マークシート用鉛筆の違いは3つだけ!子どもの試験に普通の鉛筆で大丈夫?

子どもから急に「マークシート用の鉛筆がいるから買っといて」と言われて、文房具売り場で立ち止まってしまった…そんな経験ありませんか?

パッケージを見比べても、普通のHB鉛筆と何が違うのかいまいち分からないし、値段もちょっと高い。

本当に専用品じゃないとダメなのか、家にあるHBで済ませて大丈夫なのか、判断に迷いますよね。

この記事では、マークシート用鉛筆と普通の鉛筆の違いを3つにしぼってお伝えして、子どもの試験で困らない選び方・本数・削り方までまるっとまとめました。

読み終わるころには「これさえ用意すれば大丈夫」と肩の力が抜けるはずです。

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マークシート用鉛筆と普通の鉛筆の違いは芯・消しやすさ・無地の3点で専用品3本あれば安心

まず最初にお伝えしたいのは、マークシート用鉛筆と普通の鉛筆の大きな違いは「芯の粒子と濃さ」「消しゴムでの消しやすさ」「軸が無地仕様」の3つだということ。

家にあるHB鉛筆でもマーク自体はできますが、子どもの大事な試験で「読み取りエラーが起きたら…」「持ち込みNGになったら…」という不安を消したいなら、専用品を用意してあげるのが一番ラクで失敗が少ない選択です。

用意する本数の目安は3〜6本くらい。

共通テストや資格試験でも、3本机に出して残りを予備にしておけば落としても折れても困りません。

マークシート用消しゴムも一緒に持たせると、より安心して試験に集中できます。

「親としてできる準備はちゃんとできた」と思える状態が一番大切なので、焦らず一つずつ確認していけば大丈夫ですよ。

我が家でも最初は「普通の鉛筆でいいでしょ」と思っていたんですが、文房具店で実物を見比べたら芯の質感や軸の仕様が全然違って驚きました。

気持ち的にも「これで大丈夫」と思える安心感が、子ども以上に親に必要だなと感じています。

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マークシート用鉛筆が選ばれる理由は機械の読み取りと専用設計にあり

そもそもなぜ「マークシート用」という鉛筆が存在するのか。

答えは、マークシートを採点する機械の仕組みに合わせて作られているからです。

普通の鉛筆との違いを知ると、専用品を選ぶ意味がストンと腑に落ちます。

マークシートは光の反射を読み取って採点している

マークシートの答案用紙は、専用の読み取り機(OMRやOCRと呼ばれる装置)に通されて採点されます。

この機械、実はマークされた箇所に光を当てて、その反射の強さで「塗られているか」「塗られていないか」を判断しているんです。

鉛筆の芯は黒鉛と粘土を焼き固めたもので、黒鉛(炭素)が光をしっかり吸収してくれます。

だから機械は「ここは黒く塗られている=マークあり」とはっきり認識できる仕組み。

逆に、薄すぎたり、光が反射しすぎたりすると、塗ったつもりでも読み取られない可能性が出てきます。

(機械が光で読んでるなんて、言われてみないと知らない世界ですよね…)

シャーペンの芯が向かないと言われる理由

「シャーペンじゃダメなの?」と思う親御さんは多いと思います。

実はシャーペンの芯は、粘土の代わりにプラスチックを混ぜて作られていて、同じ「HB」でも鉛筆より硬く、光を反射しやすい性質があります。

そのため、塗ったところがテカって見え、機械が「マークなし」と判断してしまうリスクがゼロではありません。

さらに芯が細くて硬いので、マークシートの紙を凹ませてしまい、これも読み取りミスにつながりやすいんですね。

大学入学共通テストでは、解答用に黒鉛筆(H・F・HB)を使うよう公式に求められていて、シャープペンシルでマークすると読み取れない可能性があると明記されています。

英検やTOEICでは「HBの黒鉛筆またはシャープペンシル」と両方OKとされていますが、塗りつぶしの速さ・確実さを考えると、マークは鉛筆で行うのが無難という声が多めです。

マークシート用鉛筆だけにある3つの工夫

普通の鉛筆との違いを、もう少し具体的に見ていきます。

マークシート用鉛筆には、塗りやすさと読み取りやすさのための工夫が3つ詰まっています。

芯の粒子が均一で軽い力でも濃く塗れる

マークシート用鉛筆は、芯の材料を細かく均一な粒子にしてあって、さらに特殊なオイルを配合しているものが多いです。

これによって、軽い力でも濃くムラなく塗れて、芯の減り方もゆっくり。

1問1問しっかり塗りつぶす作業を100問単位で繰り返しても、芯先が崩れにくく安定したマークができるよう設計されています。

筆圧が弱いお子さんでも「塗ったつもりが薄かった」というトラブルが起きにくいのは、地味だけど大きなメリットです。

消しゴムで消しても跡が残りにくい

マークシートで意外と怖いのが「消し跡」。

せっかく消したつもりでも黒い跡が残っていると、機械が「両方マークされている」と誤読する可能性があります。

特に2Bなど芯のやわらかい鉛筆は、消し跡が残りやすい傾向があると言われています。

マークシート用鉛筆は、消しゴムできれいに消える配合になっていて、紙にも黒鉛が残りにくい設計。

プラスチック消しゴムとの相性も計算されています。

軸が無地で英文字や格言が入っていない

ここ、見落としがちなんですが大事なポイントです。

マークシート用鉛筆の多くは、軸に英文字や和歌・格言などが印刷されていない「無地仕様」になっています。

なぜかというと、大学入学共通テストなど一部の試験では「和歌・格言等が印刷されているもの」が持ち込み不可とされているから。

普段使いの鉛筆だと、メーカー名や英単語、励ましの言葉などが書かれているものが意外と多くて、それが試験会場で引っかかる可能性があるんです。

「太宰府天満宮で買った合格祈願鉛筆」も、菅原道真の和歌が書かれているタイプは共通テストでは使えません。

お守りとしてカバンに入れておくのはOKでも、机の上には出さない方が安心です。

実際に文具コーナーで並べて見比べてみたら、マークシート用は軸が真っ白で本当にロゴ以外なにも書かれていなくて、これなら試験官にチェックされても堂々と置けるなと感じました。

普通のuni鉛筆と並べると違いが一目瞭然なんですよね。

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試験ごとの規定とおすすめ商品 失敗しない準備の具体例

「うちの子が受ける試験ではどれを買えばいいの?」という疑問に答えていきます。

試験の種類によって細かいルールが違うので、まずは受験票や試験案内を確認するのが一番ですが、目安として代表的な試験のルールをまとめました。

共通テストや英検など主要な試験の鉛筆ルール

それぞれの試験で公式に求められている筆記用具は、次のとおりです。

試験 使える鉛筆の濃さ シャーペン 主な注意点
大学入学共通テスト H・F・HBの黒鉛筆のみ マークには使用不可(計算・メモのみ可) 和歌・格言入りNG、無地推奨
英検 HBの黒鉛筆 HBであれば使用可 サインペン・ボールペン等は不可
TOEIC HBの鉛筆 HBであれば使用可 塗りつぶしは鉛筆が速いとの声多数
高校受験・模試 学校・主催者の指定に従う(HB〜Bが目安) 指定による 必ず受験案内を事前確認

特に共通テストはH・F・HB以外は使用不可とされているので、「念のため2Bにしておこう」は逆効果です。

2Bは芯がやわらかすぎて消し跡が残りやすく、機械の誤読を招くリスクがあるとされています。(「濃い方が読み取られやすい」と思いがちですけど、濃すぎるのもダメなんですね…)

三菱・トンボ・ステッドラーの主要3メーカーの特徴

文房具売り場で見かけるマークシート用鉛筆の代表は、この3メーカー。

それぞれ少しずつ特徴が違います。

三菱鉛筆 ユニ マークシート用鉛筆

「uni」でおなじみの三菱鉛筆。

マークシート用鉛筆は超微粒子配合技術で作られていて、濃くきれいにマークでき、芯の硬度が均一なのが特徴です。

3本入りの無地パックは販売時から先が削られていて、キャップも付いているので、買ってそのまま試験会場に持っていけるのが嬉しいところ。

トンボ鉛筆 モノ マークシート用鉛筆

「MONO」消しゴムでおなじみのトンボ鉛筆。

マークシート用鉛筆も超微粒子芯を採用していて、紙への定着がよく、こすっても汚れにくい設計。

鉛筆3本・MONO消しゴム・ミニ削り器が透明ペンポーチにまとまったセットも販売されていて、これ1つで試験準備が完結します。

ステッドラー 試験用鉛筆

ドイツの製図用鉛筆メーカー、ステッドラー。

高級製図用鉛筆「マルス ルモグラフ」と同じ芯を使っていて、粒子が細かく紙への定着がよいのが特徴です。

日本製と比べてやや硬めで、芯の減りが少ない傾向があるそう。

販売時は削られていないことが多いので、自宅で削ってから持たせる必要があります。

迷ったら、削り済みでキャップ付き・無地仕様の三菱かトンボのセットを選んでおけば、まず失敗しません。

価格もどちらも数百円台で買えるので、コスパも安心です。

本数の目安と削り方 当日困らないための準備

「何本買えばいいの?」という疑問は、子育て世代あるあるです。

用意する本数は3〜6本が目安

試験中に机の上に出しておくのが3本、残りを予備として筆箱に入れておくと、落としたり折れたりしても慌てずに済みます。

マークシート用鉛筆は3本パックで売られていることが多いので、2パック買って6本準備しておくと心強いです。

  • 机上に出す:3本
  • 予備:3本(筆箱の中)
  • マークシート用消しゴム:1〜2個
  • 鉛筆削り(共通テストは大型・電動・ナイフ類は不可)

芯先は尖らせすぎず少し丸めるのがコツ

普通に鉛筆削りで削った後、画用紙やマークシート練習用紙で少し塗ってみて、芯先を「少し丸める」くらいがマークの塗りつぶしに最適とされています。

理由は単純で、尖った芯だと一点ずつしか塗れないのに対し、少し丸い芯だと一塗りで広い面積を塗れるから。

試験本番の時間短縮にもつながります。

それと意外と多いのが、削った後に芯の中で折れているケース。

削ったらそっと指で触れて、ぐらつかないか確認してから筆箱にしまうと安心です。

マークシート用消しゴムを一緒に持たせる効果

鉛筆だけでなく、マークシート用消しゴムも一緒に用意してあげると、もうワンランク準備が整います。

普通の消しゴムでもマークは消せますが、マークシート用は細長くて細かい箇所を消しやすく、一気に他の解答欄まで消してしまう事故を防げる形状です。

トンボのMONO消しゴム(ケースに英文字なし)、三菱のマークシート用消しゴムなどは、試験持ち込みでも問題ない無地仕様なので、子どもに持たせるならこのタイプが安心です。

うちでも模試前に普通の消しゴムとマークシート用を試させてみたら、子どもが「細い方が変なところまで消えなくていい」と言っていて、なるほどなと。

試験中の小さなストレスを減らせるのは大きいなと感じました。

これだけは避けたい失敗例3つ

最後に、よくあるうっかり失敗を3つだけ。

これさえ知っておけば、当日のトラブルはほぼ防げます。

共通テストに2B鉛筆を持たせてしまう

「マークシートだからB系の方がいいかな」と思って2Bを買ってしまうケース。

共通テストでは2Bは使用不可とされています。

芯がやわらかくて消し跡が残りやすく、読み取り機が誤認する可能性があるからです。

共通テスト向けには必ずH・F・HBから選んでください。

合格祈願の格言入り鉛筆を会場に持ち込む

ご利益を願って太宰府天満宮や受験神社で買った合格鉛筆。

気持ちはとっても素敵なんですが、和歌や格言が印刷されているタイプは共通テストの持ち込み規定でNG。

机の上に出さず、お守りとしてカバンの中にしまっておくのが正解です。(せっかく買ってあげたのに…ってなりますよね。

でも、お守りはお守りで力を発揮してくれるので大丈夫です)

シャーペンだけで試験に挑む

普段シャーペンしか使わない高校生に多いパターン。

マークシートに直接シャーペンで塗ると、芯の硬さや反射の問題で読み取りエラーの可能性があると指摘されています。

共通テストはマークがシャーペン不可なので、必ず鉛筆を準備してください。

英検・TOEICはシャーペンOKとされていますが、塗りつぶしの速さでは鉛筆の方が有利という声が多めです。

マークシート用鉛筆の違い3点と準備のまとめ

ここまでお伝えした内容を、もう一度シンプルにまとめておきますね。

マークシート用鉛筆と普通の鉛筆の違いは「芯の粒子と濃さの均一性」「消しゴムでの消しやすさ」「軸が無地仕様」の3点。

普通の鉛筆でもマーク自体はできますが、安心感と試験ごとの規定を考えると、子どもには専用品を用意してあげるのが一番ラクで失敗の少ない選択です。

  • 用意する本数:3〜6本(机に3本+予備3本)
  • 濃さ:多くの試験はHBが無難、共通テストはH・F・HBから
  • セット:マークシート用消しゴムと鉛筆削りも一緒に
  • NG:2B以上の濃さ・和歌や格言入り鉛筆・印字入り筆記具
  • 必ず受験票・試験案内で当日のルールを再確認
迷ったときは、三菱uniかトンボMONOの「マークシート用鉛筆セット」を1つ買っておけば、鉛筆・消しゴム・削り器がまとめて揃って心強いです。

子どもの試験を支える親の準備にそっと一押し

ここまで読んでくださったということは、お子さんの試験を本気で応援したい親心がしっかりある証拠ですよね。

マークシート用鉛筆って、突き詰めると数百円の文房具なんですが、子どもが試験会場で「あ、お母さんが用意してくれた鉛筆だ」と手に取った瞬間、その小さな安心感が背中を押してくれることもあるんじゃないかなと思います。

完璧な準備じゃなくていいんです。

HBの鉛筆を3〜6本、マークシート用消しゴム、削り器。

これだけ揃えて、受験票でルールをもう一度確認して、あとは「ちゃんと用意できたよ」と笑顔で渡してあげる。

それだけで、お子さんも親自身も、ずっと落ち着いた気持ちで本番を迎えられたら素敵だなと思います。(冷凍餃子の夜があってもいい、休む日があってもいい。

準備した自分をちゃんと褒めてあげてくださいね)

我が家でも、削った鉛筆を1本1本キャップにしまいながら「これで大丈夫」と自分にも言い聞かせていた記憶があります。

子どもの試験ですが、親も一緒に深呼吸できる準備時間だなと、今になって思います。