最近は小学生になると、学校の地区やPTAなどから「防犯ブザー」が配られるところが多いですよね。
でも、そんな防犯ブザーも配られるだけで
「どんな風にして使うのか」
「どこにどうやって取り付けるのか」
なんてことは、まったく説明なんてありません。
(少なくとも私の子供の校区ではありませんでした…)
そこでこの記事では
- 小学生や幼児って防犯ブザーはどこにつけておくのがいいの?
- 子供が防犯ブザーを使うときの注意点
子供が使う防犯ブザーって何?
現代の小学生が小学校から支給されたり、親が買って持たせたりしている防犯ブザー。
防犯ブザーは5センチ程度のもので
- 楕円形の円柱型
- 星形
- キャラクターの形をしたもの
その名のとおり、「子供の身の安全を守るため」に使われるものです。
使い方としては、
「緊急時などの子供が身の危険を感じたときなどにボタンを押したり」
「紐を引くと、大きな音が出たり光ったりして、周りにいる人に異常を知らせる」
というものとなっています。
不審者などに遭遇した緊急時には、子供は焦りから声が出ない、「助けて」と自ら発信することができないことがあるので、その為に防犯ブザーを使用します。
防犯ブザーはどこにつけるのが使いやすい?
そんな防犯ブザーですが、いざというときにサッと使えなければ意味がありませんよね?
小学生が防犯ブザーを取り付けるのにおすすめの位置
防犯ブザーの使用のタイミングを考えると、取り付けるのは必ずすぐに触れる場所です。
小学生の子どもがいる方はよく目にすると思いますが、ランドセルの脇のフックにかけている子供もいますよね。
この場合だと、緊急時にすぐ防犯ブザーを手にとって押したり引いたりすることができません。
なので、おすすめなのはランドセルの腕を通す、ちょうど胸の位置あたりについているフックにつけることです。
前にあるとすぐに触ることができますので、緊急時に役立ちますよ。
幼児が防犯ブザーを取り付けるのにおすすめの位置
小学生と同様に、防犯ブザーはできるだけ「手ですぐ触れることができる位置」というのがいいですね。
幼稚園バッグなどの通園バッグやリュックでも、付けやすい場所に付けるのではなく「子供の手がすぐに届く位置」ということを意識しましょう。
また、防犯ブザーを取り付けておくことで、不審者も用心するでしょう。
ですから外から見ても目立つ場所に付けることも防犯に役立ちます。
子供が防犯ブザーを使うときの注意点
では、実際に子供に防犯ブザーを持たせるときの注意すべきポイントをご紹介していきます。
子供に防犯ブザーのことを理解させる
防犯ブザーは「子供の身を守るためのもの」です。
なので、まず注意することは「使用方法を子供に理解してもらう」ということです。
防犯ブザーを
- どういったときに使うのか
- どう操作するのか
- 操作するとどうなるのか
防犯ブザーを使ったシミュレーションも効果的
防犯ブザーについて説明して理解することができていても、いざというときにちゃんと使うことができなければ、意味がありませんよね?
なので、定期的に防犯ブザーを使った訓練をすることも必要です。
その際には、防犯ブザーを使用した場合も含め「不審者に声をかけられた場合のシミュレーション」などをしたりして訓練をすることも、効果的ですね。
防犯ブザーが使えるかどうか定期的に確認する
多くの防犯ブザーは電池式ですので
- 電池が切れていないか
- 音や光が問題なく発生するか
そして、付ける場所によっては不必要に誤作動してしまって、音や光に周りの人が慣れてしまうことがあります。
緊急時にすぐ操作でき、かつ誤作動を起こしにくい場所を確認することもポイントです。
さらに、防犯ブザーは防水対応していないものも多くあります。
その場合、防犯ブザーが雨に濡れないことも大切になってきます。
子供の身の安全を守るためのツール、正しく使って防犯に役立てましょう。
ランドセルのどこに防犯ブザーをつければいい?まとめ
小学校に入学すると、みんなが持っている防犯ブザーですが、
「まぁこんな感じかなぁ?」
とあまり深く考えずにつけている人も多いのではないでしょうか?
大切な子どものためにも、ぜひご紹介した内容を参考にして、防犯ブザーを「なんとなく」ではなく。
きちんと「意味のあるもの」として使えるようにしてくださいね。