子育ての毎日。幸せと思いつつも、それ以上の大変さに、嘆いていらっしゃるママさんも多いことでしょう。
それに加え、もし我が子が他の子に対して「いじわるな態度」が見受けられたら…
とっても悲しいし、どうしていいか悩んでしまわれるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな風にいじわるをしてしまう子供に対しての、育て方だとかしつけについてご紹介していきたいと思います。
ぜひ、同じように悩まれているママさんの、これからの子育ての参考にしてくださいね。
なぜ他の子に意地悪するのか
意地悪をするというのは、「優位である自分の立場を守るため」に、意地悪をして誰かの立場を下に扱うという心理が働くことで、してしまう場合が多いんですね。そういった、「自分を安全な場所においておきたい」という心理から来ているのです。
そういった子は、誰かに意地悪をして自分が気分的に優位に浸る方法でしか、自分が認められたような気がしません。
さらに、自分の立場を確保したい心理は理性より優先されるため
- 相手が嫌がっている
- 人を悲しませている
といった感覚を感じにくくなるんですね。
優位に立ちたいから意地悪をするのは子供だけの話じゃない
これは、子供だけに限った話ではありません。強いものに巻かれ、他人の悪口を言ってしまう大人もたくさんいます。
「本当に自分が言いたいから言ってる」なんていうこともあるでしょうが、「自分が逆のポジションになりたくないから」といった理由からくる行動でもあるのです。
誰かを否定批判するやり方でしか自分を確立できないため、問題行動をとってしまうのですね。
親は自分の行動を考えてみて
子は親の真似をするといいますが、親の何気ない動作を見て、「これってやっても良いことなんだ」と勘違いしてしまい、実際に自分も実践してしまうので注意が必要です。
この状態を改善していくためには、社会性を養っていく必要があります。
社会性を養うための10個のポイント
子供が意地悪をしてしまうのには
- 親の行動も見られているので気を付けないといけない
- 社会性を養っていく必要がある
ということをお話ししてきました。では、ここからは、「社会性を養っていくための10個の大きなポイント」についてご紹介します。
気が散るようなことに関わらず、自分のペースで集中して物事を進める必要があります。
誰とでも同じように仲良くなる必要はありませんが、気に入らなかったり意見があわないような人とでも、普通に関わりあうことができることが大切です。。
わざわざ自分から、敵を増やす必要はないんですよね。
ミスがあっても許して、一緒に挽回できる許容と包容が必要です。
「何でも人のせいにする」なんてもってのほかですね。
率先して物事に取り組む積極性も必要です。
と、いうような10個の大事な社会性です。
学校からの社会人まで、集団生活をしていくうえでこの10個は大事なことです。むしろ、これが出来るならば、仕事でも、家庭でも、集団生活において、失敗することは少なくなると思いますよ。
実際、理不尽な人も世の中にはたくさんいるので、そういう人にあたった場合は、この限りではないかもしれませんが。概ねこの10個が実践できれば、良好な人間関係を築けると思います。
意地悪をする子供は愛情が足りない?
意地悪をする人の原因には、「親の愛情が足りないからだ」なんて言い方があったりします。
その点はどうなのかというと、「子供のことを放任しているかどうか」という点が、かなり大きいのではないかと思います。
放任というのは、ある一定のルールの中で行わるものであって、ほったらかすのとはわけが違います。
それをはき違えて「うちは放任主義だから」と言ってる親御さんも多くいます。そういった理由で、両親に深く関わってもらえない子は、そのさみしさから意地悪をして、親の関心を引こうとしたりしてしまうんですね。
自分と違う価値観の人を認めない親たち
また、こういう類いの大人は、たいてい自分と価値観の同じようなタイプの人とだけ、「仲良しグループ」を作ります。
常にそのグループで行動することにより「自分の行動は、みんなに認知されている正当なもの」であることを主張しようとします。またそういう親は必ず、気に入らない人を徹底的に攻撃したり排除したりするのです。
それを見ている子どもは、同じように実践してしまう場合がほとんどです。パターンとしては、親の関心を引こうとするか、親の真似をして排他的にふるまっているかのどちらかなんですね。
子供が意地悪をするときのまとめ
意地悪をする心理とは、今回取り上げたような理由がほとんどです。
なので、自分の子どもは将来大丈夫かどうか、よくよく見て考えてあげてほしいと思います。
好きの反対は「嫌い」ではなく「無関心」です。本来愛すべき子どもに、親が無関心であってはいけません。
子供と一緒に見て、感じてあげて、大事な心を育てていってあげてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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