主婦もたまには土日に休みたい!自由な時間を確保する方法

ここに、興味を引く調査があります。

東京大学社会科学研究所准教授の鈴木富美子さんが、休日の夫婦間で「休みの格差」を明らかにする論文を書いているのです。

その論文では

<引用>夫婦の就労の有り無しに関係なく、休日に妻が夫より5時間近く「総労働時間」が多く、夫は妻に比べて3~4時間ぐらい「自由時間」が多い

とされているんです。

週に5日仕事をして「週末の2日くらい、ゆっくり休ませてくれよ」という夫をしり目に、妻が掃除や料理でいそがしくしているのが思い描かれますよね。

旦那が1時間だけでも家事や育児をしてくれれば、それだけ妻も自由になって、夫婦間でバランスの良い休みが取れると思うんですけどね。

実際はそうならないんです。それはなぜなのか?

今回はこの「主婦の休日と自由時間」について、考えてみたいと思います。

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週末は主婦だって休みたい!

女性会社員のA子さんは、同じく会社員の夫が土曜日に何気に口にする「昼ごはん何にする?」の言葉に、殺気立つ。

  • 2人共働きで、まだ小さな男の子がいる
  • 彼女はフルタイムの勤務についている
  • 平日は保育園に息子を迎えに行くので、スーパーによる時間もない
  • 週末にまとめて作っていたおかずや毎週月曜日に着く宅配の食材は、金曜日には消えてしまう
なので、土曜日には、冷蔵庫の中がほとんど空っぽになっているんです。

「何にする?」の言葉の意味

夫の言葉の「何にする?」は、文字そのものを読むと

  • 夫自らが作ってくれる?ようにも
  • 外で食べるよう誘っているようにも
そんな風にも聞こえる。

しかし、実際のニュアンスは「A子さんに対して、夫に何を作ってくれるのか?」と聞いているようだ。
上手に調理する腕前を見せて欲しがっていると、彼女は受け止めている。

意地になって

「そんな風に言われると、私も夫の期待に応えたくなり、ついつい冷蔵庫の中を見て、その結果急いで買い物に行ったりと大変です。
夫はその間何もせず全く腹が立ちますよね。」

開き直って、「材料がないわ、あなたが作って」と言い返すこともできるけど、だらしがないと思われるのは気が引ける。

平日の晩は、子供の為に夕ご飯を作っているのだけど、夫は帰りが遅いので私の頑張っているところを見ていない。
だから、夫に見せるためにも意地になって家事をしてしまう。

夫婦間の意識のすれ違い

「夫が休日に家でゴロゴロしている時に、わざと掃除機をかけて、その大変さを訴える。

そんなママ友のことも聞きます。夫に家事を手伝ってほしいつもりなのに、逆に受け取られているかもしれません」

夫婦間の意識のすれ違いが、物理的な時間の違いに影響しているかもしれませんね。

その結果が妻の「家庭内の長時間労働」につながっているのでしょうか?


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家事労働と社会の取り組み

2011年の総務省の「社会生活基本調査」では、6歳未満の子供がいる共働き夫婦を例にとると、夫の8割が家事を日常的に行っておらず、7割が育児を常日頃していないとしています。

子どもとは「遊ぶ」けれども「世話」はしないのを当然と思っている。
父親は家事や育児を「自らすべき労働」と考えていないから、オイシイ所の他は妻に押し付けて知らんふり。

家庭外の長時間労働のみを「できない」理由に挙げることは、少し間違っているのではないでしょうか?

ここまで読み進めて

  • 私はそんな事は無い
  • 子供の世話も家事の手伝いもちゃんとしている
という男性も、大勢いると思います。

決してそのような男性を非難しているのではありません。

主婦の過労働は社会問題にもなっている

しかし、社会全体ではご紹介したような家庭が実際に多くあり、社会問題になっているのです。

そこでそのような主婦の立場に立って「彼女らのパートナーに、実際にどのように対応してほしいのか」を一緒に考えてほしいのです。

この問題の前には、社会システムや価値観の壁が大きく立ちはだかっています。日本では、男女の賃金格差や、社会的な不平等がまだまだたくさんあります。

家事を全部任されて「つらさやしんどさ」を我慢ずるのではなく、声を上げて助けを求める必要があります。

働き方改革

政府は現在「働き方改革」に続いて「休み方改革」に取り組んでいます。一部の企業では週休3日制の導入を進めるなど、国民が休むための課題に挑んでいます。

休むことが、私たちの生活の質のを引き上げ、それが私たちの健康と仕事の質の向上につながるのです。
それは、主婦だって同じなんですよね。

主婦だってたまには土日に休みたい!のまとめ

男女雇用機会均等法が施行されて、30年以上が過ぎました。

その後、社会は大きく変化しましたが、男女間の社会での格差は縮まらず、矛盾も広がっているように感じるのは私だけではないですよね?

あなたのご家庭は大丈夫ですか?意外と社会的な慣習にハマって、家定の中にヒビが入っていたりしませんか?

今一度あらためて各ご家庭で考えて、よい解決策を出してみるのも丁度良い機会にしてみてほしいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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