みなさんは、子供と一緒に買い物に行って困ったことはありませんか?
「おもちゃがほしい~」
「おかしかって~」
とねだられて無茶をいって「今日は買いませんよ!」というと、お店の中でゆかに転がって火がついたように泣き出す…
周りの人からは白い目で見られるし、だからといって子どものほしいものを買ってあげるのは、甘やかしているようにも思えるし。
わがまま勝手な子供に、もう日々がイライラも限界です。
わたしのところも大変で、子どもと一緒に買い物に行くのがおっくうで、とてもストレスでした。
そんな悩みを抱えていたときに、わたしがやってみて成功した、今でも続けている「子供のわがまま対処法」について、詳しく見ていきましょう。
子供と買い物に行く前に!今日のやくそくごとの決め方
まず、お出かけ前に今日の目的を自分の中で決めます。
- おかしを一個だけ買うのか
- おもちゃを一個だけ買うのか
- それとも今日は何も買わないのか
子供との買い物前に子供としっかりと約束をする
ママさんが今日のめあてを決めたら子供に話すのですが、話すタイミングが大切なポイントになります
必ずお店に入る前にしてください
ただ、お店に入る前と言っても
- お買い物に行くよと声を掛けて、玄関を出るときとか
- 車でお店の駐車場についたときとか
- お店の扉を開ける前など
ですから、そのタイミングをママさんが選んでお話をします。
子供の顔を正面から見えるようにして
「今日は、おかし(おもちゃ)を一個だけ買ってあげるからね」
「今日は、何も買わないからね」
というようにママさんの決めたことをお話します
子供と買い物に行くとき!どうしてお店の中に入る前に話した方がいいの?
どうしてお店に入る前にお話をするのかというと。
お店に入ってしまったら、子どもの目の前にはいろんなものが並べてあります。
いろいろなものを目の前にして、子どもの頭の中はキラキラです。
ママさんの声がけが耳に入らないのです。
ましてや、子どもがほしいものを見つけてしまった後では、目の前にある、ほしいもののことだけしか考えられません。
そのような場面で「買わないよ」と話されても、子供の気持ちは
- ほしいものが目の前にあるのにどうして自分のものにならないのかがわからずに
- パニックになってお店の中でひっくり返る
ですので、いろんなものが子供の目に入る前に、子供も覚悟を決める必要があるのです。
子供との買い物前に子供と約束をするときは必ず納得させる
ママさんが話しただけでは、子どもが理解しているのかどうかがわかりません。
ですので、必ず
「わかった?」
「うん」
このやりとりをしてください。
これで、子どもの中にも今日の目的や覚悟ができます。
- 「今日はお菓子(おもちゃ)を一個買ってもらえる」
- 「今日は何も買ってもらえないからがまんする」
我が家でも、試行錯誤した結果行きついたこの方法を実践することで、子供がお店の中でわがままを言ってイライラ…といったことが格段に少なくなりましたよ。
子供と買い物に行ってもついてこない!探すのが大変でイライラするとき
子どもと一緒に買い物に行くと、もう一つ困ったことが良く起きます。
それは「子どもが勝手に動き回ってついてこない」という問題です。
ママさんとしては、買い物中はおとなしく一緒についてきてくれるのが一番嬉しいですよね。
ですが、子どもは好奇心が旺盛なので、色々なものが置いてあるお店では全てが興味の対象になります。
店内に入った途端にダダーっと走り出してしまう子もいます。
そうなるとママさんは、自分の買い物をするよりも子どもを追いかけることが仕事になってしまいますね。
こんな時は、子どもに一緒にお買い物を手伝ってもらう提案をしてみましょう!
「今日はにんじんを買いたいんだけど、どこにあるかな?」と子どもににんじんを探してもらいます。
にんじんが見つかったら、「よく見つけてくれたね!ありがとう!」と子どもを褒めてあげてください。
その日のご飯の時には、「今日○○ちゃんが探してくれたにんじん、すっごくおいしいね」と子どものできたことをもう一度褒めるのもオススメです。
子どもはママに褒められるのが大好きです。
子どもには成功体験が大切なので、最初はひとつから始めるくらいの気持ちで行きましょう。
小さなカゴがあれば、子どもに持ってもらってもいいでしょう。
通常の買い物カゴなら、ママと子どもが一緒に持ってもいいですね。
「大人と同じことをする」というのも、子どもは大好きです。
ママにとっては時間がかかってしまいますが、時間や気持ちに余裕があるときだけで大丈夫ですよ。
子どももお買い物の練習をすることで、
- お店は遊ぶところじゃない
- 買い物をするところなんだ
これと合わせて、先ほどの「子どもとの約束」もやっていくと更に効果的です。
- 買うものしか触っちゃいけないよ
- ママが言うものだけかごに入れてね
- 歩くときはママと手をつないでね
約束が守れたら、大げさなくらいに褒めてあげることも忘れないでください。
できなかった場合は、買い物は中断します。
再度約束ができてから再開してくださいね。
子どもがお買い物に参加できるようになると、自分から今日買うものがどこにあるかを探すようにもなります。
子どもの頼もしい姿が見られると、ママも頑張ってよかったと思えますよ。
子どもがこの買い物のお手伝いに慣れるまでは、なかなか骨が折れる練習になることもあります。
子どもがいるとどうしても買い物が難しいのであれば、
- パパさんの休日にまとめ買いする
- ネットスーパーを利用する
などの方法で乗り切ることもできますよ。
子供がすぐいなくなるのはなぜ?迷子にならないためにできること
買い物中、大人がたった一瞬目を離したすきに、近くにいたはずの子どもを見失ってしまう。
こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
レジで支払いをしたり、兄弟を目で追っていたほんの数秒の間に子どもの姿が見えなくなったら。
私だったら血の気が引いてパニックになってしまうでしょう。
買い物中に子どもが急にいなくなってしまう理由
子どもが急にいなくなってしまう原因は、子どもと大人の目線の違いにあります。
一度、子どもの目線の位置で周りを見渡してみてください。
家の中でも大丈夫です。
普段私たちが見ている世界とは全然違って見えるはずです。
いろんなものが高く積み上げられたお店の中は、どこも同じように見えてしまいます。
これでは迷子になってしまうのも無理はありません。
逆に、低い視点の狭い世界を見ていると、子どもの興味をひくものも多いことがわかります。
お店の床に落ちている小さなシールや棚の隙間など。
子どもは新しいものが好きなので、目に入ったもののところに飛んで行ってしまうんですね。
ママの姿が見えなくなると、ママを探して走り出してしまうということもあります。
実際は近くにいるのに、「急にママがいなくなった!」と思って探しに行ってしまうのです。
このような理由で、子どもの姿を見失ってしまうことになるのですね。
買い物中に子供が迷子にならないために普段からできること
子どもを見失っても、大きくないお店の中だとすぐに見つかることも多いでしょう。
ですが、道路や川の近くだったり、人ごみの中で見失ってしまっては大変です。
子どもが迷子にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。
最近は、子ども用のハーネスなどもあります。
ですが、物理的に解決するよりも、普段からの親子のコミュニケーションの方が大切なのです。
日常で取り入れられる、子どもの迷子を防止するための4つの方法をご紹介しますね。
子どもの迷子を防止する方法①初めて行く場所は下調べをしておく
めての場所は、大人も子どもも勝手がわかりません。
どのくらい広い場所なのか、どこに何の売り場があるかを事前に知っておきましょう。
そうすると、お菓子売り場など子どもが行きたくなるところの目星が付けやすくなります。
子どもの迷子を防止する方法②はぐれた時の集合場所を決めておく
いつも行っているお店なら、
「ママが見えなくなったらここに来てね」
と約束しておくと子どもも慌てずにすむでしょう。
子どもの迷子を防止する方法③お店の人に助けを求めるように教える
「迷子になってしまったら、名札を付けた人に伝えてね」
と事前に約束をしておきましょう。
子どもの迷子を防止する方法④親子でわかりやすいグッズを身に着ける
お互いに遠くからでも見て分かりやすいものを身に着けてみましょう。
迷子になったときにも、子どもの特徴を伝えやすくなります。
以上の方法で、子どもが完全に迷子になってしまうことを防ぎましょう。
一番いいのは、外出時は子どもから絶対に目を離さないことです。
ですが、それが難しい場合も多いのも事実です。
子どもがもし迷子になってしまったとき。
どういう行動をとればいいのか普段から教えておくことが大切ですよ。
子供と買い物に行くとイライラのまとめ
お店を出たら、「約束守れたね~^^」と言った感じでほめてあげてください。
子供も「ほめてもらえるから、次のときもがんばろう!」っていう気持ちにつながりますよ。