育児休暇があけて、保育園に子供を預けて働くようになると、朝は戦場と化します。
幼稚園だったら働いてないママさんが大半ですし、9時くらいの登園なのでそこまで忙しくないです。
しかし、就業時間が早いママなどは、朝ごはんの支度から子供の準備と自分の支度とで大わらわですね。
自分の分はまだしも、子供はなかなかスムーズに動いてくれなくて毎日イライラしているママさんも多いことでしょう。
もしかしたら仕事より、出発前が一番疲れるかもしれませんね・・・
みんなが笑顔で出発できるように、色々工夫していきましょう。
保育園出発までの朝はタイムスケジュールを決めておく!見直し必須?!
毎日同じ時間に家を出発するわけですから、逆算してスケジュールを立てていきましょう。
家を8時に出ると仮定して、準備にどれくらい時間がかかるかを計算して動かないとバタバタになってしまいます。
それらを計算すれば、朝起きる時間も決められます。
保育園出発までのタイムスケジュール①朝の流れを考えてみよう!
まずは朝の流れを考えてみましょう。
①「ママ起床」
②「ママ身支度を整える」
③「朝ごはんを作る」
④「家族を起こす」
⑤「ご飯を食べる」
⑥子供の身支度を整える
⑦出発
というのが大まかな流れです。
人によって、それそれの流れの間に
- 洗濯
- 掃除
- 保育園の準備
- お弁当を作る
しかし、前日にできることはなるべくやっておくことで、朝の時間に余裕ができます。
余裕を作らないと、ママが早起きをするしかないので、寝不足にもなるし疲れがたまってしまいます。
洗濯なども、夜みんながお風呂に入ったら回してしまって、室内干しをしておきます。
そして朝になったら、外の物干しざおに出すだけにすると楽ですよ。
フルタイムで働くママなどの場合は、そのへんも見越して乾燥機を設置したり、サンルームを増築して干しておけるようにしたり工夫をしています。
保育園や旦那さんのお弁当なども、ある程度のおかずは作り置きしておいて、メインだけ調理してご飯を詰めたら完成くらいなら時短になります。
保育園への朝の準備はみんな大変!私はこうしてる!ママさんの体験談をご紹介
では次に、実際
「保育園に子供を通わせているママさんって、どんな風に工夫しているの?」
という疑問にお答えするために、体験談をご紹介していきますね!
- 朝ごはんは簡単なものにして、すぐ食べられるようなメニューにする。
(パン+ヨーグルト+フルーツ、おにぎり+味噌汁+フルーツなど) - 朝ごはんは前日に作っておいて、朝レンチンするだけにする。
- 保育園グッズは前日に用意する。
- 食事をしながら検温して連絡帳に記入。
- 食事をすると服も顔も汚れるので、パジャマで食事をしてから洗顔と歯磨きをする。
- まだ乳児の場合は自分でご飯が食べられないので、夫婦交替でオムツ交換やミルクなどをあげて、手があいているほうが自分の食事をしたり身支度をするようにした。
- 子供が起きる前に自分が先に起きて、着替えとメイクを済ませておく。
- 出発する時に車に荷物を積むのではなく、前もって積みこんでおくと忘れ物をしにくい。
- 慣れるまでは壁にタイムスケジュールを貼っておくとよい。
- 親がイライラしていると、子供にも伝染するのでなるべく穏やかに声かけをする。
保育園児の朝支度が激変!効率の良い収納3つのポイントは?
働くママの朝はいつも忙しいですが、子供の支度もあるので余計に忙しいです。
しかし効率良く動けるように必要なものを収納しておくと、忘れ物が少なくなるし時短にもなります。
保育園児の朝支度に効果的な収納ポイント①枕元に着替えのタンスを置く(または出して置いておく)
これって当たり前だけど、していないことも多いです。
とはいえまだ小さいうちは、食事の時にどうしても服を汚すので、食べてから着替えるという家庭も多いと思います。
3歳くらいになるとエプロンさえすれば、汚さずに食べられるようになります。
なので、そうなったら自分でおきたら着替えるという習慣をつけさせると後が楽ですよ。
保育園児の朝支度に効果的な収納ポイント②保育園に持って行くものは前日の夜に玄関に置いておく
朝はあわてているので、とっさに何がどこにあるか動けないこともあります。
そしてうっかりの忘れものも多くて、一度出発したのにまた家に戻ったなんて経験もないですか?
そんなことを避けるためにも、余裕のある前日夜にしたくしておくだけでとってもスムーズです。
保育園児の朝支度に効果的な収納ポイント③保育園に持って行く可能性のある道具類は玄関に収納する
保育園によって持って行くものはマチマチですけど、例えば夏のプールなどは水着バッグを持って行きますよね。
そういったバッグを玄関に収納しておきます。
手に取りやすいのは、ポール型のスタンドです。
絵本バッグや帽子なども色々かけておけるので、持って行く時には出がけにさっと取り出せて便利です。
置くスペースがない場合は、壁に取り付けるタイプのものでもよいと思います。
保育園の支度を自分でするようにするのは無理なこと?!
親がいくら頑張っても限界もありますよね。
可能なら子供が自分でしてほしいところ・・・
自分でしてもらうのは難しいことのなのでしょうか?
結論、親の頑張り次第です。
子供が自分で支度をするには環境を整えてあげるのが一番重要です。
どこにあるのかわからないとやりたくないですよね。
さらに、親から「あれは?これは?」とイチイチ聞かれても子供もやる気が削がれてしまいます。
逆に、子供から「次は何をしたらいいの?」とイチイチ聞かれると、子供にさせているメリットがなく「自分でした方が楽!!」となりませんか?
なので、保育園のお荷物に入れる物リストを作りましょう!
もちろん年中さんや年長さんでも文字を読める子はそんなにいません。
イラストや写真を使ってチェックできるようにしましょう。
また物の場所ははっきり決めてあげて、荷物を入れやすいようにしましょう。
かばんの置き場所も子供の手の届く範囲で決めてあげるといいですね。
そして荷物の準備は必ず前の日にしてもらいましょう。
子供のペースは親には読めません。
帰ってきたら汚れものを出して、新しい荷物を詰め直すといった流れを習慣にするといいですね。
帰ってきてすぐ以外にも、お風呂に入る前、夕食後など子供と家庭の生活リズムに合ったタイミングを探ってみましょう!
保育園の朝の支度にイライラ!子供が自分から進んで動いてくれるようにする方法
朝の支度が遅くてイライラしてしまうことありませんか!?
私はよくあります。
遊んでないで食べてよ!と思うことは毎日です。
ただ朝忙しいのは親の都合なんですよね。
親は何時までにこれをしてあれをしてと色々と考えていて、焦りから子供の準備が遅く感じたりすることがあるかもしれません。
まずは子供は大人の2~3倍は時間がかかります。
そこだけベースで覚えておきましょう!
でも朝を少しでもスムーズにするコツを紹介します。
まず、朝食です。
朝ご飯はとても大切で、1日を元気に過ごすためにもしっかり食べて保育園に連れて行きたいですよね。
朝ご飯は1つでも子供のリクエストを聞くのがおすすめです。
「ご飯とパンどっちがいい?」
「パンに塗るのはジャムがいい?」
などきくと、自分で決めた食事なので少し積極的に食べられます。
また朝何皿も並べたりしていませんか?
食べることが苦手な子はテーブルいっぱいの食事をプレッシャーに感じることがあります。
子供が実際にそうだったのですが、ご飯の量を思い切って減らしたらパクパク食べてくれました。
ただ足りないと困るので、子供と話したり保育園の先生に昼食前の様子を聞いたりして、朝食の量をしっかり調整してくださいね!
次に洋服を選ぶのに時間がかかるという場合は、前日に決めるのがおすすめです。
まずは次の日着る服を入れるカゴを用意しておいて、前の日に明日この服を着ると決めてもらいます。
子供によっては服に頓着のない子もいますが、自分で選びたい子もいますよね。
朝引き出しの前でじっと服を選ばられるより、前の日にじっくり悩んでもらった方が気持ちが楽になるはず!
コツとは違いますが、朝、テレビがつきっぱなしになったりしていませんか?
小さな子供ほど、テレビが面白いからみているのではなく、光の刺激で反射的にみてしまっています。
大人はニュースなどテレビを見たいかもしれませんが、子供のお支度が済むまではぐっと我慢です。
朝食や着替えが終わって荷物を持って出るだけの状態になったらテレビをつけていいなど決めておくのがおすすめ。
子供が集中して支度をできますし、見たい番組があるなら「○○が始まるまであと○分だよ」というだけで、子供は急いでくれます。
ポイント見たい番組に間に合わなさそうと思ったときは着替えなど少し手伝ってご褒美をゲットしてもらいましょう。
明日も頑張ろうというきっかけになります!
保育園の朝の支度は時間が足りない!のまとめ
働くママはお子さんを保育園に預けるようになります。
でも、出勤までタイムリミットがあるので、それまでに支度を済ませて出発しないといけません。
そんなときに限って、子供の機嫌が悪かったり、言うことを聞いてくれなかったりするんですよね。
そんな焦りもあるし、ついイライラもしてしまいますよね。
朝の忙しい時間にいきなりは難しいですが、普段から意識するようにしておくだけで、
「朝から子供が言うことを聞いてくれなくてイライラ」
ということから解放されるようになっていきますよ!
あとは、なるべく前日に準備をして、ママも睡眠時間を確保し、朝の作業をできるだけ削ればさほどあわてなくても大丈夫になります。
そのためにはタイムスケジュールを作って壁に貼り、毎日同じようにこなしていけば、体に染みついてくるのでストレスなく過ごせるようになります。