寒くなってくるとただお風呂に入るのではなくて、より温まるために入浴剤を入れたくなりますよね。
入浴剤にもさまざまな種類がありますが、中でもちょっと特別感があるのが「バスソルト」。
主に天然塩で作られているものが多いです。
でもこの「バスソルト」、お風呂の残り湯を使って洗濯をするときには、洗濯機的にや洗濯物には問題ないんでしょうか?
バスソルトを使った残り湯は洗濯に使える?
普段から残り湯で洗濯をしている場合、バスソルトを使った残り湯が洗濯に使えるかどうか気になりますよね。
結論から言うとあまりおすすめはできません。
バスソルトは天然の素材からできておりミネラル豊富です。
中には硫黄やナトリウムが含まれていることもあり、金属を炒める原因になります。
特に硫黄は確実にダメージが入りますので、硫黄が含まれている場合は残り湯での洗濯はやめておきましょう。
金属を痛めるので、洗濯機だけではなく風呂釜にも影響が出ることも。
追い焚き機能付きの場合は湯船の湯を取り込んで沸かし直します。
なので、硫黄やナトリウム入りのバスソルトを使うとき。
そんなときには、洗濯に使わないようにするだけじゃなく、追い焚き機能を切っておくなど工夫が必要です。
入浴剤の容器や袋に追い焚き可と書いてあるバスソルトもあります。
それは含まれているナトリウムが少ないなど金属を痛めにくいからです。
それでも、多少のダメージは入るので、バスソルトを入れたときは残り湯を洗濯に使うのも、追い焚き機能を使うのも控えておきましょう。
バスソルトの残り湯で洗濯するときの注意点!色移りする可能性
また、バスソルトの残り湯を洗濯に使ったとき色移りすることがあります。
バスソルトの種類によりますが、ハーブや着色料を使って色がつけてあるものがあります。
この色が服に移ることがあります。
色が一度服につくとなかなか取れませんので、もし残り湯を洗濯に使うときは無色のバスソルトを使うようにしてくださいね。
洗濯に使えない入浴剤は?洗濯の可否はどうやって見分ける?
バスソルトを入れた残り湯は洗濯に不向きですが、他の入浴剤ではどうでしょうか?
中には洗濯も追い焚きもOKのものもあれば、どちらもNGのものも…
見分ける方法は簡単で、大抵入浴剤の袋や容器などパッケージに記載があります。
HP上でQ&Aが用意されていることもあるので、ネットで調べてみるのもおすすめです。
もしパッケージに何も書いていない場合は洗濯に使うのはやめておきましょう。
万が一洗濯機が壊れてしまうとかなりの痛手になりますから…
入浴剤を入れた残り湯で洗濯をする時のポイント!
洗濯OKの入浴剤を入れた場合も気をつけることがあります。
残り湯を洗濯に使うのは、最初の洗いのときだけにしましょう。
すすぎはきれいな水を使います。
また、入浴剤の色が移る可能性があるので、つけおきをしたり、柔軟剤を一緒に入れたりするのはやめましょう。
特に柔軟剤は柔軟剤の有効成分と入浴剤の色素が反応して洗濯物がさらに染まりやすくなります。
柔軟剤は洗いが終わって良く濯いでから柔軟剤を入れるのがベストです。
さらに、新品の服を洗うときも入浴剤いりの残り湯で洗濯するのはおすすめできません。
色移りしやすいので避けたほうがいいです。
新品の服に色移りしたらしばらく落ち込んでしまいそう。
気をつけましょう!
洗濯に使える入浴剤のおすすめを紹介!目的にあった選び方も解説
洗濯に使える入浴剤もたくさんあります。
良くCMをしているような大手の会社が出している入浴剤は基本的に洗濯に使えます。
入浴剤っていろんな種類がありますよね。
悩みや目的に合った成分が入っているものを選んでポカポカになりましょう!
洗濯に使える入浴剤①シュワシュワ溶ける炭酸ガス系入浴剤
お湯に溶かすとシュワシュワと発泡するタイプの入浴剤です。
炭酸ガスがお湯に溶け込んで、肌から体に吸収されて、血管を拡げるので血流を良くする効果があります。
血流が良くなると老廃物や疲労物質を出しやすくなるので疲労回復効果も期待できます。
血流を改善してくれるので冷え性や肩こりなどにも効果があります。
炭酸ガス系でおすすめは
きき湯は疲れやこり、冷えなどに特化した商品が用意されているのが特徴です。
どちらもお湯がいろんな色になりますが、残り湯が洗濯に使えるよう成分には配慮されていますので安心です。
洗濯に使える入浴剤②保湿に特化した入浴剤
入浴剤の中には保湿効果のあるものもあります。
先ほどの炭酸ガス系入浴剤でも保湿力が高いものもありますが、より保湿力を求めるならオイル系やミルク系がおすすめです。
「キュレル 入浴剤」(花王)
「ビオレu うるおいバスミルク」(花王)
は赤ちゃんから使える優しい成分ですが、お風呂上がりの肌をしっとりと仕上げてくれます。
バスソルトの残り湯で洗濯は大丈夫?のまとめ
入浴剤を入れると香りでリラックスできるだけじゃなくて、温浴効果も高めてくれます。
寒い時期だけじゃなくて、夏向けの商品もあるのでありがたいですよね。
ドラッグストアなどで買える入浴剤はリーズナブルなものも多いので、毎日のリラックスタイム用に気軽に使えます。
残念ですが、「バスソルト」と書いてあるものは、ミネラル分が豊富なのでほぼほぼ洗濯には使えないです。
使えない入浴剤もありますが、洗濯に使える入浴剤もたくさんあります!
気になる入浴剤が洗濯に使えるかどうかはパッケージをしっかり確認してくださいね。