り身…2分の1切れ
- 乾燥わかめ…小さじ1
- 醤油…適量
●作り方
①わかめは水で戻し、細かく刻んでおきます。
②鮭の切り身は茹でて、骨を取りほぐしておきます。
③具材、ご飯、小麦粉を混ぜます。
④小分けできる容器に一個分ずつぐらいの量を入れます。
⑤蓋をしてまとまるまで振ります。
⑥ご飯がまとまったら、油を薄く引き、中火で焼いていきます。
⑦片面焼けたらひっくり返して、裏面にも焼き色を付けます。
⑧お皿に取り出し、冷めたら完成です。
冷凍する際は、1つずつラップに包んで「密閉できる容器」か「ジッパーの付いた袋」に入れて保存しましょう。
解凍する時は、水を数滴垂らして、ラップにくるんだままレンジで温めます。
鮭わかめの他にも、好みの具材で作ることが出来ますよ。
ただし、「水分」や「油分」を多く含むものは、冷凍すると解凍後に味などが変わってしまうので向いていません。
冷凍するのに向いているのは
- わかめ
- じゃこ
- 鮭
★「手掴み焼おにぎり(鮭わかめ)」の詳細なレシピを見てみる
- キャベツ…4枚
- ひきわり納豆(またはひき肉)…2分の1パック(大さじ2)
- 小麦粉…大さじ2
- 卵…1個
- 青のり…ひとつまみ
- 納豆のタレ(または醤油)…1個(醤油少々)
●作り方
①キャベツはあらみじん切りにします。
②材料を全てボウルに入れ、混ぜます。
③油を少量ひき、熱したフライパンに、弱火~中火で焼きます。
④ほどよく焼き色が付いたらひっくり返します。
⑤大さじ2の水をフライパンに入れフタをし、
水気がなくなるまで(2分程)蒸し焼きにします。
⑥焼けたらお好みのサイズに切って完成です。
作った人からは
- バクバク食べてくれました!
- 何度も作ってます!
- 桜海老、スキムミルク、鰹節を足して作りました。
- 4日に1度は作ってます
- 10回以上作っていますが飽きずにパクパク食べます♪
ホットケーキも冷凍できるって知ってました?
我が家でも焼きすぎちゃった時など、冷凍保存してますよ。
★「手づかみお好み焼き」の詳細なレシピを見てみる
- ホットケーキミックス…200g
- 牛乳…180ml
- ベビーフード りんご…1瓶
- 油…適量
●作り方
①全ての材料をボールに入れ、よく混ぜます。
②フライパンに油を薄く引き、両面を焼き色がつくまで焼きます。
冷凍する際は、1個ずつラップに包んで冷凍します。
解凍する時は、ラップごとレンジで温めます。
★「林檎のパンケーキ」の詳細なレシピを見てみる
- 生鮭…1切れ
- ありあわせの野菜のみじん切り…大さじ9
- オリーブ油(またはサラダ油)…小さじ1
- 薄力粉…大さじ2分の1
- 牛乳…200cc
- 塩…小さじ4分の1
●作り方
①鍋にオリーブ油を引き、野菜のみじん切りを軽く炒めます。
②弱火にして薄力粉を加えます。
③全体に混ざったら、牛乳を少しずつ入れます。
④強火にして沸騰させます。
⑤生鮭を加えます。
⑥5分程したら鮭を取り出し、骨と皮を丁寧に除いてほぐし鍋に戻します。
⑦途中かき混ぜながら弱火で10分煮ます。
⑧塩を加えて味付けをします。
作った人からは
- 子供も大好き!大人用にコンソメを足して、今日の夕食です。
- 子供がパクパク食べてくれる!
- 野菜がたくさん摂れるのが嬉しい!
- 簡単なのに美味しい!
- 20分程度で完成した!
★「鮭のクリーム煮」の詳細なレシピを見てみる
- 絹ごし豆腐…150g
- 鶏挽肉(胸肉)…100g
- 乾燥ひじき…5g
- かつお節…1つかみ(10g程度)
- パン粉…30g
- 片栗粉…大さじ1
- サラダ油…少量
●作り方
①ひじきは水で戻して下ゆでし、細かく刻みます。
②ボールに豆腐、挽肉を入れ、豆腐を崩しながら混ぜます。
③他の材料を全て加え、粘りが出るまでよく混ぜます。
④フライパンを火にかけ、サラダ油をひきます。
⑤円形にまとめながらフライパンに入れ、中火?弱火で焼き色が付くまで焼きます。
⑥焼き色がついたら裏返して、フライパンに水(分量外)を入れ
フタをして蒸し焼きにします。
⑦水分が飛んだら焼き色を付けて出来上がりです。
作った人からは
- 何度もリピートしてます!
- たくさん食べてくれました。
- 大人が食べても美味しい。
★「豆腐ハンバーグ」の詳細なレシピを見てみる
- トマトピューレ…1袋
- にんじん…3cm
- 玉ねぎ…2分の1
- 豚挽き肉…100g
- 水…100cc
- ベビーフード コンソメ…1袋
- 塩…ひとつまみ
●作り方
①にんじん、玉ねぎは、みじん切りにします。
②それぞれ、レンジで2分加熱します。
③鍋にトマトピューレと野菜、豚挽き肉、水を入れて、中火の火にかけます。
④沸騰してきたら弱火にして、コンソメと塩を入れます。
⑤10分程度煮詰めたら完成です。
作った人の感想では
- 娘も完食♪
- マカロニにかけました。
- 野菜のみで作って常備してます。
- ソースはもちろん、お湯を入れてスープにしたり、アレンジしやすい!
- 子供が大好きなメニューです。
- 拍手しながら食べてくれました!
- 完食してくれるので、何度も作ってます!
- 椎茸、しめじ、エノキ、ブロッコリー、インゲン、入れました!
「ご飯」にかけたり、「うどん」や「パスタ」、「マカロニ」などアレンジが豊富なのが嬉しい万能レシピですね。
★「万能ミートソース」の詳細なレシピを見てみる
冷凍した離乳食を食べきる目安の期間は?
冷凍した離乳食は1~2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。
家の冷凍庫は、開け閉めする機会が多いです。
そのため、庫内の温度変化が激しくなってしまいます。
温度変化が激しいと、冷凍した食品も変質しやすくなってしまいます。
ですので、冷凍しても早めに使い切るのが安心です。
離乳食後期の冷凍容器 何がどのくらい必要?お悩みを解決!
さて、作り置きしようと作ってみた離乳食。
どのような容器で冷凍するのが良いのでしょうか?
一般的には、離乳食冷凍容器のサイズは、赤ちゃんが1食で食べられる量がよいといわれています。
離乳食後期でしたら、50ml~100mlくらいの容量がおすすめです。
また、大きめのパック型の容器に目盛りが付いたタイプもあります。
このタイプなら長く使えるので、保存量を調節しながら使いたい方にはおすすめです!
では早速、冷凍容器をいくつか紹介していきたいと思います。
目盛りも付いていますし、重ねて置きやすい形にもなっているので、冷蔵庫の中もスッキリしそうですね!
もちろん冷凍も出来ますし、この容器のまま電子レンジで解凍することも出来ますよ。
●「ジップロック コンテナー 保存容器 正方形 130ml 4個」の詳細を見てみる
積み重ねて置けるのも嬉しいポイントですね。
実際にこの商品を使った人のレビューでは
- 少し時間をおいて溶かしてから押すと、簡単に取り出せる
- 薄くて軽量
- フタが取り外しやすい
- 重ねて保存出来るのが便利
- トレーが柔らかいので、取り出しやすい
●「リッチェル わけわけフリージング 手づかみトレー スクエア」の詳細を見てみる
目盛り付きで分かりやすく、積み重ねも出来ます。
また、フタをしたまま電子レンジで温められ、食洗機にも対応している容器です。
実際にこの商品を使った人からは
- 目盛りが付いているから量が分かりやすい
- そのまま食器として使える
ただし、フタをしたまま温めたら中身が飛び出してしまったというレビューもありました。
この商品の紹介ページにも
- 水分の多い食材は、容器の7分目まで
- 冷凍や電子レンジの加熱で中身が膨張しこぼれるおそれがある
加熱する際は、フタをずらすなどして気を付けて使うようにしましょう。
●「レック(LEC)離乳食 クリア 保存容器 (丸型) Mサイズ (100ml×6個入) 」の詳細を見てみる
12ブロックに分かれているので、小分けしたい離乳食に最適です。
実際にこの商品を使った人からは
- 底が丸くなっているので取り出しやすかった
- 離乳食初期から大活躍しています
- 氷を出す要領でひねれば、簡単に出せました
- 丈夫
一方で
- 凍るとスライドが開けにくくなった
- フタの密閉性がない
- ギリギリの量を入れると取り出しにくくなった
凍ったら別の容器に移して、また新しく冷凍の作り置きを作るという使い方がいいかもと提案してくださっている人もいましたよ。
下茹でした野菜などを小分けで冷凍保存しておきたい人には使いやすい容器だと思います。
●「スケーター 離乳食 保存容器 冷凍小分けトレー」の詳細を見てみる
離乳食後期の冷凍人気レシピのまとめ
離乳食後期のレシピや保存容器について紹介してきました。
離乳食は、赤ちゃんが食べてくれるかの戦いでもありますよね。
最初のほうでも述べましたが、赤ちゃんは日によって
- 食べる量
- 食べてくれる食材
赤ちゃんが元気なのであれば、食べてくれないからと焦ることはありません。
お子様の好みなどに合わせて、入れる食材を替え、いろんな離乳食を作ってみてはいかがでしょうか?