マリーゴールドは多年草に見えますが、一年草です。
開花時期が長いので、多年草かなって思っている人も多いですよね。
ポットで苗を買っても100円くらいだし、安くて長く楽しめる花、サイコーです。
昔は、マリーゴールドといえば一種類くらいしかなかったですが、今は品種改良されていて、すごく種類があります。
ぱっと見マリーゴールドには見えないような花もありますよ。
マリーゴールドは育てやすくてガーデニング初心者向けの花でもあります。
長い期間咲いているので、だんだんと茎が長く伸びてきますし、葉っぱも生い茂って風通しが悪くなります。
だから、夏の終わりごろになったら切り戻しをしてあげましょう。また脇芽が出てきて、新しく花を咲かせてくれますよ。
マリーゴールドは全種類多年草なの?開花時期が長い理由は?
マリーゴールドは日本でよく見られるものはだいたい一年草です。
種類で言うとフレンチマリーゴールドと呼ばれています。
他に、フレンチよりもっとフリルがたくさんあってポンポンみたいな花のメキシカンマリーゴールドというのもあります。
これも一年草ですね。
多年草のマリーゴールドもある!
じゃあ多年草はないの?と思われるかもしれませんが、実はあるんです。
「レモンマリーゴールド」と、「ミントマリーゴールド」と呼ばれています。
レモンマリーゴールドは一見コスモスみたいです。
黄色いコスモスかな?と普通なら思います。
でもマリーゴールドってキク科だし、コスモスもキク科だし、似ててもおかしくはないのかな?って思います。
ミントマリーゴールドは、やはり黄色い花ですが、小さい花がたくさん寄せ集まって咲いているので菜の花っぽく見えます。
でも、よーくみると花びらのフリフリ感がマリーゴールドっぽいなってわかります。
一年草だと枯れたらまた種からまいて育てないといけないから大変ですよね。
ですが、多年草だと春になれば勝手にまた新芽がでてくるから楽でいいですね。
とはいえフレンチマリーゴールドは背丈が低いので寄せ植えとか花壇とかにかわいく咲くって感じですが、多年草の方は背丈が高いので寄せ植えは厳しいです。
それこそコスモスと変わりませんね。
もう黄色いコスモスと呼んだ方がいいのでは?なんて思います(笑)
マリーゴールドの開花期間が長い理由
マリーゴールドの開花時期が長いのは、暑さに強いからだと思います。
春の花ってだいたい暑くなると枯れちゃいますよね。
暑さに弱いから・・・。
でもマリーゴールドは春に咲いて夏の暑さも乗り越えて、秋になってもまた咲くことができるので、結果長く楽しめるというわけです。
寒さには弱いので、冬には枯れちゃいます。
枯れたら種を取っておけば翌年の春にまたまくことができますよ。
マリーゴールドの種まきの時期っていつごろなの?
そしてそんなマリーゴールドの種まきの時期ですが。
気温が20℃~25℃くらいになると発芽するので、
「温かい地域だと3月くらい」
「寒い地域だと4月中旬くらい」
に種まきをするのがベストですね。
最近は異常気象もあり、温かくなったと思ったら急に気温が下がるなど、ジェットコースターのようで安定しませんが・・・
ベランダなどで、冷たい風が当たらないように隅っこに置いておくなどすれば、大丈夫と思います。
マリーゴールドの育て方でプランターの場合に気を付けることは?
マリーゴールドは地植えでもいいですし、プランターでも楽しめるかわいい花です。
マリーゴールドの水やりのポイント
地植えの場合は、水やりはほとんど必要ないのですが、プランターや鉢植えの場合は水をあげないと干からびてしまいますよね。
といっても天気にもよりますが、水をあげすぎると根腐れしますので土の表面が乾いたなって思ったらたっぷりあげてください。
あと、花の上からじょうろで水をかけてしまうと花が枯れてしまうので、葉っぱの脇から土に水をかける感じであげましょう。
真夏になると水分が不足しやすいので朝と夕の2回あげてください。
昼間にあげると根っこがゆだってしまって枯れてしまいますので・・・
水枯れするとすぐ葉っぱがぐったりしますので、目に見えてわかります。
また、花に水をかけるとしなびて枯れてしまいますが、葉っぱに水をかけるとハダニの予防になります。
なので、うまく花にかからないように葉っぱにも水をあげられるようにするといいですね。
真夏に花が少なくなるのは病気なの?
マリーゴールドは30℃を超えると花が咲きにくくなります。
だから真夏は花が少なくなったなと感じるかもしれませんが病気ではありません。
また、秋になって気温が下がってくると元気に花を咲かせますので、その前に切り戻しをして脇芽を増やしておくといいでしょう。
マリーゴールドの育て方で冬越しするときの注意点
マリーゴールドは冬越しすることができます。
ただし、マリーゴールドが耐えられるのはマイナス5度までです!!!
ほとんどの種類のマリーゴールドは、マイナス5度までの気温なら冬越しすることができます。
そのため、日本のほとんどの地域で冬越しできますので、寒さで枯れる心配がありません。嬉しいですね。
しかし、
- 栽培している地域の気温がマイナス5度以下になってしまう
- 冬越しでききない品種だった
寒い地域に暮らしているけれど、どうしてもというあなた。
大丈夫ですよ。要は品種と栽培する場所の気温に気を付けて育てればいいのです。
先に言った北陸のように雪が多い地域や北海道・青森の北部(日本の冷帯地域)のように寒い地域でも。
鉢植えにして冬越しできる品種を育てれば、冬場は室内で育てることもできるようですので、マリーゴールドを愛している皆様安心してくださいね。
冬越しのマリーゴールドで人気の品種は、ミント・マリーゴールドやレモン・マリーゴールドです。
どの品種にすればいいか分からない場合は、この品種を選ぶといいですよ。
マリーゴールドの種まきの時期のまとめ
マリーゴールドは安くて丈夫で長く咲いてくれて、ガーデニングにはもってこいの花ですよね。
色も黄色やオレンジ、2色などカラフルで見た目も楽しめます。
マリーゴールドはキク科なこともあり、独特の匂いなどを発し、害虫予防としても注目されています。
コンパニオンプランツとも呼ばれ、一緒に植えると害虫被害にあいにくいと評判です。
家庭菜園の端っこにマリーゴールドが植えられている畑なども見られますよ。