
机の引き出しから久しぶりに出した練り消し、なんだかカチカチに硬くなっていてびっくり…なんてこと、ありますよね?
お気に入りだったのに、もう使えないのかな…と捨てるのもなんだか寂しいし、新しいの買うのもちょっともったいない気がしませんか?
実は、硬くなった練り消しって、ちょっとした工夫でふわふわに復活させられることが多いんです。
難しい道具も特別な技も必要なし。
今この瞬間から試せる方法ばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
硬い練り消しは手の体温と少しの工夫でふわふわに戻せる
硬くなった練り消しは、手の体温でじっくり温めながら揉むだけで、かなりの確率でふわふわに復活します。
「もう無理かも…」と諦めなくて大丈夫ですよ。
完全にカピカピに乾いてしまったものでなければ、ちょっとしたコツで使い心地が戻ってくるんです。
お気に入りを捨てる前に、まずはこの記事で紹介する方法を試してみてくださいね。
なぜ硬くなった練り消しでも復活できるのか
そもそも練り消しがなぜ硬くなるのか、そしてなぜ復活できるのか。
仕組みがわかると、復活方法もぐっと納得しやすくなりますよ(理屈がわかると安心感が違いますよね)。
練り消しが硬くなる主な原因
練り消しは、ゴムのような柔らかい素材と油分でできています。
時間が経つと中の油分が少しずつ抜けて、空気に触れて表面が乾燥してしまうのが硬くなる主な原因です。
特に寒い時期や、長く使わずに放置していたときに硬くなりやすいんですよね。
あと、鉛筆の粉をたくさん吸い込んだ状態で置いておくと、それも硬くなる原因になります。
意外と知られていない硬化の理由
プラスチックケースの中に長く入れっぱなしにしていると、ケースの中で乾燥が進んでしまうことも。
窓際など気温の変化が激しい場所も避けたいですね。
私も中学生のころから絵を描くのが趣味で、何個も練り消しを使ってきましたが、特に冬場の窓際に置きっぱなしにしたものは、たった2週間でもカチカチになっていて驚いた経験があります。
逆に、筆箱の中で他の道具と一緒にしていたものは、半年経ってもふわふわのままだったり…保管場所って本当に大事だなと実感しました。
復活できる仕組み
硬くなった理由が「油分の減少」と「乾燥」だとわかると、復活方法も見えてきます。
温めて素材を柔らかくし、揉むことで内部の油分を全体に行き渡らせるのがポイント。
完全に乾燥しきってボロボロ崩れるレベルになると復活は難しいですが、指で押して少しでも変形するなら、まだ復活のチャンスありですよ。
硬い練り消しをふわふわに戻す具体的な方法
ここからは、実際の復活方法を紹介していきます。
家にあるものでできる方法ばかりなので、気軽に試してみてくださいね(道具をわざわざ買い足さなくていいの、地味にうれしい)。
方法①手のひらでひたすら揉み続ける
一番シンプルで、一番安全な方法です。
両手で包み込んで体温で温めながら、5分〜10分ほどゆっくり揉み続けると、だんだん柔らかくなってきます。
最初は「全然変わらないじゃん…」と感じるかもしれませんが、手のひらの熱でじわじわと温まり、揉む力で内部の油分が動き出すので焦らず続けてみてください。
時間はかかりますが、失敗のリスクがほぼゼロなので、まずはこの方法から試すのがおすすめですよ。
方法②ジップロックに入れてポケットで温める
両手で揉み続けるのが面倒な方は、こんな方法もあります。
練り消しを小さな袋やラップに包んで、ズボンやパーカーのポケットに10分〜20分入れておくだけ。
体温でじわじわ温められて、取り出した頃にはずいぶん柔らかくなっているはずです。
何かをしながら待てるので、忙しいときにも向いている方法ですね。
うっかり防止のための注意点
そのままポケットに入れると、繊維がくっついたり、最悪洗濯してしまったり…なんてことも。
必ず袋やラップで包んでから入れるようにしてくださいね(うっかり洗濯したときの絶望感、想像するだけで震えます)。
方法③新しい練り消しを少しだけ混ぜる
少し荒技ですが、効果は抜群。
硬くなった練り消しに、新品の練り消しをほんの少しちぎって混ぜ込む方法です。
新しい方の柔らかさと油分が、硬い方に移ってくれるイメージ。
全部買い換えるよりお得ですし、お気に入りのメーカーのものを延命させたいときにも使えます。
ただし、メーカーや種類が違うものを混ぜると質感が変わってしまうことがあるので、できれば同じものを使うのが理想ですよ。
方法④ぬるま湯で軽く温める
もっと早く柔らかくしたい方は、ぬるま湯を使う方法もあります。
練り消しをジップロックなどの密閉できる袋に入れて、30〜40度くらいのぬるま湯に5分ほど浸けるだけ。
取り出したら水気をしっかり拭いて、手で軽く揉んでなじませれば完成です。
短時間でかなり柔らかくなるので、急いでいるときに便利ですね。
水温で失敗しないコツ
ここで気をつけたいのが、熱湯は絶対NGということ。
練り消しの素材が変質してしまったり、最悪溶けてベタベタになることもあります。
お風呂のお湯くらいのぬるさが目安ですよ。
方法⑤ドライヤーで軽く温める
ドライヤーの温風を使う方法もありますが、これは少しコツがいります。
遠めの距離から、弱風で、数秒ずつ様子を見ながら当てるのがポイント。
近づけすぎたり長時間当てたりすると、表面だけ溶けてベタベタになってしまうことがあります。
少し温めては手で揉む、を繰り返すと安全に柔らかくできますよ。
絶対にやってはいけないNG行動
復活方法と同じくらい大事なのが、「やってはいけないこと」を知っておくこと。
よかれと思ってやったことで、練り消しを完全にダメにしてしまうこともあるので要注意です。
電子レンジでの加熱は危険
「温めればいいなら電子レンジが早いんじゃ?」と思った方、ちょっと待ってください。
電子レンジでの加熱は、練り消しが溶けたり、最悪発火する危険性もあるので絶対にやめてください。
素材の性質上、急激な加熱は本当に危ないんです。
早く柔らかくしたい気持ちはわかりますが、ここは焦らずいきましょう(時短のつもりが大惨事、なんて避けたいですよね)。
熱湯や直火の近くもNG
ぬるま湯はOKですが、熱湯はダメ。
ストーブやコンロの近くに置いて温めるのも、溶けたり変形したりするのでNGです。
あくまで「人肌〜お風呂くらいの温度」が安全圏ですよ。
水で洗うのもおすすめできない
汚れた練り消しをきれいにしたくて水洗いする方もいますが、これも基本的にNG。
練り消しは水分を吸うと逆にベタついたり、ボロボロ崩れたりしてしまうことが多いんです。
ぬるま湯で温めるときも、必ず袋に入れて中に水が入らないようにすることが大事ですよ。
復活が難しいパターンも知っておこう
ここまで復活方法を紹介してきましたが、残念ながらどうしても復活が難しいケースもあります。
- 触ってもまったく変形しないほどカチカチに固まっている
- 表面がボロボロ崩れて粉状になっている
- 真っ黒に汚れて、油分も完全に飛んでいる
- 何年も放置されていて、素材自体が劣化している
「ちょっと硬いかな」くらいの早い段階で対処するのが、復活成功の一番のコツかもしれませんね。
私も以前、お気に入りのMONO練り消しがカチカチになって、最初はドライヤーで温めようとして表面だけドロドロにしてしまった失敗があります(あのときの「あ…やっちゃった」感、忘れられません)。
その後は手で地道に揉む方法に切り替えたら、10分くらいで本当にふわふわに戻って感動しました。
今では「硬いな」と思ったらすぐポケットに入れる癖がついています。
硬い練り消しは諦めずに試してみる価値あり
硬くなった練り消しは、手の体温で揉む・ぬるま湯で温める・新しいものを混ぜるなどの方法で、ふわふわに復活できる可能性が十分にあります。
電子レンジや熱湯など急いで温めようとする方法は逆効果なので、じっくり優しく温めるのがコツ。
完全にカチカチになる前の「ちょっと硬いかも」のタイミングでケアしてあげると、お気に入りの練り消しを長く使い続けられますよ。
お気に入りの練り消しがまた使えるようになったら、絵を描く時間ももっと楽しくなりますよね。
新しいのを買う前に、まずは一番簡単な「手で揉む」から試してみてはいかがでしょう?
案外あっさり復活して、「もっと早くやればよかった〜」なんて思うかもしれません。
それだけでお気に入りが戻ってくるなら、ちょっと手を動かしてみる価値はありそうですよね。
