冷凍梅ってとても美味しいですよね!
冷凍庫に入っていると、ついつい食べてしまいます。
我が家でも、実家ではよく自家製の梅酒などを作っていました。
炭酸で割れば子供も飲めますし、重宝しますよね。
でもそんな梅ですが、やはり長期保存をしたいなら冷凍です!
量が多いなら、ただ冷凍をするだけではなく、なにかアレンジもしたいですよね。
今回ご紹介をするのは、冷凍梅のコンポートです。
甘露煮とも言われますが、実は炊飯器でも簡単に作ることができますよ!
冷凍梅のコンポートを炊飯器で作る方法を紹介!甘露煮が簡単に作れるポイントは?
冷凍梅を使って甘露煮を簡単に作る方法をご紹介していきますね。
冒頭でもお話をしましたが、実は炊飯器で簡単に作れます!
私自身も、冷凍梅の甘露煮と聞くと、簡単に作れないのでは?と思っていました!
でも作り方を調べてみると、意外と簡単でしたよ。
甘露煮は、そのまま食べてもとても美味しいです。
でも炭酸で割ると、飲み物としても楽しめますよね。
炊飯器での作り方をこの機会にマスターしましょう!
冷凍梅の甘露煮を作る材料
冷凍梅の甘露煮を作る時は、
- 冷凍梅
- 砂糖
- 水
量としては、梅が1kgぐらい、砂糖は600g、水は500ccほどです。
炊飯器を使った甘露煮の作り方
では、作り方を紹介していきます。
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順①梅のヘタを丁寧に取り除く
まずは梅のヘタの部分を丁寧に取り除きます。
そしてヘタを取った梅は、そのまま一晩水につけておきましょう!
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順②つまようじで穴をあけて冷凍庫へ
そして一晩つけた梅に、つまようじなどを使って何ヶ所かさしていきます。
全ての梅に数ヶ所穴があいたら、そのまま冷凍庫に入れていきます。
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順③煮詰めてシロップをつくる
梅が凍ったら、鍋に砂糖と水を入れて、煮詰めてシロップをつくりましょう。
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順④シロップと冷凍梅を炊飯器に入れて保温する
シロップと冷凍の梅を、炊飯器に入れます。
全て入れたら、そのまま7時間前後保温をしていきます。
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順⑤3時間ほど様子を見る
保温が終わったら、そのまま3時間ぐらい様子をみます。
かき混ぜながら、味見をしていきましょう!
このときに、ちょっと甘さが足りないかも?と感じたら、砂糖を足してくださいね。
炊飯器を使った甘露煮の作り方の手順⑥密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する
味が整ったら、瓶などの密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう!
冷凍梅の甘露煮はどうやって保存すればいい?保存期間はどれくらい?
冷凍梅の甘露煮(コンポート)はやわらかくて崩れやすいです。
なので、口の広くて浅いタッパーなどの容器に入れて冷蔵庫で保存するのが一番簡単ですよ。
この保存方法では、2~3ヶ月のうちに食べきるのがおすすめされています。
他にも、清潔な保存容器に移して、冷蔵庫で1ヶ月くらい保存出来ると紹介しているレシピサイトもありました。
もう少し日持ちをさせたいのなら瓶詰にするのがいいですね。
②シロップを瓶のふちから5㎝くらいまで入れて軽くフタを閉める。
③鍋の底に布巾を敷いて瓶を並べる。
④瓶のフタの1~2㎝下くらいまでお湯を入れて火にかける。
⑤沸騰したら弱火にして15分くらい煮る。※煮る時間は内容量によって変えてくださいね。
⑥やけどしないように瓶を取り出して、熱いうちにフタをかたく閉める。
⑦瓶を逆さまにして冷まします。
⑧冷めたら瓶詰の完成です!冷蔵庫で保管しましょう。
でも、万が一開けた時に色や匂いが変だったら食べないようにしてくださいね!
また、冷凍梅の甘露煮(コンポート)は冷凍保存することもできますよ。
ちなみに、砂糖は腐りにくくしてくれる役割もあるので、砂糖の量が多いと長く保存することができます。
だから砂糖が多く含まれているジャムは長期保存ができるんですよ。
でも甘露煮は、ジャムより水分が多いですし、砂糖の量もジャムより少ないです。
なので、すぐに食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめなんです!
保存状態によっては変わってくると思いますが、3~6ヶ月は保存できるといわれています。
少し面倒くさいですが、一粒とか二~三粒ずつラップにくるんで密封できる袋に入れておけば、食べる分だけ解凍できて便利ですね。
冷凍梅の甘露煮を使ったアイデアレシピ3選!
冷凍梅で作った甘露煮は、そのまま食べたり薄めて飲んだりする他にもいろんな食べ方がありますよ!
そこでここでは冷凍梅の甘露煮を使ったアイデアレシピを紹介したいと思います!
冷凍梅の甘露煮を使ったアイデアレシピ①梅の甘露煮パウンド
<用意するもの>
- ボウル
- 泡だて器
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- 18㎝のパウンド型…1台
- 梅の甘露煮…5粒
- 溶き卵…2個
- 砂糖…100g
- 薄力粉…120g
- 無塩バター…120g
- ベーキングパウダー…小さじ1
(1)オーブンを180℃に予熱
(2)バターを室温に戻す
(3)薄力粉とベーキングパウダーを一緒に混ぜてふるっておく
(4)パウンド型に合わせてクッキングシートを切り、敷いておく
をします。
②梅の甘露煮は種を取り、大雑把に刻んでおきます。
③ボウルにバターと砂糖を入れて、白っぽくなるまで泡だて器で混ぜます。
④③に溶き卵を少しずつ入れて混ぜます。
⑤④に薄力粉とベーキングパウダーを2~3回に分けて入れ、ゴムベラで混ぜます。
⑥⑤に②を入れて混ぜます。
⑦パウンド型に⑥を流しいれて、予熱しておいたオーブンで40~45分焼きます。
冷凍梅の甘露煮を使ったアイデアレシピ②梅のティラミス
<用意するもの>
- ボウル
- 泡だて器
- 容器…4つ
- 生クリーム…120ml
- 砂糖…20g
- マスカルポーネチーズ…100g
- レモンの皮(すりおろす)…少々
- カステラ…4切れ
- 梅の甘露煮…4粒
- 甘露煮のシロップ…大さじ4
②マスカルポーネチーズとすりおろしたレモンの皮を加えて泡だて器で混ぜ合わせたら、冷蔵庫で10~15分冷やしておきます。
③カステラを食べやすい大きさに切り、容器に入れます。
④梅の甘露煮のシロップをカステラ1個につき大さじ1程度染み込ませます。
⑤カステラの上に冷やしておいたクリームをのせて表面を整えます。
⑥その上に梅の甘露煮を1粒ずつのせたら完成です!
冷凍梅の甘露煮を使ったアイデアレシピ③梅の甘露煮ゼリー
<用意するもの>
- グラス…3個
- 梅の甘露煮…3粒
- 梅の甘露煮シロップ… 350㏄
- ゼラチン…5g
- 水…50㏄
②梅の甘露煮のシロップに①を入れてよく混ぜます。
③グラスに梅の甘露煮を1粒入れて、②をそそぎ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めたら完成です!
冷凍梅の活用法と保存方法!冷凍のメリットとレシピを紹介
冷凍梅の活用方法と保存方法について解説していきます!
冷凍梅はそのままでの美味しいです。
でも、活用法やレシピを知ると、もっと楽しめますよね!
ご紹介をするレシピは、定番のものも多いです!
でも、作ったことがない!という方もきっとたくさんいますよね。
是非チャレンジしてみて下さいね。
冷凍梅の活用法や保存方法って?レシピをご紹介!
では、ここからは冷凍梅の活用レシピをご紹介していきますね。
冷凍梅を活用したレシピ①冷凍梅のジャム
冷凍梅と砂糖があれば、すぐにでも作れます!
冷凍梅と梅に対して、80%分ぐらいの砂糖を用意します。
鍋に冷凍梅と、用意した砂糖の半分を入れて弱火で熱していきます。
少しずつ混ぜて、アクを取りながら冷凍梅が煮崩れるまで煮ていきます!
ザルで梅をこしたら種などを取り除いて、また鍋に戻しましょう。
そのあと残りの砂糖を入れて更に煮詰めていきます。
梅が煮崩れて砂糖が溶けたら完成です!
あとは密閉容器に入れて冷蔵庫に入れておけばいつでも楽しめますね。
冷凍梅を活用したレシピ②梅シロップ
鍋に「砂糖を1kgほど」と「水1500cc」を入れます。
煮立ったら冷凍梅も1kgほど入れて、煮ていきます。
アクを取りながら、15分ぐらい煮ていくのがいいですね。
完成したらザルなどでこしていきます。
液体上のものがシロップとして活用できますよ!
炭酸水とか水で割るのもおすすめです。
余った梅の方は、先ほどご紹介をしたジャムなどにしてもいいですね!
こちらも密閉容器に入れて冷蔵保存がおすすめです。
冷凍梅を活用したレシピ③冷凍梅の味噌ソース
少し常温に戻した梅500gを鍋に入れて、「砂糖300g」、「味噌500g」を入れます。
中火で10分ぐらい煮て、焦げないように混ぜていきます。
沸騰していきたら、更に30分ほど煮詰めていきます。
ゴマや七味などを入れて混ぜて味を整えたら、完成です!
ご飯の上に乗せて食べるとか、お肉のソースにするのもおすすめですよ。
こちらも、冷蔵庫で保存をしておけば1年前後楽しめます。
梅を冷凍梅にするメリットは?
梅を冷凍梅にするメリット、実はたくさんあります!
梅を冷凍梅にするメリット①長期保存ができる
まず1つ目は、やっぱり長期保存ができることですよね。
もちろん梅は、冷蔵保存でも長持ちします。
でも1年以上保存しておきたいなら、冷凍梅がおすすめです。
凍らせておけば、そのまま楽しむこともできますし、料理にも使えますよね。
夏場はデザートとして楽しむのもありです!
梅を冷凍梅にするメリット②梅のエキスが出やすくなる
そして、梅は冷凍をすることで、細胞がこわれます。
細胞がこわれると、梅のエキスがでやすくなるのです。
そうすると、なにかに加工しやすくなるということですよね。
例えば梅ジュースとかシロップを作りたい場合。
梅本来の甘みとか美味しさを楽しむなら、冷凍梅で作るのがおすすめです!
冷凍梅を使うと、発酵しにくくなるというメリットもあります。
いろいろとメリットがたくさんあるので、やっぱり冷凍をした方がよさそうですよね。
冷凍梅のコンポートはどうやって作る?のまとめ
冷凍梅ってメリットも多くて、長持ちするので便利ですよね!
そのままでも楽しめますが、アレンジレシピもたくさんあります。
一度冷凍梅を作っておけば、いろいろな楽しみ方ができそうですよね。
そして冷凍梅は普通の梅よりもエキスがたくさんでます!
ご紹介をした甘露煮なども、冷凍梅で作ることでより美味しくなるということですね。
甘露煮は難しそう!と思いますが、実は簡単に作れますよ。
冷凍梅の甘露煮は炊飯器でも作れるので、是非試してみて下さいね!