2歳の我が子の偏食がひどい!?改善させるためにできること

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子供の食べる姿って、なんだかとっても可愛いですよね。

そしてママたちは、なによりも子供の栄養バランスや食べやすさなど色々気を配って、ご飯作りをしていますよね。

そうやって自分が頑張って作ったご飯を子供が美味しそうに食べてくれると、さらに嬉しいですよね?。

なのに、

「あれ?最近、突然食べなくなった・・・」
「最近好き嫌いがでてきて、自分の好きなものしか食べてくれなくなった」

などという感じで、「ある日突然、偏食が始まる」ということ、多いみたいです。

うちの2歳の子も、突然その「偏食」が始まりました。

自分の好きなものばっかり食べて、嫌いなものを食べてくれなくなって、日によっては「今日の晩ごはん、何を食べたの?」というくらい、ひどいものでした。

そうなってくると「栄養面は大丈夫なの?」などと、いろいろ心配になりますよね。

そこで今回は、そんな2歳の子供の偏食について、詳しく見ていきましょう。

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子供の偏食には原因がある!2歳児の食事の偏り傾向とは?

「せっかく作ったのに、全然食べてくれない…」
「味の濃いもの以外食べないなどの偏食っぷり」

親としてかなり心配になりますよね。

私が思ったこともいくつかありますが、ほかにもいくつか原因があるんです。

偏食になる原因

★2歳は好き嫌いが始まる時期
もともと2歳くらいになると、好きと嫌いの判別をするようになってくる歳なんです。

味覚もより発達してきて、自己主張も強くなります。

なのでこれは好き、これは嫌!という判別をするようになります。

★本能的なもの
このくらいの年齢だと、まだ食体験が少ないですよね。

小さい時ほど食べるものが、生死や成長に直接関わるため、食べても大丈夫なのかどうかを本能で判断しているのだそうです。

元々赤ちゃんには「生まれながらに好き嫌い」があって、その中でも一番喜ぶのが甘味なんだとか。

糖分って泣いたり動いたりなどのエネルギー源なので、「生きていくのに必要な味」として自然に好むようになっているそうです。

なので、食に関する体験がまだ少ないこの時期は、本能的な感覚によって食べ物に対する「好き・嫌い」が大きく左右されるんですね。

★味の濃いものやステップアップした食事にまだ慣れていない
これは私が感じたことです。

日本では、3歳までの子供にあげる食事の味付けは「なるべく薄くすること」を推奨していますね。

私は国際結婚をしており、旦那は海外の文化で育っています。

旦那の文化的には、小さいうちから甘いものや味の濃いものは、割と与えていたりする感じなのです。

確かに旦那の周りの家族をみると、1歳未満でアイスやチョコレートを食べていたりする子が多いです。

でも旦那は、日本人である私と考えが一緒です。

小さいうちは、内臓の発達もまだまだ未熟なので、味の濃いものを最初は避けていました。

更に、味の濃いものを覚えてしまうと、薄い味では満足しないので受け付けてくれなくなるという事も懸念していました。

なので特に上の子には元々味の濃いものをあまりあげないように気をつけていました。

ジュースも時々あげる程度で、必ず水で薄めたものをあげていました。

1歳半になり、「そろそろ、もう少し普通の大人が食べるようなご飯に慣れていってもらいたい」と思い、私や旦那が食べるものに近いものをあげ始めました。

ですが、濃い味や食感に慣れておらず食べなくなってしまったんです。

そういった「味の変化や食感」に慣れていなくて、しばらく食べないケースもあると思います。

でも実際に、早くから味の濃いものは控えたほうがいいです。

娘の従姉妹は1歳未満からお菓子や甘いものをもらっていましたが、まずミルクを拒否するようになっていました。

「塩のついた味の濃い肉」なんかも早くからデビューしていたので、娘よりも既に慣れていて問題なく食べていました。

問題なく食べてくれるのはいいですが長い目で見ると生活習慣病などのリスクも逆にあるので、時期になってから少しずつ始めていくことをお勧めします。

そうなると逆に味の濃いものしか受け付けてくれず、その部分において両親が悩んでいました。

慣れていなくて食べなくても、少しずつステップアップしていけば、食べられるようになるときがきます。

  • 少しずつで味付けを濃くしたり
  • 食材も細かくせず大きめに出してみたり
と挑戦してみたらいいと思います。

★お菓子のあげすぎ
2歳になると、食べれるお菓子の種類も増えてきて、「欲しい」という要求も強まりますよね?

あなたはそんな子供に対して、しっかり時間と分量を決めて、それ以外の時は「ダメだよ?」と断れていますか?

「しょうがないな・・・」と、ついついあげていませんか?

もしくはご飯を食べてくれないから、お腹が空いているんだなとお菓子をあげちゃっていたり。。。

これだと悪循環になってしまいます。

お菓子とはそもそも「子供が食事で摂取した分で足りなかった部分を補うもの」です。

「お菓子>ご飯」になってしまうと、もちろんご飯を食べなくなってしまいます。

お菓子を我慢させるだけでも、食べる量が全然変わりますよ。

ご飯をちゃんと食べたら、お菓子を与えてもいいと思います。

でもコントロールしないと、今度は夕飯を食べてくれないなどに繋がってしまいます。

トイレトレーニングを始めた時や、嫌がることにやる気を出させるために、お菓子を与える事もありますよね。

でもそういう時は「一口サイズを一回分」などとして、しっかり分量を決めて少なめにあげましょう。

★味や匂い、食感にこだわりを持ち始める
「2歳になると、好き嫌いがはっきりする」と書きましたが、味や匂いや食感に対するこだわりが強くなります。

うちの上の子の場合ですが、

  • 煮物などのじゃがいもやひき肉
  • ボソボソした細かいもの
を嫌がります。

小さく四角形にしても、器用に綺麗に避けます。笑

ひき肉も口に入れますが、手でひき肉だけ出します。

でもハンバーグにしてしまうと食べるんです。笑
不思議ですね…。

じゃがいもも、フライドポテトなら食べるんです。

何かしらの「本人のこだわり」があるのが、はっきりとわかります。

なので味云々というよりも、食感自体が嫌な事も多いみたいですね。

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子供の偏食は年齢とともに治っていくもの!どう見守っていけばいい?

子供の偏食が続くと、栄養面も心配だし、食べてもらえずガッカリしたりイライラにも繋がりますよね。

でも次第に治っていくので大丈夫です。

でもやっぱり気になる、栄養面のことなどなど

私の子供の場合のことも参考にしてお伝えしていきたいと思います。

栄養面は大丈夫なのか不安

やっぱり最初に、この「栄養面は大丈夫なの?」という部分において、安心しておきたいですよね。

まず「○歳までは大丈夫」という科学的根拠があるわけではないようです。

そういった目安がないので、食べないのをずっと放置というのはやはり心配ですね。

私たち大人にも、こんな経験ありますよね?

「子供の時はこれが嫌いだったけど、大人になったらいつの間にか食べれるようになった」という経験。

私自身で言うと、子供のころはチーズやはんぺんが苦手でした。

でも大人になってからは、全然普通に食べられます。むしろ大好きです。笑

でも子供のうちに、すぐ食べれるようになったわけではありません。

なので、つまり「食べれるようになるまで多少時間がかかる物もある」んだと思います。

その期間の長さ的に、栄養面が尚更心配になるかもしれませんが、食べられない食材のことだけを気にする必要はないんです。

食品を「栄養素ごとに分けたグループ」で考えるといいようです。

食べ物は「6つの基礎食品群」に分けられ、同じ食品グループの食べ物であれば、ほぼ同じ栄養を含んでいます。
基礎食品群グラフ(政府統計の総合窓口)

例を出すと、同じ緑黄色野菜グループであれば、ピーマンがダメでも人参で補うとか。

同じグループのものを食べれていれば、栄養的には摂取できちゃっているんですね。

うちの子の場合の変化

我が家の上の子の話になりますが、1歳少し前から 1歳半頃まではベビーフードに頼っていました。

というのも下の子を妊娠しており安静指示だったので、離乳食を作ることが困難だったからです。

ときどきベビーフードとご飯は別で食べさせていましたが、味を薄めるためにもご飯と混ぜてあげることが多かったです。

栄養面の心配はありませんでしたが、柔らかいご飯に慣れていたので「早く大人が食べるものに近づけていかないとな」と焦りはありました。

子供を出産してしばらくして落ち着いた1歳半頃、ようやく普通のご飯とおかずを作ってあげるようになりました。

割と普通に最初は食べてくれて順調でした。

最初はご飯にかけて食べれるものをなるべく作っていたからかもしれません。

キャベツやレタスなどの野菜は、慣れていなかったのでやはり嫌がりました。

でも卵焼きが大好きで、よく食べてくれました。

野菜は人参などを小さくして、料理に混ぜてあげたりもしていましたね。

それが2歳入ってすぐ、出したものを残すようになり、なかなか食べてくれなくなったんです。

急にです。

「これなら食べるだろう」と思って出しても「いらない」といって残しました。

このときは「もう食べてくれないんじゃないか?」と、本当に悩みました。

  • 栄養面でダメなんじゃないか?
  • 私の力不足なんだろうな
とかなり落ち込みました。

でも私なりに工夫したことがあります。

根気強く食べなかったものを再び出すようにする
食べてくれなさすぎると「もうこれは作らない!!」と思ってしまいますね。
「でもそのまま食べる機会をなくしてしまって、嫌いなままにならないようにしてあげたい」と思い、日にちをあけてまた同じものを出すようにしていました。

★味付けや見栄えを変える
2歳になったとたんに、大好きだったあの卵焼きですら食べなくなったんです。

なので

  • ダシで味付けしてみたり
  • 砂糖にしてみたり
と、いろいろ試しました。

ウインナーを全然食べてくれていなかったので、タコさんにしてみたり、人参も星型にしてみたり。

ジャガイモもなかなか食べてくれなかったので、アンパンマン形をしたのポテトをあげてみたりしました。

すると、だんだんと多少は食べてくれることが増えました。

お皿を変えてみたりもしました。

でもやっぱり、しばらくは残す日々が続きました。

★ママやパパが美味しそうに食べるのを見せる
子供が食べる前に先に食べて、「美味しいよ」と大袈裟にリアクションして、一緒に食べてみようと誘ってみました。

最初は拒否されましたが、最近では食べてくれない時にこの方法で、食べくれることも増えてきました。

★たまに私が食べさせてあげる
うちには下の子がいて、その子はまだ1人では食べれません。

なので私がその子にあげている姿を見て「自分も食べさせて欲しい」と寄ってくるときがあります。

実はあんなに避けるじゃがいもなんですが、私が食べさせる時は食べてくれます。

自分で食べる時は、あんなに綺麗に避けるのに…。笑

あまり食べてくれなかった時期は、下の子が食べているものは欲しがったので、そのときに一緒にあげていました。

なので多少は安心できました。

もちろん「先に上の子に出して、まったく食べてくれなかったときのみ」です。

じゃないとお腹いっぱいになってしまい、きちんと自分に出されたご飯をたべてくれなくなってしまいますからね。

★とにかく褒めてあげる
少しでも食べることができたら、とにかく褒めて子供のモチベーションを上げてあげましょう。

うちの子も

  • 「すごい、上手に食べれているよ!」
  • 「これ全部食べれたね!」
というと、全部食べることが嬉しかったり、もっとスプーンをうまく使ってみせようとしたりあひてくれます。

そして、その流れに乗って食べてくれるようになりました。

気づいたら完食することが増えて、あんなに食べなかったレタスやキュウリ、トマトなどの野菜を食べてくれるようになっていたんです。

そのときは、本当に嬉しかったです。

私が野菜を食べていたら、本人が興味を持ち始めて、あげてみたら食べてくれたんです。

逆にちょっとしたことで叱ってしまったり子供の気分を損ねると、「もう食べたくない!」と言ってしまうこともありました。

  • 気持ちを上げてあげること
  • 楽しい雰囲気を作ってあげること
は、とても大事です。

ですが食事のマナーだったり、あまりに度がすぎる行為はしっかり叱っています。

というわけで、一時的に急に食べなくなった我が子でも、時間が経って急に食べるようになりました。

なので、今は食べなくて心配、と思うかもしれませんが大丈夫です。

食べてくれるようになってくれる日はきますよ。

その子によって長くかかる子もいるかもしれないし、うちの子もまた食べなくなるときがあるかもしれません。
でも根気強く頑張っていきましょう。

そして、逆にやってはいけないのが「無理やり食べさせること」でした。

これはかえって食べなくなったり、トラウマになることもあります。

食べたがらないときは、多少食べてもらえるように誘ったりするのはいいです。

でも無理やり食べさせるのは、子供のためにもやめまておきましょう。

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子供の偏食がひどい!のまとめ

食に関することは「生きていく上で大事なこと」なので、子供の栄養面や成長を気にするのは当然のことです。

子供がなかなか食べてくれなくて悩ましかったり、イライラすることすらあるかもしれません。

それと同時に不安もあるでしょうが、しばらくしたら食べてくれるようになる、と前向きに考えて少しずつ進めていきましょうね。

お子さんが食べてくれないときでも、いつも楽しい雰囲気で食事ができるように心がけましょう。

この雰囲気って結構大事で、食欲にも影響してきますよ。

色々な工夫をするのも本当に大変ですが、お子さんがすくすく成長していけるようお互いに頑張りましょうね。