
ニュースなどで「〇〇座流星群が見ごろですよ」という言葉を耳にすると、なんだかワクワクしてしまいますよね。
「流れ星がたくさん見える日なんだろうな」とは分かっていても、いざ子供から
「流星群ってそもそも何?」
「なんであんなに光るの?」
なんて聞かれると、意外と答えに困ってしまいますよね。
実は、流星群の正体を知ると、夜空を見上げるのがもっと楽しくなるロマンチックな理由が隠されているんですよ。
この記事では、流星群の正体から流れ星と隕石の違い、そして「火球」と呼ばれる珍しい現象まで、難しい言葉をなるべく使わずに、お隣さんに話すような感覚で分かりやすくお伝えしていきますね。
読み終わるころには、お子さんに「流星群のことなら任せて!」と自信を持って教えてあげられるようになっていますよ。
ぜひ、一緒に夜空の不思議を紐解いていきましょう!
流星群の仕組みと正体について
「流星群」という言葉を聞くと、空にあるたくさんの星が群れを作っているようなイメージを持つかもしれませんね。
でもその正体は、私たちが想像するような「大きな星」ではないんです。
実は、もっと身近なあるものが関係しているんですよ。
まずは、流星群がなぜ起きるのか、その不思議な仕組みから見ていきましょう。
流れ星の正体となる宇宙のちり
流れ星と聞くと、とても大きなものが光っているように感じますけど、実はその正体は、宇宙空間を漂っている小さな「ちり」なんです。
ちりと言っても、お部屋の掃除で見つけるホコリみたいなのではなくて、宇宙にある「すい星」という天体が通り過ぎたあとに残していった、砂粒や小石のようなものなんですね。
この小さなちりが、地球の周りにある空気の層(大気圏)にものすごいスピードで飛び込んできたときに、空気と激しくこすれ合います。
このときに生まれるエネルギーで、ちりの周りの空気が「プラズマ」という状態になって光り輝く。
これが、私たちが地上から見ている流れ星の正体なんです。
燃え尽きているみたいに見えますけど、実はオーロラと同じような仕組みで光っているんですね。
毎年同じ時期に流星群が見られる理由
「どうして毎年同じ時期に、特定の星座の名前がついた流星群が見えるんだろう?」と不思議に思いますよね。
実は、宇宙には「すい星の通り道」があって、その「通り道」には、すい星がまき散らした「ちりの帯」が残されているんです。
地球は太陽の周りを決まったルートで1年かけて一周しているから、毎年同じ時期にその「ちりの帯」を通過することになるんですね。
たくさんのちりが漂っている場所を地球が通り抜けるから、一度にたくさんの流れ星が見える、というわけなんです。
「この時期になると、地球が宇宙の落とし物がたまっている場所をお散歩するんだよ」とお子さんに伝えてあげると、イメージが湧きやすいかもしれませんね。
流れ星と隕石の違いと安全性
流星群を見ていると、「あんなに光っているものが地上に落ちてきたら、危なくないのかな?」と不安になってしまうこともあるかもしれません。
ここで気になるのが、
- 流れ星
- 隕石
同じ宇宙から来るものですけど、実ははっきりとした違いがあるんですよ。
地上まで届くかどうかの違い
流れ星と隕石の大きな違いは、単純に言うと「地上まで届くかどうか」なんです。
ほとんどの流れ星(ちり)は、空気とこすれ合うときの熱で、地上に届く前にきれいに燃え尽きてしまいます。
だから、私たちが空を見上げているときには、当たってしまう心配はまずありませんよ。
一方で、もともとの塊が大きかったり、燃えにくい性質だったりして、燃え尽きずに地面までたどり着いたものを「隕石」と呼んでいるんですね。
「隕石が落ちてきたら怖い!」と思うかもしれませんけど、地球の大部分は海や人が住んでいない場所です。
一生のうちに人が隕石に当たる確率は「100億分の1」と言われるほど低いから、さらにそれが「あなたに当たる確率は…」もっともっと低いですよね。
なので、安心して夜空を楽しんで大丈夫ですよ。
火球と呼ばれる明るい流れ星の特徴
最近では、ドライブレコーダーなどで「火球(かきゅう)」の映像が流れることも増えてきましたよね。
「流れ星とは違うものなの?」と疑問に思うかもしれませんけど、実はこの「火球」も流れ星の仲間なんですよ。
ただ、その明るさが桁違いなのが特徴なんです。
火球の正体と頻繁に見られる理由
火球というのは、流れ星の中でも特に明るく輝くもののことを言います。
一般的な流れ星は「スーッ」と一瞬で消えてしまうけれど、火球は「シュバーッ!」と夜空を切り裂くように明るく、長い時間光って見えることが多いです。
中には、満月と同じくらい明るくなったり、バラバラと壊れる様子が見えたりすることもありますよ。
でも「火球が見えたら不吉なことが起きるかも?」なんて心配する必要はありません。
実は日本でも、この「火球」って月に数回はどこかで観測されている、意外と身近な現象なんです。
もし運よく火球を見られたら、それはとてもラッキーなことですよ。
光の色でわかる成分の違い
火球や明るい流れ星をよく見ると、緑色っぽかったり、オレンジ色っぽかったりと、色がついて見えることがありますね。
これって、ちりに含まれている成分の違いや、周りの空気の状態によって変わるんです。
- 緑色: マグネシウムや酸素が反応している
- 赤色: 窒素が反応している
- 黄色・白: 温度が非常に高い
流星群の名前に星座が使われる理由
流星群の名前には必ず「ふたご座」や「ペルセウス座」といった星座の名前がついていますよね。
これを聞くと、「その星座から星が飛んでくるのかな?」と思ってしまいがちですけど、実は少しだけ意味が違うんですよ。
流れ星が飛び出して見える放射点
流星群の流れ星を、空に線を引いてずっと逆にたどっていくと、ある一つの点に集まります。
この点のことを「放射点」と呼んでいます。
この放射点がたまたま「ふたご座」の方向にあるから「ふたご座流星群」と呼んでいるだけで、実際にふたご座の星が飛んできているわけではないんですね。
「あの星座の方角から流れ星が飛び出してくるように見えるんだよ」とお子さんに教えてあげると、夜空で星座を探す楽しみももっと増えるはずですよ。
流星群をきれいに観察するためのポイント
せっかく流星群の日に夜空を見上げても、「全然見つからないな……」と諦めてしまうのはもったいないです。
流星群を楽しく、そしてたくさん見つけるためには、ちょっとしたコツがあるんです。
初心者さんが失敗しやすいポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目を暗さに慣らす時間を大切にすること
ここが一番の失敗しやすいポイントなんですけど、明るい部屋から外に出て、すぐに空を見上げても流れ星はなかなか見えません。
私たちの目って、暗い場所に慣れるまでに時間がかかるんですよね。
外に出てから少なくとも15分くらいは、スマートフォンなどを見ないで、ぼーっと夜空を眺めてみてください。
目が慣れてくると、それまで見えなかった小さな星が見えてきて、流れ星も見つけやすくなりますよ。
特定の場所ではなく空全体を広く眺めること
「〇〇座流星群だから、その星座をじっと見なきゃ!」と思ってしまいがちですよね。
でも実は、流れ星は空のどこに現れるか分かりません。
放射点の近くよりも、少し離れた場所の方が長く光る流れ星が見えることもあるんですよ。
- レジャーシートを敷いて寝転んだり
- リクライニングチェアを使ったり
月明かりの影響を事前にチェックすること
どんなに条件の良い流星群でも、満月みたいに月が明るいときには、空が明るすぎて小さな流れ星がかき消されてしまいます。
流星群の日付だけでなく、「今日は月が出ているかな?」ということも事前にチェックしておきましょうね。
月が沈んだあとの時間帯を狙うのが、一番見つけやすいですよ。
まとめ|夜空の不思議を家族で楽しむために
流星群について、少し詳しくなれたでしょうか?
流星群の正体は、すい星が残していった小さな「ちり」が、地球とお散歩中に出会って光り輝く現象なんですね。
「あんなに小さかったちりが、何万キロという旅をして、今、目の前で光っているんだ」と思うと、なんだか不思議でロマンチックな気持ちになりますよね。
次に流星群がやってくるときには、ぜひ大切な人と一緒に、夜空を広く眺めてみてください。
「あ、今流れたね!」と共有できる瞬間は、きっと素敵な思い出になりますよ。
風邪をひかないように暖かい格好をして、宇宙からの光のプレゼントを楽しんでくださいね!

