揚げ物後の油の再利用で気になる酸化を抑える方法!

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唐揚げやコロッケなどの揚げ物を作ったあとの油ってどうしてますか?

「一度使っただけではもったいないから」と、再利用しているご家庭も多いと思います。

なにげなく保存している揚げ物の後の油ですが、酸化したり悪くなったりすることはないのでしょうか?

そこでこの記事では、唐揚げで使った油の再利用について、詳しく見ていきたいと思います。

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油の再利用で気になる酸化!保存方法のポイントは?

油の再利用をするときに、やっぱり気になるのは“酸化”についてですよね。

油はどうして酸化するの?

揚げ物に使った油をなんども再利用していると、そのうち粘り気が出てきたり、加熱した際に泡が消えにくくなる場合があります。

この状態を「油が疲れている」と言います。

この油の汚れの原因が“酸化”によるものなのです。

油を保存していると、その過程で空気中の

  • 酸素
  • 金属
  • 微生物
などの作用により、少しずつ油が酸化していくのです。

そして酸化が進んで行ってしまうと、なんと油は「毒性」を示すようになってしまうんです。

酸化してしまった油は肝臓への負担が大きく、酸化コレステロールの危険性が高まるとも言われているんですね。

そうなるまえに、一度使って疲れてしまった油は迅速に処分することが大切なんですね。

一度使った油の保存方法のポイントは?

酸化してしまった油は体に良くないことがわかっていただけたと思います。

でも、そんな一度使った油を再利用する場合、きちんと正しい保存方法をおこなえば、酸化することなく再利用することが可能なんです。

そんな「正しい油の保存方法」をご紹介します。

まず必要なものは、

  • 油こし紙(コーヒーフィルタやティッシュペーパーでも代用が可能です)
  • 円錐の濾し器(すくい網でも代用可能です)
  • 保存容器(後程オススメのオイルポットをご紹介します)
この3つだけです。

そして、保存するための手順です。

①円錐型の濾し器に油こし紙をセットします。

②保存容器にろ過機をセットします。

③揚げ油を②に注ぎ込みます。

④覚めるのを待ってそのまま保存しておきましょう。

これで油の保存方法がばっちりですね!

油をこすタイミングとしては、私のオススメは料理が終わって食事をした後くらいがちょうどいいと思います。

料理をした直後だと熱すぎて、油をこすときにちょっと怖いです。

かといって、時間が経ちすぎてしまうと、脂が冷えてしまってこすときに時間がかかってしまうし、時間の経過とともにどんどん進んでいく酸化も心配です。

使った油を再利用した場合、保存期間は2~3週間、使用回数は3~4回が目安となります。

正しい手順で保存した油は、暗くて涼しい場所に保存しましょう。

また、一度でも使った油は、未使用のものと比べると傷みやすくなっています。

なるべく早く使い切るように心がけてくださいね(^^)

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油の再利用の必需品!オイルポットの選び方のポイントは?オススメ3選

唐揚げなどに使用した油の再利用にかかせないのが“オイルポット”です。

専用のオイルポットを使うことで、使い終えた油を酸化やホコリから守り、衛生的に保管することが可能となります。

その油をまた使う時にも、オイルポットから直接鍋にそそぐことが出来ますので、とっても簡単に料理に使用することができますね。

オイルポットの選び方

オイルポットを選ぶときには3つポイントをチェックしましょう。

1つ目は、ろ過方法の違いで選ぶということです。

たいていのオイルポットには「ろし機」がついていて、タイプは主に2種類にわけられます。

まず1つ目は

  • 良く揚げ物をする
  • できるだけ手軽なものがいい
の場合には、網タイプのろ過装置がオススメです。

網タイプはカートリッジやフィルターも不要なので、こまめに網のメンテナンスを忘れずに行ってくださいね(^^)

よりきれいに油を使いたい場合は、フィルター・カートリッジタイプがオススメです。

濾過制度が高めですので、再利用した際の独特の油も取り除くことが可能です。

2つ目は材質です。

オイルポットの材質は、ステンレスやホーロー、鉄などが一般的です。

それぞれの材質によって特徴が違いますので、使い方に合わせて選びましょう。

長い期間利用する場合はステンレス、見た目にこだわる方はホーロー製、手軽に使いたいならフッ素シリコンコートの鉄製がオススメです。

3つ目は、オイルポットの注ぎ口をチェックしてください。

液だれがしにくいものを選ばないと、油を使うたびに注ぎ口から垂れてくるなんてことも(><)

オススメは、きちんと注ぎ口がついているものです。

特に注ぎ口が二重になっているものは液だれしにくく使いやすいので、チェックしてみてくださいね!

おすすめのオイルポット3選!

最後に、オススメのオイルポットを3つご紹介します☆

★貝印 オイルポット
こちらは、テフロンフッ素加工がされた、とってもお手入れ簡単なオイルポットです。

注ぎ口が二重のタイプですので、液だれしにくいのもポイントです。
■「貝印 オイルポット」の詳細を見てみる

★高木金属 オイルポット
こちらはホーロー製のオイルポット。なによりこのデザインが可愛くてオススメです。

キッチンのインテリアとして、だしてあっても違和感がありませんよね(^^)
■「高木金属 オイルポット」の詳細を見てみる

★アイリスオーヤマ オイルポット
カートリッジタイプのオイルポットでなので、嫌なにおいや汚れをしっかりと取り除いてくれます。

使い終わったフィルターはそのままゴミ箱に捨ててOKですので、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントですね。
■「アイリスオーヤマ オイルポット」の詳細を見てみる

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唐揚げで使った油は再利用できる?のまとめ

唐揚げで使った油の再利用について見てきましたが。

油の再利用は、エコとして地球にやさしいのはもちろんですが、油の消費量を抑えますので、とっても経済的です!

正しい方法で保存すれば、酸化も抑えることができるので、ご紹介した方法を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。

お気に入りのオイルポットを見つけて、上手に油の再利用をしてみてくださいね。