離乳食後のミルクはいつまで?無理なくスムーズなやめ方

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赤ちゃんが離乳食を食べ始めると、ミルクの量で悩んでしまうことはありませんか?

「離乳食も食べているのに、ミルクは今まで通りの量と回数でいいのかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

離乳食をたくさん食べる赤ちゃんだと、ミルクもしっかり飲ませたら太ってしまうのではないかと、ちょっと心配しちゃいますよね。

逆に離乳食が進まない子は、「このままミルクしか飲まなくなったら・・・」と不安になってしまうかもしれません。

うちの子どもは母乳でしたが、離乳食を始めても全然食べず、母乳ばかり欲しがっていました。

お腹が減っているとき、母乳の前に離乳食を食べさせようとしましたが、嫌がって食べられず、結局母乳でお腹を満たしていました。

その頃は私も、「離乳食を食べるように、母乳の回数を減らした方がよいのかな?」と悩んでいました。

離乳食後のミルクの量は?月齢ごとのは目安

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乳食を食べている赤ちゃんのミルクや母乳って、どれだけ飲ませたらよいのでしょうか?

また、ミルクはいつまで飲んでもよいのか、その目安を見ていきましょう!

まず、離乳食を食べ始めたら、ミルクや母乳は段階的に減らしていくのが理想的です。

★離乳食初期・ごっくん期(5~6ヶ月)
この時期の離乳食は1日1回です。

離乳食とミルク・母乳の割合は、1対9くらいで、栄養のほとんどはミルクや母乳から摂っています。

離乳食とミルク・母乳を1セットにして、食後のミルクは200~220ml以内であれば赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませても大丈夫です。

1日のミルクの回数は5回です。

母乳の場合は、3~4時間の授乳間隔を目安に、赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませましょう。

★離乳食中期・もぐもぐ期(7~8ヶ月)
この時期の離乳食は1日2回です。

離乳食初期と同じように、離乳食とミルク・母乳を1セットにします。

食後のミルクは、離乳食をしっかり食べていれば140~160ml、あまり食べない場合はもう少し多めに与えてもよいそうです。

離乳食の食べ具合で調整してみてください。

1日のミルクの回数は5回ですが、離乳食のとき以外のミルクは200~220mlをあげましょう。

母乳の場合は、授乳のタイミングで赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませても大丈夫です。

★離乳食後期・かみかみ期(9~11ヶ月)
この時期の離乳食は、1日3回です。

離乳食とミルク・母乳の割合は、5対5から6対4程度になります。

食後のミルクは100ml程度で、離乳食の食べた量に合わせて調整してください。

1日のミルクの回数は5回です。

母乳の場合は、まだ欲しがるだけ飲ませてあげましょう。

★離乳食完了期・パクパク期(1歳~1歳半)
だんだん大人と同じものを食べられるようになる時期です。

食べる量も増えてきて、栄養の約75%を離乳食から摂れるようになるのが理想です。

離乳食の後のミルクも徐々に減らしていきます。

しっかり食事を食べられていて、赤ちゃんが欲しがらなければ、食後にミルクを飲ませなくても大丈夫です。

コップで飲める、食事を3食きちんと食べられるようになれば、少しずつ卒乳を考えていきましょう。

赤ちゃんが欲しがるからといって、長期間ミルクを飲ませ続けると、虫歯のリスクが高くなっていきます。

1歳を過ぎたらミルクをやめていくようにしていき、フォローアップミルクや牛乳などで栄養面を補うようにしていくとよいでしょう。

以上が離乳食とミルクの減らし方です。

ミルクの量についてはメーカーによって違うので、使っているミルクで確認してください。


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赤ちゃんの離乳食が進んできたら!ミルクの減らし方のポイントは?

「離乳食を食べるから、ミルクを減らしていこう!」と思っても、急にミルクをやめると赤ちゃんもびっくりしてしまいます。

では、どうやってミルクを減らしていけばよいのでしょうか?

ミルクの減らし方のポイントは、

  • 日中機嫌のよい時間のミルクから徐々に減らす
  • ミルク以外のことで赤ちゃんの好きなことをする
の2点です。

1日5回飲んでいたミルクを、いきなり1日1回にしてしまうのは難しいです。

いつものミルクのタイミングでも赤ちゃんが機嫌よく遊んでいたら、その回のミルクはやめてみましょう。

もし、ミルクを欲しがるようなら、お茶や水などを飲ませてみるとよいと思います。

あるいは、ミルクを欲しがっても他の遊びに誘ってみて赤ちゃんの気をそらすのも一つの手です。

ママも「絶対にミルク飲ませない!」と意気込むよりも、「遊んでいたらミルクのタイミングを逃しちゃった」くらいの気持ちでいる方が、気楽でよいかもしれませんよ。

こんな感じでやっていくと、だんだんミルクの回数が減っていくと思いますよ!

赤ちゃんの離乳食が始まったミルク粥がオススメな理由!

離乳食のレシピの中にはミルクを使ってものがあります。

赤ちゃんにとってミルクは、産まれてからずっと飲み続けていた馴染みのある味です。

離乳食を食べるようになって初めての食材を口にしても、それがミルクで味付けしてあれば、赤ちゃんにとっても受け入れやすいのではないでしょうか。

また、離乳食のお粥だけでは不足している栄養も、ミルクで補うことができます。

ただし、母乳を飲んでいる赤ちゃんにとっては、ミルクの味が受け付けないこともあります。

ミルク粥は甘くておいしそうだなと思ってあげてみたのですが、うちの子は母乳しか飲んでいなかったので、食べられませんでした。

ミルクの味が平気な赤ちゃんの場合は、栄養満点なミルク粥はオススメです!

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赤ちゃんの離乳食が始まったらミルクはいつまで?のまとめ

離乳食が進んだときのミルクの減らし方についてご紹介しましたが、これはあくまで理想です!

離乳食をたくさん食べられる赤ちゃんもいれば、ミルクや母乳が大好きで離乳食が進まない赤ちゃんもいます。

ご紹介してきたようにうまくいかなくても、焦らずにのんびり構えているとよいと思います。

そんな離乳食後のみるくのやめどきの見極めるポイントを

離乳食後のミルクはいつまで必要?やめるタイミングの見極め方

に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にされてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。