バジルは夏を代表するハーブですよね。
最近は庭や室内でバジルを育てている人が増えています。
種からも育てられますが、苗がホームセンターなどに売っているので育てるハードルは低いです。
バジルは葉っぱを食べるものですよね。
なので、実がなったら収穫という感覚とは違うせいか、いつ収穫していいのか悩む人がいるようです。
バジルでは悩むけど大葉ならどうですか？
昔からなじみのあるシソです。
シソもある意味ハーブですね。
癖があるけどこれがおいしい薬味になります。
バジルもシソと同じで、葉っぱはすべて食べられるので、どのくらいという明確な基準はないです。
バジルを育てる時には、葉っぱを増やすために摘心というのをしますが、この摘心した部分の葉っぱももちろん食べられますから。
生えている葉っぱは全部食べられますけど、全部取ってしまったら光合成できないので枯れる、ということになっちゃいますよね。
バジルを楽しむ方法として、
- 数日おきに少し収穫してサラダのトッピングなどに使う場合
- わんさか葉っぱが育ったところで一気に収穫してソースなどに使う場合
摘心後、どれくらいまで育ったら収穫しても大丈夫かについて次に解説します。
バジルの収穫のタイミングと摘心の関係を解説！沢山収穫するには
バジルの種を植えて苗になったとき、最初は１本の茎に葉っぱがついているだけです。
苗の状態で売っている時も、摘心前のことが多いですね。
そのまま何もしないで育てていくと、ずっと１本のまま成長し続けるので、葉っぱの数もすごく少ないです。
バジルを摘心する理由は？摘心の仕方は？
なぜ摘心をするかと言えば。
苗の一番上を切ることで、上に伸びていた栄養が脇芽に移動し、横に広がって葉っぱが増えるようになります。
苗が２０ｃｍくらいに育ったら、地面から２節目くらいを残してハサミでそれより上を切っちゃいます。
そうすると、本葉の脇から顔をだしている新芽が大きく育つようになるわけです。
２節残してるので、その両脇から芽がでると倍の葉っぱの量になりますよね。
その脇芽がまた大きく成長していくわけですが、もしサラダなどにして食べたいというのであれば、このあたりから収穫できます。
脇芽を全部取ってしまうとその後の成長に影響が出てしまうので、収穫するのは脇芽の先端の部分だけです。
先端だけ取ると、その下の部分からまた脇芽が大きくなり、倍々と広がっていくわけです。
バジルをたくさん収穫するためのポイントは？
沢山収穫するには、このように先端部分をあちこち摘んであげると、脇芽もどんどん増えていくわけです。
真夏の全盛期には、けっこうな量になるので第一期収穫として刈り取りましょう。
もちろん根本から切るのではなくて、ある程度の茎と葉っぱを残してくださいね。
バジルは秋まで収穫できるので、刈り取った後も第二次成長期がまたやってきます。
バジルの収穫はいつまで行う？種まきから収穫できる時期を解説
バジルの収穫はいつまでできるかですが、春に種をまいて初夏くらいに摘心をします。
真夏にはどんどん葉っぱが茂るので、一度摘心の意味も込めて大きく刈り取ります。
その後また脇芽がどんどん成長するので、また増えます。
ですが、寒くなってくると葉っぱが黄色くなって枯れてしまうので、その前に２回目の収穫をしないといけません。
下の方の葉から黄色くなってくるので、そろそろ終わりだなーって合図です。
時期にするとだいたい１０月くらいです。
朝晩がすこし冷えてきたなって思ったらもう収穫しましょう。
そうなると、後はおいといても成長しなくなってくるので、茎ごと切ってしまってもいいかもですね。
バジルの冬越しというのもありますが、寒いところは苦手なので温かい室内での冬越しとなります。
たくさん収穫できたときの保存方法は？
一気に収穫となるので、保存がきくようにドライバジルにしたり、葉っぱのまま冷凍したりなどの方法があります。
ジェノベーゼソースにすればあっという間に消費できますが。
ソース自体は１週間くらいしかもたないので、長く楽しむのは無理かもですね・・・
かなり大量に収穫できた場合は、生の葉っぱを冷凍し、ソースを作りたいときに冷凍庫から取り出してすぐ使えばいつでもできたてフレッシュソースになりますよ。
自然乾燥や電子レンジで作ったドライバジルは、粉々にして料理のアクセントとしても使えますので、長く使えます。
夏休みに子供たちと一緒に手作りピザを作って、最後に庭で採れたフレッシュバジルをのせるだけで、本格的なイタリアンピザを満喫できますよ。
ピザソースとチーズとバジルだけで１品になっちゃうって素敵です。
バジルの収穫時期は？のまとめ
ハーブを庭で育てるってなんかおしゃれな響きですが、臭いが強いせいか虫もあまりつかないので育てやすいです。
摘心した部分はそのまま食べてもいいし、室内でコップに挿して水耕栽培に移行するもよし、インテリアグリーンとして楽しむのもよしです。
ちなみに大葉って花が咲いて種がこぼれて翌年勝手に芽が出てきたりします。
ですが、バジルは繊細なのか、種がこぼれても勝手に芽がでることはないです。
もし、翌年も楽しみたいのであれば。
花が咲いて種ができたら、それは取っておいて来年の春になったらまた土にまきましょう。
うまく育てられるようになれば、種も苗も買うことなく毎年楽しめるようになりますよ。