朝、子供が保育園に行ってくれなくて、大変な思いをされているお母さんって多いですよね。
働いているお母さんだと「子どもの遅刻=自分の遅刻」になってしまいますよね。
なので、焦る気持ちが大きくて子どものペースに合わせることは不可能です。
昨日までは機嫌良く登園していたのに、突然「保育園行きたくない!」とぐずって座り込み、家を出ることができないという話はよく聞きます。
私は専業主婦で、息子を2年制の幼稚園に行かせていました。
息子は、泣いて登園を嫌がったことはありませんでしたが、朝送りに行ったときに泣いてお母さんから離れないお子さんを何度も見ました。
先生方も
- あの手この手で子どもの興味を引いていたり
- お母さんもお子さんを抱きしめて「うんうん」と話を聞いたり
- ある日は子どもが泣いていても、先生にお任せしてさっと帰ったり
登園を嫌がるのは、何かしら理由があると思います。
イヤイヤ期は何に対しても嫌なのですが、例えば
- 「園で自分の苦手な活動がある」
- 「お友だちとケンカをしてしまった」
- 「お母さんと離れたくない」
お仕事をしておられるお母さんであれば、無理矢理行かせないとどうしようもないことがあると思います。
心苦しいですが、仕方ありません。
しかし、「仕方がないから」と子どもの話を聞かずに日々バタバタと過ごすのは、またちょっと違うのかもしれません。
なので
- 園から帰ってきたとき
- お風呂に入るとき
- 寝る前
イヤイヤ期になって保育園の朝が大変!みんなどう対応しているの?
そんな風に、イヤイヤ期になって「保育園に行きたくない!」という子供に対して、みなさんどう対応しているのでしょうか?
イヤイヤ期の保育園に行きたくないへの対応①とりあえず話を聞いてみる
「いやだー!」と言われれば「そうだねぇ」と話を聞いてみてください。
焦っていると親も余裕がなくなってしまいますが、できるだけ「そんなこと言わないの!」と突き放さないようにしましょう。
嫌に思う原因を聞き出せたら、それについての対策を話してあげれば落ち着くことがあるようです。
例えば、「プール遊びがいや」なら、「お水に入らずに見学させてもらうように、先生に言いに行こう」と伝えましょう。
「お母さんと離れたくない」なら、「おうちに帰りたくなったら、先生からお母さんに電話してもらうように伝えておくね」などです。
その子によるかもしれませんが、こう伝えると「おかあさんは、ぼく(わたし)のはなしをちゃんときいてくれた!」と安心できるそうです。
そして、本当に電話をかけるようにお願いすることは少ないと聞いたことがあります。
イヤイヤ期の保育園に行きたくないへの対応②時間をとって付き合ってみる
お仕事をされている方には難しいことだと思いますが、思い切って「一日子どもに付き合うぞ!」という日を作ってもいいかもしれません。
そうすることで「仕事(用事)に遅れるかも」というイライラの原因が一つ解消されます。
道に咲いているお花やアリを観察しながら、ゆったりとした気持ちで登園するというのも一つかもしれません。
イヤイヤ期の保育園に行きたくないへの対応③先生に相談する
泣いてお母さんにしがみつく子を毎日何人も引きはがす先生は、イヤイヤ期の子を対応するプロです。
登園するのが嫌だと泣き叫んでいる子は他にもたくさんいます。
あまりにも困っているのであれば、先生に話をしてみてください。
「園での生活でつまずいていることがあるから、行きたくない!」と思っているのであれば、その対応方法を考えられると思います。
引きはがされた子のその後は、どのような状況なのか?
意外とけろっと遊びだしているようであれば。
泣き叫んで嫌がる子どもの姿を見るのは心苦しいですが、一過性のものだと割り切って、引き続き先生にひきはがしてもらいましょう。
イヤイヤ期の保育園に行きたくないへの対応④園から帰宅したあとの楽しい約束を作る
- 「今日は家に帰ったらあのおもちゃで遊ぼうね」
- 「こないだ買ったおやつ食べようか!」
そして、その約束はどんなことがあっても守ってあげてください(忙しくても守れそうな約束を考えましょう)。
お母さんへの信頼感が増して、子どもの心の安定につながります。
どんな方法がマッチするのかは、子どもによって違います。
私には思い浮かばないような、独特な方法で解決することもあるかもしれません。
「子どもの気持ちに寄り添った方法」を見つけてあげたいものですね。
このイヤイヤ期ってピークはいつ頃?まさかのピークは1回じゃない!?
イヤイヤ期は、一般的に2歳半がピークと言われていますが、その子によって様々です。
私の二人の子たちは3歳になった頃から、ややこしくなってきたように思います(内一人は今もイヤイヤ期まっただ中です)。
イヤイヤ期は必ず終わります(らしい)が、その渦中にあると気が遠くなってしまいますよね。
日々奮闘しているうちに、親の言うことを「(とりあえずなんでも)いや!」と拒否する回数が少しずつ減ってきて。
少しづつ「はーい」と素直に返事をしてくれるときがやってくると思います。
しかし、環境が変わった頃にまた「いや!」が始まるかもしれません。
ピークが1回なのかどうかは、振り返ってからわかることなので、なんとも言えません。
上の子は今小学校1年生で、イヤイヤ期と呼ばれている期間は過ぎているはずです。
でもそれはそれで親に反抗したり、1回で言うことを聞かなかったりは日常茶飯事です。
イヤイヤ期のピークがいつなのかと気になると思いますが、ピークを過ぎても「次のステージでのややこしさ」がやってきます。
「中学生ぐらいでやってくるであろう反抗期を想像すると、イヤイヤ期はかわいいもの!」…だと信じてお互い頑張りましょう!
イヤイヤ期になったとたん保育園に行かない!のまとめ
イヤイヤ期になって保育園に行かない、ということについてお伝えしてきました。
ポイントをおさらいしておきますね。
- イヤイヤ期に登園を渋る子どもはたくさんいる
- できる限りイライラせず、こどもの話を聞いてあげる
- 試せそうな解決方法を日々試してみる
- 先生に相談して、お任せする
ちっちゃな怪獣との愛おしい日々は今だけなので、この時期をできるだけさらりと乗り越えられるといいですね。
あと、朝子どもを保育園に連れて行って、別れ際になると泣いてしまうとき。
「子供が別れ際に泣いてしまうのは普段の愛情不足が原因かも」ということを聞いたこと、ありませんか?
そんな「子供が別れ際に泣いてしまうこと」と「愛情不足」についてを
「保育園で別れ際に泣くのは愛情不足が原因?どう対応すればいい?」
に詳しく綴っていますので、参考にされてみてくださいね。