イヤイヤ期に嫌がられて悩むものの一つに「お風呂」があります。
うちの子たちは二人とも、お風呂を嫌がった経験があります(一人は現在進行形)。
激しく拒否する姿に「昨日までなんともなかったやん・・・」と絶望しました。
あまりにも大きな声を出すので、ご近所さんに訳を話したこともありました。
すると、同じ経験をされた方もたくさんおられ、「うちだけじゃないのか!」とほっとした記憶があります。
そう、あなたの家だけが異常ではないのです。
では、我が家での経験も交えながら、お風呂イヤイヤ対策を考えていきたいと思います。
お風呂を嫌がるようになったとき!我が家がやっていたおすすめの対策
我が家の上の子(男、現在小学校1年生)がお風呂を嫌がったのは2歳半の夏。
家の外で機嫌良くプールに入るのに、お風呂は泣き叫んで暴れまくり拒絶。
夏場の脱衣場にて、親子で汗だくの攻防戦が繰り広げられ、初日は無理矢理シャワーをざっとかけて終了しました。
次の日は「たまたま昨日だけ嫌がっただけやんな」と自分に言い聞かせましたが、前日と同じように激しく嫌がられてしまいました。
暴れられると体力も使うし、こっちも裸なので危ないし、うまく入れても自分の体は洗えないし、平日ワンオペだったので本当に苦労しました。
そんな中、我が家であれこれ試して効果があった方法を紹介しますね!
ミニカーを水に濡らしたらだめとわかっていながら、「お風呂に機嫌良く入ってくれるなら錆びても仕方ない!」との考えに至り、数台に限定して持って入らせました。
しかし!「お風呂にミニカーを持って行っていいんだ!」と思った息子は何台も抱えてお風呂場に行くクセがついてしまいました。
嬉しそうにミニカーをたくさん選ぶ姿を叱る気にはなれず、ビニールのジップロックに入れてお風呂に持って入らせることもありました。
脱衣場に並べて置いて「バスさんがここで待ってるで~」と言い聞かせたりもしました。
好きなキャラクターのお風呂場で遊べるおもちゃや、温度で色が変わるミニカーを買って試したこともありました。
ぬいぐるみが好きな子であれば、「一緒に体を洗おう」と言って入水してもいいかもしれません。
我が家では試しませんでしたが、キャラクターが出てくる入浴剤やお風呂の壁に描けるクレヨンも喜ぶかもしれませんね。
ぜひ一緒にお店で選んで、わくわく感を高めてあげましょう。
これが結構楽しくて、親子で夢中になって遊んでしまいます。
ストローでやったり、指で丸を作ってみたり。
気づいた頃には、湯船や洗い場にたくさんのシャボン玉がついていてヌルヌル状態になっていることもしばしば。
なので、うっかり滑らないように気を付けて、その後に入る人がいたら、ちゃんと声をかけてあげてくださいね。
なので、大きなタライにぬるいお湯を入れてプール風に入浴するときもありました。
汗をかいた頭を洗ってあげたいですが、「最低でもお尻が洗えてたらいいか!」と割り切る勇気も必要かもしれませんね。
空気や水を入れて遊んでみたり、お水をすくって遊んだり。
こんなんで喜ぶの?と思いますが、とても喜びます。
コップとスプーンのセットもいいかもしれません。
その他に、我が家で大人気だったのは氷です。
夏限定ですが、氷が溶けていく様を観察したり、手で握って冷たさを感じたりするのがおもしろいようです。
キャラクターグミなどの容器を使って、ちょっと変わった氷を作ると大喜び。
「お風呂行くで~!今日も氷持っていく?」と声をかけると、嬉しそうにバタバタとついてきてくれるようになりました。
このように、息子に合った方法が何かと試行錯誤を繰り返して約2ヶ月。
ギリギリ寒くなる前に、徐々に嫌がらずにお風呂に入ってくれるようになりました。
これにてお風呂と息子の戦いも終了か、と思ってから数年後。
次は下の子(女、3歳)のお風呂イヤイヤが始まってしまいました。
「やっぱりあなたもそうなるのね。」ということで、現在も、試行錯誤したり、諦めたり(二人目は諦めるのが早い)の日々です。笑
お風呂嫌いな子どもにならない為に!イヤイヤ期に気を付けるポイントは?
お風呂嫌いな子どもにならない為の対策は、「お風呂が常に楽しい空間であること」だと思います。
しかし、こちらがどれだけ楽しく演出していても、子どものイヤイヤは突然やってきます。
原因は
- お風呂が熱いから
- 頭を洗いたくないから
- 目に泡が入って痛かったから
- お母さんに怒られるから
- なんとなくめんどくさいから
- もっとお部屋で遊びたいから
そして現在進行形の、お風呂イヤイヤの娘の原因は「お風呂でトイレを失敗してしまったから」です。
トイレトレーニング中の娘にとっては、お風呂で失敗してしまったのが相当ショックだったようです。
お風呂場に入るなり「トイレ行くー!お風呂嫌やー!」と泣き叫んでしまいます。
どの子にも原因はきっとあるのですが、それをきちんと説明できないのがイヤイヤ期。
「言葉でうまく伝えられない」、「でもわかってほしい!」、そんな心の葛藤があるから「嫌だ!」となってしまうのです。
イライラするお父さんお母さんの気持ちもよくわかりますが、なんとか心を静めて、子どもの気持ちに寄り添ってあげてください。
「嫌なんだね。入りたくないんだね。」とまず言葉にして受け止めてあげましょう。
これは、お風呂を嫌がったときだけでなく、子どもの気持ちが不安定なときは意識して間違いないです。
話を聞いてくれるようになったら
- 「おもちゃ持って入る?」
- 「シャワーにする?」
- 「体拭くだけにする?」
・・・と言葉で言うのは簡単ですが、なかなかうまくいきませんよね。
今、この記事を書いている私が一番わかってます。
イライラする状況になったときに心を静めるというのは、私も修行中です。
お風呂を嫌がって泣いているのは、たった数年しか生きていない小さな存在です。
「嫌なのね、仕方ないね、困ったね」と大きな気持ちになれるよう、イライラのハードルを低くできるよう、気楽に気長にいきましょう。
イヤイヤ期に入ってお風呂を嫌がる娘!のまとめ
イヤイヤ期にお風呂に入りたがらない子供について、どうすればいいのかお伝えしてきました。
ポイントをまとめると
- お風呂で遊べるおもちゃを考えてあげましょう。
- どうしても無理なら、数日入らなくても大丈夫!それぐらいでは死にません!
- お風呂に入りたくない気持ちに共感してあげましょう。
- できる限り感情のままに怒鳴らないようにしましょう。
あなたのお子さまにもピッタリな解決方法が見つかって、楽しいバスタイムを過ごせるようになるために、参考になることが1つでもあれば嬉しく思います*^^*