ついこのあいだまで小さな体に大きなランドセルを背負って、ちょっと頼りなげに登校していたあの子が、もう小学校を卒業するなんて。
親でも親戚でもない立場でも、なんだか胸がいっぱいになってしまう瞬間ってありますよね。
「卒業祝いに何か贈ってあげたいけれど、どんなものがいいんだろう？」そんなふうに感じるのは、きっとあなたがその子のこれからを心から応援したいと思っている証拠です。
でも、あまりに高価なものを渡してしまうと、相手の親御さんに気を遣わせてしまうのではと悩んでしまったり、好みがわからないまま選ぶのも不安になってしまったり。
そんなときに頼りになるのが、図書カードやギフトカードといった「自由に選べるプレゼント」。
お金ほど生々しくなく、それでいて好きなものを自分で選べる嬉しさが詰まっていて、渡す側も受け取る側も気を楽にできる絶妙な選択肢なんです。
この記事では、そんな“ちょうどいい”卒業祝いの選び方を、あなたの気持ちにそっと寄り添いながらお伝えしていきます。
この記事を読み終えるころには、「ああ、これでいいんだ」って、きっと安心できるはずです。
大切な門出をあたたかく祝う、あなたらしいプレゼント選びのヒントになりますように。
小学校の卒業祝いに図書カードを贈るのはアリ？その魅力とは
「卒業祝いに何をあげたらいいんだろう？」と悩んだとき、まず選択肢に浮かぶのが図書カードやギフト券ではないでしょうか。
正直なところ、私も最初は「味気ないかも？」なんて思っていました。
でも実際に贈ってみると、これがとても喜ばれるんです。
相手の好みが分からなかったり、あまり深い付き合いがない場合にこそ、図書カードは“気持ちが伝わって、かつ気を遣わせすぎない”ちょうどいい贈り物になります。
ここでは、図書カードの魅力をいくつかの観点から丁寧にお伝えしていきます。
自分で「選べる」喜びが詰まっている
子どもたちの世界にも、もうしっかりと“好み”があります。
小学校を卒業する年齢ともなると、「これなら喜ぶかな？」と大人が想像で選んだプレゼントが、必ずしもヒットするとは限らないのが難しいところです。
その点、図書カードは“選ぶ楽しさ”も一緒に贈れるプレゼント。
自分のペースで、本屋さんに立ち寄った時にふと目に入った本を手に取る。
そんな自由があるからこそ、思い出に残る贈り物になることも多いんです。
有効期限なしで長く使える安心感
図書カードNEXTには有効期限がないため、すぐに使わなくてもいいというのは大きなメリットです。
進学した中学校で新しい環境に慣れてきた頃、参考書や辞書、小説などが必要になったタイミングで初めて使う子もいます。
プレゼントをもらった瞬間だけでなく、その先のタイミングでも役立ててもらえる。
そう思うと、実はかなり“育ちを応援する”プレゼントなんですよね。
学習目的でも趣味でもOKな「絶妙な自由度」
図書カードというと「まじめな本を買わないといけない」ように感じる人もいるかもしれません。
でも実際には、学習参考書だけでなく、好きな漫画やイラスト集、図鑑、文房具（※一部店舗）などにも使える場合があります。
「勉強だけじゃなく、子ども自身の好奇心や“好き”を応援できるプレゼント」。
それが図書カードの素敵なところです。
読書習慣の入り口にもなりますし、親御さんも「ゲームじゃないし…」と安心して受け取ってくださるケースが多いんですよ。
親御さんにも気を遣わせない“ちょうどよさ”
物を贈るときにいちばん気になるのが、「相手に気を遣わせてしまわないか」ということですよね。
高額すぎるもの、サイズや色の好みが分かれるもの、生活スタイルに合わないものなどは、せっかくの気持ちが負担になってしまうことも。
その点、図書カードは金額が見えても嫌味がなく、また“子どもが自分で使う”という点でも親御さんの負担が少ないです。
現金ほど生々しさがなく、かといってお菓子のように消えてしまうわけでもない。
この“気軽だけど丁寧”な印象が、親子どちらにも安心してもらえる理由なのだと思います。
「贈りやすいからこそ、気持ちを添える」が大切
図書カードはとても便利で喜ばれるプレゼントですが、だからこそ「ただ渡す」だけでは少しそっけない印象になることもあります。
そんなときは、手書きのメッセージカードを添えるだけで、驚くほど気持ちが伝わります。
「これからの中学校生活、楽しみだね」「本からたくさんの発見があるといいね」そんなひと言だけでも、印象は大きく変わります。
“モノ”ではなく“気持ち”を贈る。
その軸を忘れなければ、図書カードはとてもあたたかい贈り物になります。
地域・家庭によって異なる「祝い方」にも配慮を
意外と見落とされがちなのが、卒業祝いに対する考え方の地域差や家庭差です。
「うちはお祝いごとは家族だけで済ませているから」「物はありがたいけど現金や金券はちょっと…」という価値観のご家庭もあります。
失礼のないように、事前に親御さんに「卒業のお祝いに図書カードを考えているんだけど、大丈夫かな？」と軽く聞いておくと、トラブル防止にもつながります。
図書カードは、「好みが分からない」「何を贈ればいいかわからない」と悩む方にとって、とても心強い選択肢です。
自由度が高く、実用的で、親御さんにも配慮ができて、しかも心のこもったプレゼントにもできる。
まさに“ちょうどよさ”の詰まった一枚です。
でも、いちばん大切なのは、
「応援したい」
「おめでとうの気持ちを伝えたい」
というあなたの思い。
それがにじみ出る贈り方ができたとき、図書カードはただのカードではなく、大切な門出を彩る“贈り物”になるのだと思います。
金額の相場はどのくらい？気を遣わせない「ちょうどいい」卒業祝いとは
卒業祝いって、金額のバランスが本当に悩ましいですよね。
「気持ちだから金額は関係ない」とは思っていても、あげすぎて相手に気を遣わせてしまったら…なんて考えると、なかなか判断がつかなくなってしまいます。
実は私も、はじめて姪っ子に卒業祝いを贈ったとき、「3千円じゃ少ないかな？でも1万円は重い？」と、何日もモヤモヤしながら悩みました。
結局、図書カードとちょっとしたメッセージを添えて5千円分に落ち着いたのですが、それがとても喜ばれて「このくらいがちょうどよかったのかも」と思えたんです。
ここでは、相手との関係性や一般的な相場感をふまえながら、“気を遣わせない贈り方”のヒントをお届けします。
卒業祝いの金額相場は？目安は「3,000円～5,000円」
小学校の卒業祝いにおける金額の目安としては、3,000円～5,000円が最も多く選ばれている印象です。
これはちょっとしたプレゼントや図書カード、ギフト券などを贈る場合の“ほどよいライン”。
この金額なら、もらう側も「ありがとう」と素直に喜びやすく、親御さんも「気を遣わせない程度でありがたいな」と感じやすいんです。
中には、特別に仲の良い親戚や、長く関わってきた子に対して1万円～2万円程度を包む方もいますが、それはごく親密な関係の場合。
一般的には、あまり高額にならないほうが無難です。
高すぎる金額が招く“気まずさ”もある
「せっかくだから奮発したい」「成長の記念だから豪華なものを贈りたい」と思う気持ち、すごくわかります。
私も甥っ子が可愛すぎて、思わずゲーム機でも買ってあげようかと一瞬思ってしまったことがあります…。
でもそれを本気でやろうとしたとき、姉にやんわりと「ありがとう。でも気持ちだけで十分だよ」と止められてハッとしたんです。
贈る側は「喜んでほしい」という気持ちからですが、あまりに高額だと相手に気を遣わせたり、兄弟や他の子とのバランスを気にさせてしまうこともあります。
卒業祝いはあくまで「通過点を祝う、ささやかな気持ち」が伝わるものであるのが理想です。
関係性別のおすすめ金額ライン
実際に、相手との関係性によっても“ちょうどいい”金額は少しずつ変わってきます。
- ＜ご近所や友人の子ども＞
1,000～3,000円 - ＜ママ友の子ども、習い事の仲間＞
3,000～5,000円 - ＜甥・姪など親しい親戚＞
5,000～10,000円 - ＜祖父母など特別な立場＞
10,000～20,000円まで
このように、“気持ちの大きさ”よりも“関係性の距離感”で金額を調整していくと、贈る側も受け取る側も心地よくやりとりができます。
「のし」や「名目」はつけたほうがいい？
金券を渡す場合、「そのまま封筒に入れてもいいのかな？」と迷う方も多いのではないでしょうか。
答えとしては、簡単なご祝儀袋や、お祝いののし袋に入れて渡すのが丁寧で好印象です。
最近では、100円ショップでも「卒業お祝い用」として可愛らしいデザインの封筒やのし袋が売られているので、それを活用するのもおすすめです。
表書きには「祝ご卒業」「卒業おめでとう」などを書き、裏側に自分の名前を忘れずに添えておきましょう。
また、あまり堅苦しくしたくない場合は、一筆メッセージカードを添えて袋に入れるだけでも、十分に心が伝わります。
「何を渡すか」よりも「どう渡すか」が心に残る
金額や品物についていろいろ悩んでしまうけれど、最終的に子どもたちの記憶に残るのは、「もらったものそのもの」よりも、「それを誰から、どんな気持ちで受け取ったか」だったりします。
私自身、子どものころにもらった卒業祝いで、いまだに印象に残っているのは、図書カードに添えられていた手紙でした。
「これから中学生、楽しいことも大変なこともあるけど、あなたなら大丈夫」って書いてあって、その言葉が今でもふと心に浮かびます。
だからこそ、贈るものが何であれ、「おめでとう」「応援しているよ」っていう気持ちをきちんと伝えられることが、いちばんの贈り物になるのだと思います。
実用品を贈りたいなら中学校生活に役立つアイテムを選ぼう
「せっかくだから形に残る“モノ”を贈りたい」そう思う気持ち、すごくよくわかります。
カードやお金よりも、思い出に残るようなプレゼントを…って考えると、実用品という選択肢に行き着く方も多いのではないでしょうか。
実際、私も姪っ子の卒業祝いには、おしゃれでちょっと大人っぽいペンケースを選んだことがあります。
「これ、中学校で使ってね」と手渡したときの、ちょっと照れくさそうで嬉しそうな顔、今でも忘れられません。
ただ、実用品を贈るときには、選び方にいくつか注意しておきたいポイントがあるんです。
ここでは、「中学校生活で実際に役立つアイテム」と「選ぶ際の気をつけたいこと」について、具体例とともにお話ししていきますね。
“中学生になる”という変化に寄り添った贈り物を
小学生と中学生では、生活スタイルも持ち物の雰囲気もガラリと変わります。
これまでキャラクターのついた可愛い文房具を使っていた子も、中学生になると「人前でちょっと恥ずかしいな」と感じたり、「シンプルなものがいい」と思うようになったり。
つまり、プレゼント選びで大切なのは、「子ども扱いしすぎないこと」。
「これなら中学生らしくて素敵だね」って思ってもらえるような、落ち着いたデザインや実用性を重視したアイテムがおすすめです。
中学校生活に本当に役立つ！人気の実用品アイデア
では実際、どんなアイテムが喜ばれるのでしょうか？
私の経験や、これまでママ友たちから聞いてきた“成功例”をもとに、代表的なものをいくつかご紹介します。
リュックサックやサブバッグ
通学や部活で使うことが増えるので、軽くて丈夫なものが喜ばれます。
ペンケース・文房具セット
大人っぽいデザインに変えたくなる時期。
中学生向けブランドのものがおすすめ。
お弁当箱・水筒
中学校では給食がないところも。
実用性が高く、自分で選ぶ機会が少ないのでありがたがられます。
定期入れやパスケース
通学で電車やバスを使う子に。
ICカード対応のものが便利。
腕時計
スマホを持たない子も多いため、時間管理に役立ちます。
スニーカー
体育の授業や通学用に。
シンプルなデザインだと親御さんも安心。
財布
部活動やおでかけで使う場面が増えるので、少し大人っぽいものが◎。
電子辞書
進学校志望の子には特に喜ばれますが、家庭によっては使わないこともあるので要確認。
ただし、これらは子どもの好みや生活スタイルによって評価が分かれるところ。
せっかく贈っても、「色が好みじゃない」「もう持ってる」なんて残念なことも、実はけっこうあります…。
実用品は“相談してから贈る”のが正解かも
特に中学生になると、「使う物は自分で選びたい」っていう意識が強くなります。
この頃の子どもたちは、意外とこだわりがはっきりしていて、身に着けるものや持ち物に「自分らしさ」を求めているんです。
だからこそ、できれば事前に親御さんや本人に、「中学校で使うリュックとか、何か必要なものある？」って軽く聞いてみるのがおすすめ。
サプライズ感は減るかもしれませんが、喜ばれる確率はぐんと上がります。
一緒に買いに行ける関係性であれば、それもとても素敵な時間になります。
選ぶ時間そのものがプレゼントになるような、そんな思い出も、きっと心に残ります。
好みがわからないときはやっぱり金券が安心
とはいえ、なかなか一緒に買いに行けないこともあるし、親御さんとの距離感的に相談しにくいケースもありますよね。
そんなときは、やっぱり図書カードやギフトカードといった“選べるプレゼント”が安心です。
「中学校で必要なものに使ってね」というメッセージを添えて渡せば、それだけで十分気持ちは伝わりますし、相手にも選ぶ自由があることで気軽に受け取ってもらいやすくなります。
中学校への進学というのは、子どもにとって大きな節目であり、成長の象徴でもあります。
その節目を応援するプレゼントだからこそ、ただ物を贈るのではなく、“これからの生活を応援したい”という気持ちがにじむものであってほしいなと思うんです。
実用品は、日常の中で何度も目にして、何度も使われるからこそ、「あのとき○○さんがくれたものだな」って、ふと思い出される存在になり得ます。
あなたの優しさが、さりげなく、でも確かに届くような、そんなプレゼントになりますように。
お祝いの気持ちを伝えるメッセージは必ず添えよう
プレゼントを渡すとき、ついつい「モノ選び」にばかり気を取られてしまいがちだけど、実は一番心に残るのは“言葉”だったりします。
私がそう思うようになったのは、以前もらったたった一行のメッセージが、何年たってもずっと心に残っていたからです。
何をもらったかは忘れてしまっても、その時に添えられていた「あなたならきっと大丈夫」という言葉だけは、不思議と今でも覚えているんですよね。
卒業って、嬉しいだけじゃないんです。
これまでの安心できる居場所から旅立って、新しい世界に飛び込むタイミング。
だからこそ、「がんばったね」「応援してるよ」っていう一言が、そっと背中を押してくれるんです。
メッセージは、たった一行でも「気持ち」が伝わる
メッセージって、「ちゃんと書かなきゃ」と思うと難しく感じてしまいますよね。
でも実は、そんなに長くなくていいんです。
大切なのは、その子の頑張りを見ていたよ、応援してるよっていう気持ちが伝わること。
それがほんの一言だったとしても、ちゃんと届くものなんです。
例えばこんな言葉でも、十分心に残ります。
たくさん頑張ったこと、知ってるよ。
中学校でも○○ちゃんらしく笑顔で過ごせますように！
どんな内容を書くと喜ばれる？3つの基本構成
「何を書いたらいいかわからない…」という人のために、卒業祝いメッセージの基本構成を3ステップでご紹介しますね。
【1】卒業を祝う言葉
まずは「おめでとう」の気持ちをまっすぐ伝えます。
形式ばった言葉じゃなくて、あなたらしい口調でOK。
【2】小学校生活の頑張りをねぎらう
6年間って、子どもにとっては人生のほとんど。
そこで頑張ってきたことを、ちゃんと見ていたよ、って伝えると心に響きます。
【3】これからの未来への応援
中学校に進学するにあたって、子どもはワクワクと同時に不安も感じています。
「これからも応援してるよ」ってひと言添えるだけで安心してくれるんです。
気持ちを届けるメッセージ文例集（そのまま使ってOK）
たくさん頑張ってえらかったね。
中学校生活も、○○くんらしくのびのびと楽しんでね！
これまでたくさん努力してきたこと、本当にすごいと思います。
中学校でもきっと素敵な出会いや経験が待っているはず。
○○ちゃんのこれからを、ずっと応援しています。
○○くんの“好き”や“夢中”に出会える時間に使ってもらえたら嬉しいです。
口に出せないときこそ「文字」にするのが効く
「面と向かっては照れくさい」「会えないから郵送で送るしかない」そんなときこそ、メッセージの力が発揮される瞬間です。
たとえば、ギフトカードを封筒に入れて郵送するだけでは、どこか事務的に感じてしまうことも。
でも、たった一枚のメッセージカードを添えるだけで、「自分のために考えてくれたんだな」って子どもはしっかり受け取ってくれます。
私も以前、会えなかった甥っ子に図書カードを送ったことがあるんですが、あとから「○○ちゃん、カードもらったとき泣いてたよ」と聞いて、言葉の力ってすごいなと実感しました。
形式にとらわれすぎず、あなたの“言葉”で
たしかに、マナーや形式は大切かもしれません。
でも、子どもの心に届くのは“あなた自身の言葉”です。
完璧な文章じゃなくていいんです。
句読点がちょっと変でも、言い回しがラフでもいい。
その子を想って書いた言葉は、それだけであたたかいものになります。
そして何より、あなたが「伝えたい」と思ったその気持ちこそが、プレゼントそのものなんです。
お祝いの言葉には、贈り物にはない“余韻”があります。
何度でも読み返せる。
大人になっても、ふとしたときに思い出せる。
それがメッセージの力なんだと思います。
どうかあなたの「おめでとう」が、しっかり届きますように。
相手を想う気持ちが伝わる卒業祝いを
卒業という節目は、子どもにとっても、そしてそれを見守ってきた大人たちにとっても、胸がじんわり温かくなるような特別な時間です。
「何を贈れば正解か」は人によって違いますし、正直なところ、完璧な答えなんてどこにもありません。
でも、「おめでとう」の気持ちを込めて、今の自分にできる精一杯のお祝いを届けたい。
そんなあなたのやさしさこそが、贈り物の一番大切な要素なのだと思います。
図書カードやギフト券は、気軽でありながらも心を込めやすく、相手の好みを尊重できるとても優しい選択肢です。
もちろん実用品を選ぶのも素敵ですが、そのときは“中学校での生活に合うかどうか”“本人やご家庭の価値観に寄り添えるかどうか”をほんの少し意識するだけで、気持ちがまっすぐ伝わる贈り方になります。
そしてなにより忘れたくないのが、プレゼントに添える言葉の力。
たとえ一行でも、心からのメッセージは相手の心にやさしく残ります。
大切なのは、金額でも見た目でもなく、子どもの新しい門出を応援したいという気持ちです。
あなたのあたたかさが、そのままプレゼントになって、きっと受け取った子の背中をそっと押してくれる。
そんな卒業祝いになりますように。