電動自転車が風で倒れるとまさかの被害が!?台風前にしておくべき対策は?

夏は台風の季節。

台風が近づくと、家の外に置いてあるものが飛ばされないように対策しますよね。

私の場合は、

「外の立水栓にかけてあるジョウロ」
「植木鉢」
「ベランダの物干しざお」
「スリッパ」
を家の中に避難させます。

数年前までは、物干しざおは、重たいから持ち込まなくても大丈夫だろうと思っていたのですが。

ある年の台風で、風にあおられて外れてしまったことがありました。

幸い、ベランダ内に落ちただけで済んだのですが、それからは台風のたびに家の中に取り込むことにしています。

当時は台風の風の強さをなめていたので、今ではそのときのことが良い教訓になっています。

私の家の場合は、外に出ている物自体が少ないので、対策はその程度で大丈夫と思っていました。

しかし、何年か前の台風のとき、外で「ガッシャーン!」と大きな音が。

「え?!何か飛んできた?!もう外で倒れたり飛ばされるものないけど?!」と様子を確認すると、電動自転車が倒れていました。

当時は大きな自転車カバーをかけていたので、それが帆のように風を受けて倒れてしまったようです。

自転車カバーももうちょっとでどこかに飛ばされてしまうところでした。

物干しざおの一件で改心(?)したはずたったのに、それでもまだ台風の強さをなめていました。

これもまた、電動自転車は幸い無傷だったのですが、大いに反省し、その後は、強風のたびに自転車カバーは風を受けないように紐できつくしばるようにしました。

その後、家の壁面にサイクルポートを作ったので、自転車カバーは使わなくなり、以降は家に停めていて倒れたことはありません。

しかし、息子のお迎えのときに幼稚園に自転車を停めていたときに、突風で自転車がドミノ倒しになったことがあります。

電動自転車はとても重たい乗り物ですが、やはり風の強さはあなどってはいけないものです。

今後、倒れない保障はどこにもありません。

では、万が一のことを考えて、どのように対策をすればいいんでしょうか?

台風直撃!電動自転車を外に置いておく時にしておくべき対策は?

まずは、電動自転車の台風対策をいくつかご紹介します。

電動自転車の台風対策①家の中に入れる

これが一番安全な方法だと思います。

でも、電動自転車はバイク並みに大きい上にとても重たいので、玄関の中に入れることができないおうちもたくさんあると思います。

我が家の場合は、玄関の中のスペースも足りなさそうですが、その前に数段の階段があるので、玄関に持って入ることはできません。

条件の整ったおうちのみ、実行可能な方法です。

電動自転車の台風対策②あらかじめ倒して置く(注意事項あり)

電動でない自転車の場合であれば、あらかじめ倒しておく方法があります。

しかし、電動自転車はバッテリーや手元のスイッチなど、電気系統のある自転車です。

あらかじめ倒して置くと、転倒して壊れるリスクはないですが、バッテリーなどが浸水する危険があったり、重さでハンドルが曲がってしまうことも考えられます。

防水のためにサイクルカバーを飛ばないようにしっかりかけるなど、よく考えて自己責任で行ってください。

電動自転車の台風対策③サイクルストッパー

調べてみると、スペースやコストがかかってしまいますが、サイクルストッパーを使用するという方法があります。

前輪をガシッとはめて倒れないようにするアレです。

でも、「明日台風が来そう!」なんていうときにすぐできる対策ではありませんね;

お庭に手を加えるタイミングなどで検討しても良いかもしれません。

電動自転車の台風対策④フェンスや柱に固定する

ロープなどを使って、フェンスや柱に固定する方法があります。

このとき、できれば浸水防止のためにサイクルカバーをしっかりと飛ばされないようにかけておくと良いと思います。

ただ、フェンスなどに固定したときに、あまりにも強い風であればフェンスにも被害が出てしまうことがあります。

こちらも、自己責任で行うようにしてください。

電動自転車の台風対策⑤狭い空間に置く

おうちの周りに、家と壁の隙間などの狭い空間はありますか?

もしあれば、置きにくいかもしれませんがその隙間にすぽっとおさめてしまうのも一つだと思います。

あなたのおうちで実行できそうな対策方法はあったでしょうか?


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電動自転車の台風対策!バッテリーは濡れると壊れる?!

電動自転車のバッテリーは、通常の雨であれば壊れることはないそうです。

手元のスイッチも同じように、普段は気にすることはありません。

でも、台風のような大雨であれば、バッテリーや手元のスイッチの内部に水が入って壊れてしまうことがあるようです。

電動自転車の生活防水は、自転車がきちんと直立している状態を想定されています。

もし、強風で自転車が倒れてしまった後に大量の雨に降られたり、水につかってしまうことがあったとすれば、故障することも多いに考えられます。

そうなれば、修理費用はとても高額(数万円)になってしまいます。

できる限り、濡れないようにしましょう。

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電動自転車の台風対策!のまとめ

電動自転車の台風対策について見てきましたが、最後にポイントをまとめておきますね。

  • 電動自転車は生活防水ですが、それは直立した状態での普通の雨の場合です。
  • 台風で転倒した状態で大雨が降ると、バッテリーや手元のスイッチが水没して故障してしまうことがあります。
  • 「家の中に入れる」「あらかじめ倒しておく(水がかからないように万全に対策をしてください)」「サイクルストッパー」「フェンスや柱に固定する」「狭い空間におさめる」などの対策方法があります。
  • 電気系統が故障した場合の修理費用は数万円かかることがあります。
大切な、生活の一部でもある電動自転車が、台風で壊れてしまうことのないように、しっかりと「今できる対策」をしていきましょね!