生活をしているとどうしてもゴミって出ますよね。
出したくなくても出てしまうゴミ。
昔は、物理的に燃えるものは全部可燃ゴミとして出していましたが、現在ではすごく細かく分別するようになっていますね。
その分別もどんどん種類が増えてきて、私も細かく覚えるのは厳しくなってきています。
わからなくなると市町村で配られた一覧表を眺めては意識して分別しています。
きちんとゴミの分別をしている人の割合はどれくらい?
それでもいまだに分別しないで出す人はいますが、きちんと分別している人の割合はどれくらいだと思いますが?
いくつかのネットアンケートによりますと、9割近い人がゴミの分別には気を付けているとのことでした。
ただ、意識はしているけど程度の差はあるようです。
例えば、可燃ゴミと資源ゴミ(ペットボトル・缶など)の分別は大半の人が実施していますよ。
ですが、そこから先の細かい分別になると、めんどくさかったり、よくわからなくてやれてない人も多いのだとか・・・
資源ゴミを出すのにも、指定された場所に決められた曜日・時間で絶対に出さないといけないので、仕事の都合で出せないという人もいますもんね。
分別して出したい気持ちはあるけど、ちょっと厳しいという人もいます。
最近は、大手のスーパーでもリサイクルできるゴミの回収に力を入れているので、土日でも出せるので助かっています。
通販利用が増えてきた現代では、段ボールの量がすごいことになっていますので、少したまったらスーパーに持っていけるのはいいですよね。
ゴミを分別する理由を紹介!ゴミの量を減らして環境保全にも
前は全部可燃ゴミで出せていたのに。
なんでこんなに分別しないといけないの?めんどくさいから前みたいに戻して!
って思っている方もいるかもしれませんね。
ゴミ収集車に出してもゴミが消えるわけではない
自宅で出たゴミをゴミ収集車に出してしまえば、自分の目の前から消えるのでゴミがなくなったような気になりますが、実際にはゴミが移動しただけです。
そしてそれはゴミ焼却場に持っていかれ焼かれます。
焼いたら消えるかといえば、灰になって残りますね。
可燃ゴミはまだ燃えて小さくなるからいいですが、缶とかガラス瓶とか燃えないものはそのまま埋めるしかないですよね。
前のままの状態でずっと続けたらどうなると思いますか?
小さな島国の日本のどこかにゴミは毎日埋められているのです。
そう、最終的に埋めるところがなくなってきます。
考えたら恐ろしいです。
日本が、世界がゴミで埋め尽くされてしまうかも!?そんな恐怖が襲ってきます。
そうならないように、できるだけ分別して日本中がゴミで埋め尽くされる期間を延ばしているのです。
ゴミの分別は環境保全につながる
ゴミの分別は環境保全につながるのです!
レジ袋有料化が実現されました。
ビニール類をそのへんに捨ててしまうことで、海の生物がえさと間違えて飲んでしまうということが増えていて問題になっていました。
そこで有料化して使用頻度を減らしていこうということになりました。
実際スーパーでもエコバッグ持参の人は増えましたね。
世界規模でもエコバッグで買い物は常識となっています。
小さいことかもしれないですが、意識してゴミを減らしていくことが最終的に地球の環境を守ることにつながります。
プラごみは燃えるゴミでもいいのでは!?資源か可燃か見分ける方法
缶とかガラス瓶は燃やそうとしても燃えないから、資源ゴミというのはわかるけど。
ペットボトルとかのプラスチックは燃えるんだから可燃ゴミでよくない?と考えてる人は多いかもしれません。
今ゴミの中で一番多いのはプラスチックゴミでしょう。
お弁当、お惣菜、飲み物、お菓子、ビニール袋類、などなど。
たまに手抜きしてスーパーで出来合いのものを買うと、恐ろしい量のゴミが出てため息がでます。
それらを全部可燃ゴミでだしたら、次のゴミの日までに何個ゴミ袋でるのだろう?と思ってしまいます。
ゴミをなるべく出させないように意識させるというのもあると思いますが、燃えるゴミを出すのにも市町村指定のゴミ袋を購入して入れるようになっていますね。
プラスチックゴミの分別の仕方がわからないから、全部可燃ゴミで出しているという人ももしかしたらいるかもしれません。
プラスチックゴミを資源ゴミか可燃ゴミか見分ける方法は?
しかし意外と簡単に資源ゴミか可燃ゴミか見分ける方法があります。
それは「油で汚れていない」ということです。
ペットボトルなどは水道水ですすげばすぐ汚れは落ちますので、資源ゴミです。
コンビニ弁当などの入れ物は調味料などで汚れているし、きれいに落としきれないので可燃ゴミとなります。
ポテトチップスなどは油であげてあるので可燃ゴミとしますが。
おせんべいの大袋などで商品に触れていないものはきれいなので、外側は資源ゴミにして、汚れているのは可燃ゴミなど。
肉や魚がパックされている発泡スチロールのトレイなどは、洗剤で簡単に洗えるのでリサイクルとして回収されています。
判断できない!考えてもわからない!というようなものはとりあえず可燃ゴミに入れましょう。
汚れたものを入れてしまうと、リサイクル工場での仕分けが大変になりますので。
ゴミを分別しない人の割合のまとめ
分別の仕方は地域差があるので、わからない場合は市町村のHPや分別ポスターを市役所等でもらってきて貼っておくと便利ですよ。
昔に比べ、衛生面や便利を追及して、過剰な包装や使い捨てのものが増えて、気づけば地球環境を破壊するレベルでゴミが出るようになってしまいました。
地球上でゴミを出している生物は人間だけです。
今のまま好き勝手に捨て続けていると、未来の人間は住むところがなくなるかもしれません。
そうならならないように、なるべく意識してゴミを減らす努力をみんなで続けていきましょう!