朝、幼稚園に送って行ってバイバイのときになると「幼稚園に行きたくない!」と泣いてしまう子ども。
「行ってしまえば、お迎えのときには笑顔でニコニコなのに何で??」と、頭を悩ませているママさん。本当に毎日ごくろうさまです!
そこで今回は、そんな「朝だけ泣いてしまう子供」が、バイバイするときに泣いたりしないためのポイントをご紹介していきたいと思います。
きっとあなたのお子さんも、笑顔で「バイバイ」言えるようになりますよ*^^*
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朝バイバイの時に泣いてしまう子供!実際にあった相談内容
実際に、朝子供が幼稚園で毎日のように泣いてしまって、困りはてたママさんが寄せたご相談です。
バイバイの時に泣いてしまうと困り果てたママさんからの相談
幼稚園に行く時、「ママと一緒にいたい」と言って、毎朝泣き止みません。
保育士さんに日中の様子を尋ねると、友達と仲良く遊んでいるとのこと。
しかし、朝が本当に大変なんです。育て方にも問題があるのでしょうか。本当に心配です。
この悩みに対し、様々な意見が寄せられました。
これは非常によくあることです。小学生でも朝、学校に行きたくないと泣くことはありますから。
心配いりません。気長に構えましょう!
何でも大丈夫という、鋼の神経を持ったお子さんもいれば、些細なことにも敏感に反応する神経の繊細なお子さんもいます。
大勢の子供がいる場所に緊張してしまう子は結構います。そんな時は、焦らず大丈夫と笑顔で対応してあげましょう。
その気持ちを素直に表現できているお子さんは素晴らしい!
泣きたい時には思い存分泣かせてあげて共感してあげてください。
子どもさんの離れたくない気持ちをしっかり受け止め、それでも行かなきゃいけないことを理解させてあげる関わりを続けて下さい。
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子供が朝幼稚園で泣かないで行ける為のキーワードは共感力
子供が「ママとずっと一緒にいたい」と言ったら、「ママも一緒にいたいよ」と言ってあげてください。
「ママのことが大好きだから、お別れするのは寂しいよ」と言ったら、「ママも●●ちゃんのこと大好きだから寂しい」と言ってあげてください。
このように子供に共感し、大いに泣かせてあげてください。そうすれば、子供も十分に泣くことができます。
そして、ストレスが発散されます。
「寂しい気持ちをお母さんに分かって貰えた!お母さんも同じように思ってくれているんだ!」と感じることができるんです。
子供はちゃんとわかっている
「大丈夫だよ。またすぐに会えるからね」
「できるだけ早くお迎えに来るからね」
「寂しい時は泣いていいからね」
と、言ってあげてください。実は子どもは、幼稚園には行かなければならないということは、ちゃんと理解しています。
ただ、寂しくて悲しい気持ちをどうすることもできないので、仕方がないけど泣いてしまうんです。
「ママと離れたくない」と言っても叶わないのはわかっているけど、言わずにはいられないのですね。
子供の気持ちを否定せずに共感することの大切さ
そのとき、「朝からそんなに泣いて!恥ずかしいね!」などと、自分の気持ちを否定されたら、増々悲しくなってしまい、ストレスがさらに倍増してしまいます。
朝の忙しい時など、ずっと子どもに付き合えない事もあるかもしれません。
でも、できるだけ付き合ってあげてください。そのとき「もしかしたら、自分の育て方が間違っているかも」なんて思う必要はありません。
「泣いてる泣いてる!」
「ものすごいエネルギーだな。大物かも!」
「これも個性の一つだ。その分、感性が豊かかも」
と、心の中で思いながら、子供の気持ちに付き合ってあげてください。そして、子どもさんに共感してあげて下さい。
そのあとは、保育士さんにお願いすればいいんです。
自分ひとりだと幼稚園のお部屋に入れないとき
自分一人だけで、幼稚園のお部屋の中に入っていくのに不安を感じる子もいます。
そういう場合は、仲の良い友達と一緒に部屋に入るようにしてみましょう。
たったこれだけのことなんですけど、これで解決する場合も結構多かったりするんですね。
お家に帰ってからの対応がとても大切
さて、何とか一日を終えて、帰宅してからの親の対応が大切なんです。
子供が幼稚園での様子を話してきたときには、しっかりと共感して聞いてあげることが大切です。
共感して聞いてもらえれば、子どもはストレス発散になりますし、親も子どもの話を聞くことで、園生活での情報を得ることができ、問題になりそうなことにも気づきやすくなります。
そして「今日も幼稚園でがんばれたね!粘土が上手って言われてすごいね!」と、いう感じで、沢山ほめてあげてください。
園生活に自信を持てるようにしてあげることが、すごく大切なんですね。
子供への話し方にも大切なポイントが
親はついつい「今日は泣いちゃったけど、明日は泣かないで行こうね」と、ストレートに言いがちですが、言い方に気を付けましょう。
それよりも、朝の状況を子供なりに客観的に振り返らせてあげましょう。
具体的な例を挙げてみましょう。
子供「うん。」
ママ「なんで朝だけ泣きたくなっちゃうの?」
子供「うん。ママとお別れするときは凄く悲しい。でも、お友達といると平気になる。」
ママ「じゃあ、ママとお別れする前から、お友達と遊ぶといいかもしれないね」
このように、言葉で振り返ってみると、子供も「その時の状況や自分の気持ち」を客観的に見られるようになります。
すると、モヤモヤしていた不安の正体が自分なりに見えてきます。不安の正体が分からない時、それは大きく感じますが、はっきりしてくると小さく感じます。
ただし、これは子どもの様子を見ながら合わせてやって下さい。子どもはみんな、それぞれ自分のペースで成長していきます。
ある子は、幼稚園のとき、毎朝お迎えバスを待つ間ずっと泣いていました。しかし、小学校入学と同時にまったく泣かなくなりました。
しかも泣かないだけでなく、朝も自分で起きて登校するようになりました。これには、親も周りの人たちもみんなビックリですね。
幼稚園で朝だけ泣く子供のまとめ
毎朝の忙しい中、子供さんのペースに合わせて対応するというのは大変ですが、子供さんにとってはママさんはたった一人!頑張ってくださいね!
時間が経つにつれて、元気に行ってくれるようになり、そのうち、こんな時間が懐かしく思うようになりますから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。