
「次の役員、誰にお願いしたらいいんだろう…」そう考えるたびに、気が重くなっていませんか?
声をかけたいと思っている人はいる。
でも「断られたら気まずくなるかな」「急すぎて失礼じゃないかな」と、なかなか一歩が踏み出せない。
PTA役員のお願いって、実はこの「切り出すまで」が一番しんどかったりしますよね。(お願いする側も、かなり消耗するんですよ)
大丈夫です。
伝え方にはちょっとしたコツがあります。
この記事では、相手に失礼なく・でも気持ちを正直に伝えられるお願いの例文を5つ、口頭・LINE・書面など場面別にご紹介します。
そのまま使えるものを揃えましたので、ぜひ参考にしてみてください。
PTA役員のお願いで一番大事なのは「完璧な言葉」より「相手への配慮」!
まず最初にお伝えしたいことがあります。
「こう言えば絶対に断られない」という魔法の例文は、残念ながら存在しません。
でも、相手が「この人は自分のことを思って声をかけてくれたんだな」と感じてくれれば、たとえ今回引き受けてもらえなくても、関係がこじれることはありません。
それどころか「今年は無理だけど、来年なら…」と前向きに考えてもらいやすくもなります。
例文はあくまでも「出発点」です。
そこに相手への小さな気づかいをプラスすることで、言葉はずっと温かく届くようになります。
なぜ「伝え方」でこんなにも結果が変わるの?
「同じ内容を頼むのに、どうして言い方で変わるの?」と思う方もいるかもしれません。
これには、ちゃんとした理由があります。
「いきなり感」が断られる一番の原因になりやすい
PTA役員を断る理由として「仕事が忙しい」「子どもが小さい」などがよく挙げられます。
でも実は、「急に言われて心の準備ができていなかった」という理由も少なくありません。
人は予期していない依頼に対して、まず「断る」という防衛反応が出やすいものです。
逆に、事前にさりげなくアプローチしておくと、受け入れてもらいやすくなります。
「断る選択肢」を残すと、かえって考えてもらいやすい
「〇〇さんしかいないんです!」「ぜひお願いしたいんです!」という強いアピールは、善意からの言葉であっても、相手にプレッシャーを与えてしまいがちです。
相手に「断ってもいい」という逃げ道を残した言い方の方が、かえって「少し考えてみようかな」という気持ちになってもらいやすくなります。
最初の「ひとこと」で印象はがらりと変わる
お願いを切り出す前に「いつもありがとうございます」「お忙しい中、申し訳ないのですが」と相手の立場を思いやる一言を添えるだけで、受け取り方はずいぶん変わります。
形式的なあいさつに見えて、実は「あなたのことをちゃんと見ていますよ」というメッセージになっているんですね。
私が初めてPTA役員の引継ぎをお願いしたとき、相手の都合も確認せずにいきなり「〇〇さんにぜひ!」と伝えてしまいました。
相手は少し固まってしまって、そのあとの会話がぎこちなくなってしまって…(あの5秒間の沈黙は今でも覚えています)。
それ以来、まず”話したいことがある”と予告してから改めてお願いするようにしたら、ずっとスムーズに進むようになりました。
場面別!すぐ使えるPTA役員お願いの例文5選
実際に使える例文を5パターンご紹介します。
状況に合わせて、そのままでも・少しアレンジしても使えるように書いていますので、参考にしてみてください。
例文① 直接会って口頭でお願いするとき
口頭でのお願いは、表情や声のトーンが伝わるぶん、一番誠実さが届きやすい方法です。
ただし、「急いでいる場面」「大勢の前」「子どもが横にいる場面」は避けて、落ち着いて話せるタイミングを選ぶことが大切です。
〇〇さんにお願いできたらと思いましてご連絡しました。
すぐにお返事いただかなくて全然大丈夫ですし、ご家族とも相談していただければうれしいです。 [/su_list]
「ご返事はいつでも」「ご家族とも相談を」という一言があるだけで、相手は「時間をかけて考えていい」と感じやすくなります。
例文② LINEで最初の打診をするとき
直接会う機会がない場合は、LINEでのアプローチも有効です。
ただし、LINEで最初から「役員のお願い」と書いてしまうと、相手が驚いて返信しにくくなることも。(「役員お願いしたい」とLINEが来たら、なかなかの衝撃ですよね)
最初のメッセージは「話したいことがある」という打診にとどめ、詳しい話は直接するのがおすすめです。
少しご相談したいことがあって連絡しました。
もしよければ近いうちに少しお時間いただけますか?」
例文③ 書面やお手紙でお願いするとき
学校からの書面として渡す場合や、改まった形で依頼状を用意する場合は、以下のような文例が参考になります。
来年度のPTA役員選出につきまして、ぜひ〇〇様にお力をお借りできればと思い、ご連絡させていただきました。
活動内容や負担など、気になることがございましたら遠慮なくご質問いただけますと幸いです。
どうかお気持ちに余裕のある際に、ご検討いただけますと大変ありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
「気になることがあれば質問を」という一文があると、相手は「詳しく聞いてから考えていい」と感じられて、ハードルが下がります。
例文④ 一度断られた方に改めてお願いするとき
一度断られた方に再度お願いする場合は、特に丁寧さが求められます。
無理に押すのはNGですが、「状況が変わったかもしれない」という可能性がある場合は、以下のような形でさりげなく伝えることができます。
その後、また状況が変わったりしていないかなと思いまして…。
もし少しでもご検討いただけるようであれば、ぜひ一度お話しさせてください。
でも、難しいようであれば全然大丈夫です。
「全然大丈夫です」という一言で相手に逃げ道を残すことが、関係を守りながらもう一度気持ちを伝えるための大事なポイントです。
例文⑤ クラス全体や複数の方に向けて候補者を募るとき
特定の一人ではなく、クラス全体に向けて役員候補を募る際のお知らせ文です。
「何をするの?」「どのくらい大変?」など、気になることがあればいつでもお気軽にご質問ください。
まずはお話を聞いていただくだけでも大歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
PTA役員のお願いでやってはいけないこととは?
例文と合わせて、やってしまいがちなNG行動も確認しておきましょう。
知らずにやってしまうと、良かれと思った行動が逆効果になることもあります。
大勢の前でお願いしない
懇談会や保護者会など、大勢の人がいる場で「〇〇さんにお願いしたい」と名指しするのは避けましょう。
相手が断りにくい状況を作ることになり、たとえ引き受けてもらえても後味が悪くなります。
必ず1対1か、少人数で話す場を設けましょう。
プレッシャーを与える言葉は使わない
- 「〇〇さんしかいないんです」
- 「引き受けてもらわないと本当に困ります」
- 「みなさんにも〇〇さんでと言われています」
こういった言葉は、善意から出たものでも相手を追い詰めてしまいます。
信頼関係にひびが入るリスクがあるので、どれだけ本心であっても使わないようにしましょう。
返事を急かさない
「明日までに教えてください」「今すぐ決めてほしいんです」という催促は、相手に不必要な焦りを感じさせます。
「一週間ほどで教えていただけると助かります」程度のゆとりを持った伝え方が基本です。
私自身、役員候補として声をかけられたとき「あなたしかいないんです!」と言われたことがあって、正直プレッシャーに感じてしまいました。
最終的には引き受けましたが、最初のモヤモヤが1年間ずっと心の隅に残ってしまって。
だから、お願いする立場になったときは絶対にこの言葉だけは使わないようにしようと心に決めました。
まとめ:PTA役員のお願いは例文+少しの気づかいで十分伝わる!
PTA役員のお願いって、本当に緊張しますよね。
断られるのが怖い、嫌われたくない、関係が壊れたらどうしようって、考えすぎてしまう方も多いと思います。(でも、そこまで考えている時点で、あなたはもう十分に誠実な人です)
今日ご紹介した内容を振り返ると、大事なポイントはこの4つです。
- 完璧な言葉より、相手への思いやりを大切にする
- 「いきなり感」「プレッシャー」「急かし」の3つは避ける
- 相手に断る選択肢を残しながら、誠実に伝える
- 場面に合った例文をベースに、自分らしい言葉を少し加える
例文は「型」です。
でも、そこに「〇〇さんにお願いしたかった」という気持ちをひとさじ加えるだけで、言葉はずっと温かくなります。
声をかけることを、ためらわないでください。
あなたが迷いながらも相手のことを考えて言葉を選んでいるその姿勢が、きっとちゃんと伝わります。
うまくいくといいですよね。
そっと応援しています。