あなたは、
「鍵盤ハーモニカ」
「メロディオン」
「ピアニカ」
のどれに一番馴染みがありますか?
私は生まれも育ちも関西で、現在も関西に住んでいるのですが「鍵盤ハーモニカ」が一番しっくりきます。
たまに「ピアニカ」と言ったりもしますが、「鍵盤ハーモニカ」が主流です。
今は、「鍵ハモ」という略称も出てきており、小さな子どもだけでなく大人にも人気の楽器です。
でも、この
「鍵盤ハーモニカ」
「メロディオン」
「ピアニカ」
の違いは何でしょうか?
- 鍵盤ハーモニカとメロディオンやピアニカの違いはなに?/h2> 鍵盤ハーモニカとメロディオンやピアニカの違い。 それは「製造メーカーの違い」なんです。 実はこの3つは、全て同じものをさしているんですね。 ★鍵盤ハーモニカ この楽器の正式な名前です。 鍵盤のあるハーモニカの仲間、ということでこの名前がついています。 ★メロディオン SUZUKIの製造した鍵盤ハーモニカの商品名です。 “メロディ”と“アコーディオン”を合体させた言葉で「メロディオン」です。 確かに、鍵盤ハーモニカはアコーディオンのような音をしていますもんね。 ★ピアニカ YAMAHAの製造した鍵盤ハーモニカの商品名です。 “ピアノ”と“ハーモニカ”を合わせた言葉です。 YAMAHAは、全国どこでも有名な楽器メーカーなので、「ピアニカ」と言うだけでも何のことなのかすぐわかります。 上記の3つ以外にも製造されているメーカーによって以下のような呼び方があります。 ★ピアニー ゼンオン(全音楽譜出版社)の製造しているものです。 なんだか可愛い響きですね。 ★メロディカ この「メロディカ」は、日本ではなく、Hohner(ホーナー)というドイツのハーモニカメーカーが製造しています。 ★メロディピアノ キョーリツコーポレーションが製造している、鍵盤ハーモニカです。 メーカーによって呼び方は違いますが、地域によっても呼び方に違いがあるようです。 圧倒的に多いのは「ピアニカ」という呼び方。 YAMAHAの鍵盤ハーモニカが一番メジャーのようで、その商品名がそのまま鍵盤ハーモニカの呼び方になっているんですね。 学校で先生が「ピアニカ」と言えば、メロディオンだろうがピアニーだろうが、全て「ピアニカ」です。笑 地域性に関わってくるのは頷けます。 その次に呼ばれているのが一般的な楽器名である「鍵盤ハーモニカ」。 少数ですが、その次は「メロディオン」です。 メロディオンという呼び方は、新潟県で特に多いようです。 新潟県では、SUZUKIの鍵盤ハーモニカを使っている子供たちが、多いのかもしれませんね。 スポンサードリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 鍵盤ハーモニカが小学校で使われるようになったのはいつから?
- ピアニカとメロディオン!音の違いはあるの?
- 鍵盤ハーモニカを英語で言うと何というの?
- 鍵盤ハーモニカとメロディオンとピアニカに違いはあるの?のまとめ
鍵盤ハーモニカとメロディオンやピアニカの違いはなに?/h2> 鍵盤ハーモニカとメロディオンやピアニカの違い。 それは「製造メーカーの違い」なんです。 実はこの3つは、全て同じものをさしているんですね。 ★鍵盤ハーモニカ この楽器の正式な名前です。 鍵盤のあるハーモニカの仲間、ということでこの名前がついています。 ★メロディオン SUZUKIの製造した鍵盤ハーモニカの商品名です。 “メロディ”と“アコーディオン”を合体させた言葉で「メロディオン」です。 確かに、鍵盤ハーモニカはアコーディオンのような音をしていますもんね。 ★ピアニカ YAMAHAの製造した鍵盤ハーモニカの商品名です。 “ピアノ”と“ハーモニカ”を合わせた言葉です。 YAMAHAは、全国どこでも有名な楽器メーカーなので、「ピアニカ」と言うだけでも何のことなのかすぐわかります。 上記の3つ以外にも製造されているメーカーによって以下のような呼び方があります。 ★ピアニー ゼンオン(全音楽譜出版社)の製造しているものです。 なんだか可愛い響きですね。 ★メロディカ この「メロディカ」は、日本ではなく、Hohner(ホーナー)というドイツのハーモニカメーカーが製造しています。 ★メロディピアノ キョーリツコーポレーションが製造している、鍵盤ハーモニカです。 メーカーによって呼び方は違いますが、地域によっても呼び方に違いがあるようです。 圧倒的に多いのは「ピアニカ」という呼び方。 YAMAHAの鍵盤ハーモニカが一番メジャーのようで、その商品名がそのまま鍵盤ハーモニカの呼び方になっているんですね。 学校で先生が「ピアニカ」と言えば、メロディオンだろうがピアニーだろうが、全て「ピアニカ」です。笑 地域性に関わってくるのは頷けます。 その次に呼ばれているのが一般的な楽器名である「鍵盤ハーモニカ」。 少数ですが、その次は「メロディオン」です。 メロディオンという呼び方は、新潟県で特に多いようです。 新潟県では、SUZUKIの鍵盤ハーモニカを使っている子供たちが、多いのかもしれませんね。 スポンサードリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 鍵盤ハーモニカが小学校で使われるようになったのはいつから?
今は当たり前に教育楽器として親しまれている鍵盤ハーモニカですが、いつからそのようになったのでしょうか。
鍵盤ハーモニカは、どうやら「1960年代半ばから1970年にかけて」、教育現場へ普及していったようです。
当時は、児童数が増えてきたことによって音楽室の備品が足りなくなってきており、音楽室以外でも鍵盤楽器に親しむ機会を持たせるために導入されたようです。
一番初めに日本で鍵盤ハーモニカが紹介されたのは1959年3月、ホーナー社の「メロディカ」でした。
その後、1961年半ばに国内で初めて製造されたのはSUZUKIの「メロディオン」。
同じ年にトンボ楽器製作所が「トンボ・ピアノ・ホーン」を発売しました。
意外なことに、東海楽器製造株式会社(YAMAHA)が「ピアニカ」を発売したのはその次です。
鍵盤ハーモニカもいろいろな歴史があったのですね。
普段、何気に見ている鍵盤ハーモニカも、こうやって調べてみるとおもしろいですね。
ピアニカとメロディオン!音の違いはあるの?
YAMAHAの「ピアニカ」とSUZUKIの「メロディオン」。
製造しているメーカーが違うと、音にも違いがあるのでしょうか。
聞き比べるチャンスがあったら、ぜひ聞いてみてください!
やっぱり比べてみると、音にも違いがあるんです!
それぞれの音の特徴をご紹介しますね。
【ピアニカ】
・音色は明るく、ぱきっとした感じ
・メロディオンに比べて音が固い
・鍵盤もカチカチと音がする
【メロディオン】
・音がなめらか
・柔らかくて優しい感じ
・少ない息でも反応しやすく、表現力豊か
言葉に表すと、ピアニカとメロディオンの違いが少しわかりやすいでしょうか。
それぞれのメーカーの味が出ているんですね。
実は鍵盤ハーモニカの世界にはプロの奏者もいるのです。
どんな音色で、どのような曲を演奏したいかで、使う鍵盤ハーモニカを変えたりするそうです。
鍵盤ハーモニカは、メーカーの中でも音域の高低や音色でいろいろな種類があります。
中には、15万円もする鍵盤ハーモニカもあるそうです!
プロの方が使う鍵盤ハーモニカは、音色や音の響きも全く違うようです。
その他のメーカーの鍵盤ハーモニカも、吹き比べてみると音の違いが分かると思います。
鍵盤ハーモニカの音にこだわりたい方は、購入する際に試してみるといいかもしれませんよ。
鍵盤ハーモニカを英語で言うと何というの?
鍵盤ハーモニカを英語で表現すると、どうなるのでしょうか。
調べてみると
「key harmonica」
「keyboard harmonica」
などがありました。
これらは「鍵盤=key(key board)」「ハーモニカ=harmonica」という直訳です。
この他にもいろいろあったのですが、日本と同じように海外でも商品名での呼称が多いようで、もしかしたら地域によって差があるのかもしれません。
その中でも「melody」と「harmonica」がくっついた「melodica」という言い方が60年代にできたという情報もありました。
日本でも、「メロディオン」と言われて何かわからない人がいるのと同じように、「melodica」と言われてわからない場合もあるかもしれませんが、このうちのどれかを伝えると通じるのではないかな?と思います。
鍵盤ハーモニカとメロディオンとピアニカに違いはあるの?のまとめ
鍵盤ハーモニカとメロディオンとピアニカに違いについて見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきますね。
- 「鍵盤ハーモニカ」は楽器の名前です。製造メーカーによって商品名が違うため、いろいろな呼び方があります。
- 「メロディオン」はSUZUKI、「ピアニカ」はYAMAHAです。
- 鍵盤ハーモニカは、1960年代半ばから1970年にかけて教育現場へ普及されました。
- 児童数の増加により、音楽室の備品が足りなくなったことや、音楽室以外でも鍵盤楽器に親しむために鍵盤ハーモニカの導入が進められました。
- 外国でも鍵盤ハーモニカの名称はいろいろあるようですが、その代表的なものは「key harmonica」「keyboard harmonica」「melodica」です。