カブトムシの自由研究で一年生のまとめ方!わかりやすく簡単な方法

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あなたの家の子供は、夏休みの自由研究に何をするのか、もう決まってらっしゃいますか?

それとも、まだ決まらずに苦悩してらっしゃいますか?

お母さん方も手伝ってあげたいところですが、そんな甘えは子供のためにはならない??…こともあるでしょう。笑

しかし、手伝うことはしないにしても、「夏休みの自由研究の研究対象」を提案するだけならばいいのではないでしょうか。

そして、私がオススメする研究対象が、「カブトムシの飼育」です。

虫好きな子どもにとって、カブトムシはとても魅力的!

そして、カブトムシを飼育すれば、夏休みの自由研究はもちろん、「生き物を飼う」という経験も学べます。

何より、カブトムシは子供達にとっては「カッコいい大好きな昆虫」なのです。

ということで、今回はそんな小学生の子供の夏休みの自由研究にぴったりな「カブトムシの飼育」について、ご紹介していきます!

この記事を読めば、カブトムシの飼育のことだけじゃなく、観察日記の書き方もバッチリですよ^^b

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カブトムシ観察のやり方とその手順

まずは、カブトムシを入手することです。

近くに森や山があるなら、子どもと一緒に採集に行きましょう。

それだけで、立派な自由研究のテーマになります。

自力で難しいなら、夏場にはホームセンターのペットショップコーナーなどで、カブトムシが販売されていますので、そこでゲットしましょう!

せっかくなら、オスとメスを夫婦で飼育するのがオススメです。

オスとメスで飼育すれば、いずれ産卵しますので。

卵から産まれた幼虫を成虫になるまで育てれば、来年の夏休みの自由研究にも活用できますので一石二鳥ですよ。

カブトムシの飼育に必要なグッズを準備しよう

カブトムシの飼育に必要なもの
  • 飼育ケース
  • 昆虫マット(土)
  • カブトムシが捕まれる木
  • エサ(果物や昆虫ゼリー)

水分の多い果物(スイカなど)は、カブトムシが体調不良になるケースもあるので避けましょう。

オススメは、昆虫ゼリーを使うこと!これもホームセンターで手軽に手に入ります。

カブトムシを観察してみよう

カブトムシの飼育に必要な準備がそろったら、後は観察するだけです。

小学1~2年生の場合は、特に難しいことをする必要はないでしょう。

まずは、カブトムシというこの生き物を「生で見て知る」ということが大切ですので、まずはひたすら観察!

子どもに毎日のエサ替えをしてもらったり、あまり力を入れすぎないようにだけ伝え、好きなように触らせてあげましょう。

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自由研究でのカブトムシ観察日記の書き方

では、実際に自由研究としてまとめる書き方を見ていきましょう。

まず、小学1年生だと「飽きずに毎日、観察日記を付け続ける」というのは意外と難しいです。

途中で飽きてきてしまったのに、親から無理矢理言われ書き続けるのでは、意味があまりありませんよね。

カブトムシの詳細を観察して記録しよう!

ですので、小学1年生の時は、カブトムシの体を細かく観察しながら絵を描かせるのがオススメです。

あくまでも、自分の意志を尊重させるようにして

  • ツノの形はどうなっている?
  • 口の形は?どうやってエサを食べている?
  • 足はどこから生えている?
  • 飛ぶときの羽はどうなる?羽の枚数は?
  • オスとメスの違いは?ツノだけ?
  • よく見ると足に細かい毛が生えている?
このようなことに注意しながら絵を描いてひとこと添えていくだけで、これで立派な自由研究になりますよ

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自由研究のカブトムシ観察テーマの例

それでは、ここでカブトムシを用いた観察テーマの例を紹介します。

一日でできるような、夏休みの自由研究テーマをお探しの方も、ぜひ参考にして下さいね。

カブトムシの力の測定

カブトムシは「力持ち」ということで有名です。

なんと「自分の体重の20倍」の重さのものを引っ張ることができるそうです。

大きめのカブトムシで重さが約10g、つまり約200gの重りを引くことができる計算になります。

200g…ステーキで考えると、かなりのボリュームですよね。笑

あれを引っ張れるなんて、カブトムシってスゴイですね~

カブトムシの力測定のやり方

カブトムシの短い方のツノに紐をひっかけて、重りを引かせてみましょう。

カブトムシの体重を測定した後に、引いた重さと比較すればデータが取れますよね。

大きさの違う2匹のカブトムシを使えば、さらに面白いデータが取れそうです。

この結果をまとめて、カブトムシが実際に重りを引っ張っている姿を絵に描けば、立派な自由研究の出来上がりです。

カブトムシの好きな食べ物観察

カブトムシは、普段は木かた出ている樹液を吸っています。

でも、実は果物の果汁も大好物なんですよね。

「甘ければ何でもいいのかな?」と、色んな果物はもちろん、様々な食べ物で「カブトムシの大好物」を探してみるのも楽しいですよ。

カブトムシの好きな食べ物観察

細長い形の箱を用意して、箱の中の端っこに何個かの食べ物を並べます。

その反対の端に、カブトムシをおけば準備OK!後は、カブトムシがどの食べ物を食べるか観察するだけです。

何回かやってみて、その結果を「○○は3回、△△は1回…」という風にまとめて。

カブトムシがその食べ物を美味しそうに食べている絵を描いてやれば、オリジナリティーあふれる自由研究の完成ですね。

どれも簡単なので、小学1年生からでも興味を持って取り組めそうですね!

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カブトムシの寿命はどれくらい?死ぬ前の兆候はあるの?

カブトムシを育てていると、一体いつまで生きられるのだろうと疑問に感じる瞬間が出てきます。

カブトムシは、卵から幼虫、サナギになり、成虫へと成長していきます。

そこで、カブトムシの寿命はというと、成虫になってからの寿命は平均1~3ヶ月で、幼虫の時期を含めると平均12~15ヶ月です。

ただし、交尾していないメスや、飼育環境がよい状態のカブトムシだと、もう少し長生きします。

カブトムシが死ぬ前には、兆候が見られることがあります。

次の4点の様子が見られたら、もうすぐ寿命が尽きる可能性が高いです。

  • 餌を食べる量が減る
  • 土に潜ったり、じっと動かないでいたりすることが増える
  • 頻繁にひっくり返る
  • 足関節の先(爪の部分)が折れたりなくなる

爪の部分がなくなると、木につかまることができなくなったり、ひっくり返ったりしやすくなります。

ひっくり返ると起き上がるために体力を使うので、その結果弱っていきます。

体が弱りあまり動かなくなると、食欲がなくなり食べる量が減ります。

食べなくなるとさらに体力が低下し、最終的には死んでしまうというわけです。

飼育しているカブトムシがこのような状態になったら、数日後には寿命を迎えると考えてもよいでしょう。

ヘラクレスオオカブトの寿命はどれくらい?

カブトムシの王様、ヘラクレスオオカブト。

大きく威厳のある姿をしており、子どもから大人まで大人気です。

最近ではヘラクレスオオカブトを購入し、飼育している人も増えています。

見た目とは裏腹におっとりした性格で、飼育しやすいのも魅力です。

ヘラクレスオオカブトを飼育している人なら、その寿命が気になるはずです。

大切に育てているヘラクレスオオカブトが、いつまで元気でいられるのか知りたくなるでしょう。

ヘラクレスオオカブトの寿命は、一般的に成虫になってから6ヶ月から1年です。

幼虫期間は1~2年なので、幼虫の期間を合わせると寿命は約1年6ヶ月から3年になります。

日本のカブトムシよりヘラクレスオオカブトは長生きすることがわかりますね。

寿命は個体差が大きく、元気で長生きする個体もあれば、成虫にならずに死んでしまう個体もあります。

しかし、個体差だから仕方ないと諦めてしまうのは早計です。

飼育環境を整えることで、もう少し寿命を延ばすことも可能なのです。

ヘラクレスオオカブトの場合、次の3点に気を付けてみましょう。

ヘラクレスオオカブトの環境作りのポイント①栄養豊富な餌を与える

市販の昆虫ゼリーやバナナなどカブトムシにとって栄養価が高い餌を与えることで、長生きさせることができます。

ヘラクレスオオカブトの環境作りのポイント②交尾をさせない

交尾は体力を使う行為です。

なので、長生きさせるにはなるべく単独飼育をして交尾をさせないようにしましょう。

ヘラクレスオオカブトの環境作りのポイント③温度管理を徹底する

元々ヘラクレスオオカブトは熱帯雨林気候に生息するカブトムシです。

なので、適した飼育温度は20~28℃になります。

この3点に注意すれば、長生きするヘラクレスオオカブトに近ずくことができますよ。

カブトムシが死ぬときにひっくり返るのはなぜ?

道端でひっくり返って動かない虫の姿を見て、「この虫は死んでいる」と思う経験は誰にでもあるはずです。

虫の死ぬときを観察すると、アリでもクモでもひっくり返って死ぬことがわかります。

カブトムシも例外ではなく、死ぬときはお腹を上にしてひっくり返って死にます。

ひっくり返って動かない虫=死んでいるというのは、多くの人にとって常識のようになっていますが、よく考えると不思議な事柄ではないでしょうか。

普段お腹を下にして活動しているカブトムシが、死ぬときになるとひっくり返るのはなぜでしょう。

ここでは、どうしてカブトムシは死ぬときにひっくり返るのか、その理由をご説明します。

カブトムシの姿は、背中の羽がある部分は固くて重い頑丈な背中になっています。

このことから、カブトムシの体の重心が背中側にあることがわかります。

重心が背中側にあると、カブトムシが後ろ足で立ち上がるようにしたとき、バランスを崩してひっくり返ってしまうのです。

また、すでにご説明したように、カブトムシが老化すると足関節が欠損しやすくなります。

その結果、木やマットにつかまることが難しくなり、転倒してひっくり返ってしまいます。

カブトムシは、一度ひっくり返ってしまうと、体が固く背中が重いために自力で戻ることが困難です。

ひっくり返ったカブトムシは、起き上がろうと必死で手足を動かしますが、その行動がカブトムシの体力を奪ってしまいます。

さらに、ひっくり返るとエサも食べられないため、徐々に体が弱り死んでしまうのです。

これが、カブトムシがひっくり返って死ぬ理由の一つです。

他にも、死ぬと拘縮するからという理由が挙げられます。

虫が死ぬと、体の中心に向かって手足が曲がって固まります。

丸いかたまりのような姿勢になるため、重い背中側を下にしてひっくり返った状態になるのです。

カブトムシが死ぬときにひっくり返るのは、このような理由がありました。

カブトムシにとってひっくり返るのは、想像以上に命がけの緊急事態なのですね。

長生きして欲しいカブトムシには、ひっくり返らないように飼育環境を整えてあげるとよいでしょう。

カブトムシの寿命でギネス記録はあるの?

すでにご紹介した通り、カブトムシの成虫の平均寿命は1~3ヶ月、幼虫期間を含めると12~15ヶ月です。

世界で一番長生きをしてギネス記録に残ったカブトムシがいるかというと、残念ながらいませんでした。

今後、長寿のカブトムシが出てきたらギネス記録に残るかもしれませんね。

一口にカブトムシと言っても、色々な種類があります。

その中で、寿命が長いカブトムシをご紹介しますね。

寿命が長いカブトムシ①エレファスゾウカブト

中南米に生息するエレファスゾウカブトは、茶金色の毛が全身に生えている美しいカブトムシです。

世界一重いカブトムシとしても有名です。

エレファスゾウカブトの成虫の平均寿命は、4ヶ月~10ヶ月になります。

寿命が長いカブトムシ②ネプチューンオオカブト

南米の熱帯雨林に生息しているネプチューンオオカブト。

ヘラクレスオオカブトよりも小ぶりで、大きな角が2本あるのが魅力的です。

ネプチューンオオカブトの成虫の平均寿命は、3ヶ月~10ヶ月程度になります。

寿命が長いカブトムシ③ティティウスシロカブト

アメリカに生息するカブトムシで、小型で角が短く、黄色い体が特徴です。

ティティウスシロカブトの成虫の平均寿命は、8ヶ月~10ヶ月です。

寿命が長いカブトムシ④ヘラクレスオオカブト

すでにご紹介したヘラクレスオオカブトですが、成虫の寿命は6ヶ月~1年でした。

カブトムシの中でもダントツに長生きであることがわかりますね。

小学生の夏休みの自由研究はカブトムシ!のまとめ

カブトムシはオスとメスの夫婦で飼うと、「卵→幼虫→成虫」の様子を観察することもできます。

実際に卵からカブトムシの成虫になるまでの過程を見ることができるので、子供にとって貴重な体験になりますよ^^